ゆめの日記『原因に見える人は原因じゃない』

チャッピーと昨日の話の続き

① 人は「単純な原因」を探す

本当の出来事って大体こう。

結果 = A + B + C + D + 環境 + 偶然

でも人の脳は複雑なのが苦手だから

結果 = あの人

にまとめてしまう。

だから
• クラスが荒れてる → あの子のせい
• チームが負けた → あの人のせい
• 職場がギスギス → 新人のせい

みたいになる。

本当は構造問題なのに、人物問題に変換される。

② 集団は「弱い人」を原因にする

ここがかなり重要。

集団には暗黙のルールがある。

一番安全な人を責任者にする。

安全というのは
• 反撃しない
• 立場が弱い
• 人気がない
• 孤立している

こういう人。

だから責任はこう流れる。

強い人 → 責められない
普通の人 → 面倒
弱い人 → この人のせいにしよう

これが スケープゴート構造。

③ 本当の原因は「関係の設計」

例えば体育のチーム。

表面

負けた

のび太が遅い

でも構造で見ると

・チーム分けがランダム
・作戦なし
・助け合いなし
・ジャイアンが怒鳴る
・雰囲気悪い

つまり問題は

チームの設計。

でもそれを考えるより

「のび太のせい」

の方が楽。

④ こうすると「本当の原因」が隠れる

誰かを原因にするとこうなる。

問題 → 人

本来は

問題 → 構造

例えば学校なら
• 教師の管理
• クラス文化
• 役割分担

こういうところ。

でもそれを変えるのは大変。

だから

一人に背負わせる。

⑤ さらに怖いことが起きる

一人に原因を押し付けると

その人は
• 自信を失う
• 萎縮する
• ミス増える

結果

ほらやっぱり原因だ!

になる。

これを心理学では

自己成就予言と言う。

⑥ 実は社会でもよくある

この構造は学校だけじゃない。

例えば

会社
→ 新人が空気壊した

地域
→ 移民が問題

家族
→ あの子が問題児

でも深く見ると
• 文化
• ルール
• 権力関係

の問題だったりする。

⑦ だから見抜く人はこう考える

頭いい人はこう見る。

「この人が原因」じゃなくて

「この人が原因にされている理由は何?」

を見る。

例えば
• なぜこの人だけ責められる?
• なぜ他の人のミスは無視?
• 誰が得してる?

ここを見る。

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