自分の気持ちを理解し、表現すること

これからお話をする前に、ぜひ自分の胸に手を当てて聞いてみてください。

 

みなさんは自分の「気持ち」をどのように扱っていますか?

抑えていますか?表現していますか?

(色んな考え方があると思いますが、回答の前提として、心(自分)の中に留めていることは抑えているとします。)

 

今だったら私は自信を持って「表現しているよ」と答えますが、過去(数か月前)だったら「・・・」と答えていたでしょう。モールス信号ではないです(笑)

 

過去の私はなぜ自信を持って「表現している」と回答しなかったのか

私の中では、頭の中で「いやだ」「つらい」などと言ったネガティブな感情はあってもそれを表現することはありませんでした。

理由は大きく3つ。

1つ目は「思考の仕方が感情の表現に適していなかった」から。

過去のコラムを読まれた方はお気づきだと思いますが、私はバリバリの理系家系で家族も私自身も(流石に場所や場面は考えますが)理論に基づいて話を進めていくことが多いです。なので、ネガティブな感情を持っても

「これが原因だからこうしよう」

「私はそう思っているだろうけど、実際は違うんだろうな」

と自身の気持ちを塞いで(抑えて)頭の中で社会や現実とのギャップを埋めようとしていました。

2つ目は「表現がへたくそだった、あるいは今までの表現の仕方が自分に合わなかった」から。

科学的なデータに基づいて説明をするなら私は言葉の発達が遅かったです。なんなら会話をしていると父から「文章がめちゃくちゃ」つまり、「成り立ってない」と怒られたくらい。しかし、四捨五入して20年の間でだいぶ言葉の矯正をしたので、現在は普通に会話できるようになりました。(ちなみに、会話中に「文章がめちゃくちゃ」ということを言われたのは中学生の頃でした…。)

最後、3つ目は「周りに受け止める(向き合ってくれる)人がいなかった」から。

小さいころは自分が『違う』と思っても、家族からは「いいや、そう思うのは違うんじゃない?」と『違う』のおうむ返しがあったり、こればかりは私も悪かったなとは思いますが友達に「あの人のアレが嫌なんだよね」と言えば「もう聞きたくない」と言われ最終的には陰口を言われる存在になったり。少しずつ、「あ、私は人に自分の気持ちを言っちゃいけないんだ」という考えに変わっていきました。実は、今は自己表現ができているとはいえその機会が増えただけで、未だ頼っていいんだよと言われても頼れずに自己解決して潰れていく癖があります。なので、信頼している友達や周りの大人には「元気のようでも生存確認お願いね」と言っています。

表現できるようになった経緯

自己表現できなかった私がどうやって気持ちを表現できるようになったのか。

きっかけは自己理解ノートをつくったことでした。それまでは、数か月に1度心療内科へ行き、担当医や心理士の方に自分の頭の中にあるものをとにかく吐き出していました。じゃあ自分でそれを理解しているかと言われればそうではありません。気持ちを潰していた私は自分が何者なのかもわからなかったし、どういう人間なのかもわからなかった。「私」をAIに言わせてみれば、「ただ必死に静かに生きている」感じらしい。ちょっと嫌だけど納得して確かにそうだなとは思いました。

私の自己理解ノート

これまでにノートにいろんなことを書いてきました。振り返ってみると、汚い字で「怖い」とか「楽しい」とか「○○したい」とかネガティブなこともポジティブなことも何も構わず思ったこと、考えたことを殴り書いていました。たまに罫線を無視していたり、1ページに1文書いて終わっていたり。一日に見開き3ページも書いていたり、鉛筆、シャーペン、ボールペン、時には色もついてたり。日記ではないので、毎日書かなくたっていい。今でもそれは続けています。

文字から口(音声)へ

私のアカデミックな脳にさせてみれば文字にできたならそれを読むこと、つまり口に出すことはできんじゃないの?精神だったので、いざ実践。流石に家族にそれをすることはできないので、心療内科でやってみました。そしたら、ちゃんと言えたんです。「いやだ」って言葉が。別に、書いたものをそのまま先生に見せたっていいのですが、というかそのつもりだったのですが、間髪入れずに「最近はどうですか?」と聞かれたのでもう口で話さざるを得ない。でもその環境が良かったんだと思います。いくら文字から口(音声)にするのは簡単だと思っても、自分の感情ですからかなり時間はかかりました。

表現の仕方は様々

私は「生き物は生まれながらにして想い(感情)がある」と思っています。

  • アツアツのやかんに手を当てたら「熱い」
  • 勉強や仕事、運動したら「疲れた」
  • 風邪をひいて「きつい」「吐きそう」
  • テレビや漫画を見て「おもしろい」
  • できなかったことができるようになって「うれしい」

などなど、皆さんも日頃、流しているだけで色んな想い(感情)があるのではないかと思います。では、その「想い(感情)」どうやって人に伝えますか?

  • 口(音)
  • 文字(タイピングして?実際に書いて?単語カードを並べて?)
  • 手話
  • 点字
  • 作品(絵や立体的な工作など)
  • 動き(ココトモに訪れたり動き回ってみたり)
  • 態度
  • 料理

私の考えるだけでこんなにありました。

他にもあるかもしれませんが、一度皆さんの頭の中にある想いを表現してみませんか?きっとまとまらない考えも目や音など自分が感じ取れる五感を使って表してみると客観的に見えてくるものが出てくるかもしれません。(口で相手に伝えて「あなたがそれを聞いたら何と答える?」とおうむ返ししてもらってもOK)そして、そこで分かったことや表現して感じたことを自分の信頼できる人やココトモに伝えてみませんか?交換日記やこのコラムのコメントで呟いてみてもいいと思います。少なくともここにはあなたの気持ちを受け止めて共感してくれる方がいます。ぜひ自分の気持ちを抑えず何らかの形で表現してみてください。

おわりに

今回も長々お話してしまいました…。カウントしてみると2600字以上。多すぎー!

というかちゃんと伝わっているかもわからない(笑)

今回は「自分の気持ちを表現すること」についてお話ししました。自分の気持ちを理解して表現することで心の重りが少しでも軽くなるといいなと思います。

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