ユキの日記『終日、自室で独学で金融の勉強は勘弁。』
visibility12 edit2026.04.01
こんばんは、ユキです。
たまたま、夫の虫の居所が悪かったのでしょう。
「なんでユキは、会計学専攻で、財務諸表の分析もできるのに、金融の勉強をしないんだ! 易しい言葉で書いてある本も、自宅に有るのに!」
私「・・・知ってる? 同級生は、全日制高校を良い子で過ごして、成績も上位になり、指定校推薦をもらった人ばかり。私のヤングケアラーとは無縁。
かたや私は、全日制高校を中退して、1年遅れで、定時制高校を卒業見込み」
受験した学校の面接で
「私は、ここの学校の求める人材に合っております。もし入学できたら、こんな勉強をし、勉学の知識を生かして、社会のこういう分野に貢献できる社会人になりたいです。
だから、この分野の勉強に集中できる、御校に入学させてください」
そんな感じのことを語りました。
もちろん、定時制高校と全日制高校の学力レベルは、天と地ほど違います(あくまで個人的主観です)。
なんとまあ・・・奇跡的に合格。
入試課の職員が、数字を打ち間違えたのかと思いました。
しかし、私の武器は、日商簿記3級・英検2級・体力お化けしかない。
私が高2~3年の時、担任に、
「あんな北朝鮮な家に居たくないから、高卒したら、住み込みか寮のある会社で働いて、脱北するから」と言い放ちました。
両親「高卒で働くなんて、みっともな〇! 大学ぐらい行きなさい!」
結局、合格して、関東に逃亡したは良いものの・・・
親が負担してくれたのは、学生寮の費用だけ。
学費やスマホ代、食事代は、奨学金と、私の夜勤バイトで、まかなう日々。
大学の空き時間は、ひっそりとした小部屋にある、長いソファで仮眠してました。
「自分で学費だ何だら払ってるなら、いつ辞めたって構わないよね」。
・・・定時制高校の友人たちの声が、次々と思い出されました。
「自衛隊で、お金貯めて、退職金も頂いて、20代のうちに大学行って、好きな勉強するんだ」
「いま妊娠しちゃったから、来年3月でギリギリ卒業証書もらって、いつか大好きな化学の勉強をしたい」
「高卒資格が取れたら、すぐ働いて、シングルマザーで苦労してるお母さんを助けて、下の子の兄弟の夢を叶えてあげたい」
・・・辞めるわけにはいかない。
私は、定時制高校の同級生の夢を背負って、東京に来たんだ。
ここで辞めたら、同窓会で、会わせる顔が無い。
そんなわけで、1人だけポンコツで、周りの学生よりも3倍くらい食らいついて、
教授に「そんなことも知らないの?」という顔をされながらも、単位を取りました。
そんな必死こいた大学生活を送って、なんとか卒業して、ようやく金融から離れられました。
・・・で。
また夫に「金融の勉強をしなさい」。
もうね、会計学は勉強するけれど、金融の勉強は、アレルギーなのよ。
勉強しなきゃいけない、と分かっているけれど、
お金のことより、子供や、高齢者や、人間相手の方が、今は心地良い。
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