新潟メンタルクリニック

star主な特徴

  1. 治療方針ー穏やかな薬物療法

    当クリニックでは穏やかな薬物療法を行い、症状の軽減をめざします。薬の服用に抵抗のある方の場合は、無理に服用していただくということはせず、まず経過を見ます。その上であらためて服用の要否を判断します。
    軽症の方の場合は薬なしでも症状が軽減することがあります。
    薬を服用していただく場合も、危険な副作用が現れないようにすることが第一であるため、初めからいきなり強い薬を使うということはせず、まず作用の弱い薬を使い、それで不十分な場合薬を増やしたり強い薬に切り替えたりします。主な使用薬剤は抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬、気分安定薬、非定型抗精神病薬などです。極力安全性を考えた薬剤の選択をいたします。
    精神疾患は治療経過が長い疾患が多いので、長期間に渡って治療継続していく必要があるため、薬の量は必要最小限にとどめます。また、なるべく薬をやめられるように治療を行います。
    ジェネリック医薬品が使用可能な薬剤は、全てジェネリック医薬品を処方いたします。
    カウンセリングが必要な方で当クリニックでは対応が難しい場合は、信頼できる機関に紹介いたします。
    心理検査については、当クリニックの検査では不十分な場合や、実施できない心理検査が必要な場合は、適当な機関に紹介いたします。

  2. 休職や入院が必要な場合もご安心ください

    〔自宅療養〕
    どの疾患でもある程度以上症状が悪化した場合、仕事を休んで自宅療養をしなければならなくなることがあります。疾患や症状の程度により期間は様々です。最短では1〜2週間で、長いときは年単位になることもあります。
    自宅療養の最初のうちは安静にして回復を促し、復帰が近づいた段階では活動性を上げたり体力作りをしたりして復帰に備えます。
    リワークや試し勤務を行うこともあります。リワークが必要な場合はリワークができる機関に紹介いたします。自宅療養の最中に受診先を変える場合には、治療の一貫性を保ち診断書等の文書の作成をスムーズに行うために紹介状が必ず必要です。

    〔入院治療〕
    通院治療が難しい場合は入院が必要になります。薬の服用ができない場合、十分な食事が取れない場合、死にたい気持ちが強くなってしまった場合などです。
    入院先は通常は心療内科ではなく精神科の入院病床です。入院が可能な医療機関を責任を持って紹介します。

  3. 安心・快適な空間

    当クリニックでは、患者さんに安心してご来院・診療いただける快適な環境を心掛けています。また、プライバシーに配慮し、患者さんの直接のお名前ではなく、受付でお渡しする番号札の番号でお呼びします。
    クリニック内のご案内

    〔受付・案内窓口〕
    受付スタッフが笑顔でお迎えします。患者さんに寄り添った対応を心がけ、安心してお話ししていただける窓口として、精一杯努めさせていただきます。何かありましたら気軽にお声かけください。

    〔待合室〕
    入口からは中が見えにくくしてプライバシーを守れるように配慮しています。
    また、空間は白とグリーンを基調に穏やかな気持ちでゆっくり寛げるようになっています。

    〔診察室〕
    診察室はクリニック内の奥に配置し、声が漏れにくいようにしています。安心してお話ししていただけるように、丁寧にお聞きするように心がけています。

    〔カウンセリングルーム〕
    相談援助が必要な場合、公認心理師、精神保健福祉士が個室で面談できるようになっています。心理検査を行う場合もあります。

event_note診療時間

時間
9:00-13:00
15:00-18:00
土曜日は9:00-12:00及び13:00-15:00。祝日は月曜日を除いて診療。

location_on住所・アクセス

住所 〒950-091
新潟市中央区米山1-24
新潟駅南センタービル1F
アクセス・行き方 JR新潟駅南口より徒歩2分

school院長紹介

院長:熊谷 敬一

現代はストレス社会であると良く耳にすると思います。
良質で適度なストレスは人間に有効と言えます。ただそのストレスが本人にとって良くない時、そして一つ二つと重なってきた時に注意が必要と考えます。
何をストレスと感じるかは人それぞれですが、自分の生き方を自分らしく生きられない時に、そして自分の存在意義が脅かされた時に、ストレスを感じ辛さを感じるのではないでしょうか。
職場内では人間関係や環境の変化にて、家庭内では夫婦関係、親子関係、育児、不登校などの問題があり、その為の家庭内、職場内での孤独感を感じやすく、これに過重労働問題、経済的問題、離職リストラ、恋愛問題、離婚、健康問題、単身生活での孤立、介護、死別などが加わり、将来への不安、心配など悩みをいくつも同時に抱えながら生活をされている方が大多数だと思います。
本来、一人ひとりの人間が周囲の人とお互いに信頼関係がしっかりと結べていれば、多くの問題、悩みを抱えていても乗り切る事ができ、精神状態は安定し前向きに物事を解決して行けると思います。
しかし、そこに揺らぎが生じやすいのが現代の社会なのかもしれません。時代の変化とも考えられます。
ストレスを感じ辛くなってしまった時に、心療内科である当クリニックを受診してみてください。心療内科の治療は、一人の人間が一人の人間と信頼関係を結び治療を行っていくものです。細分化され病気しか見ないと言われて久しい医療とは違い、その人の背景、本質に迫り、その人の人生そのものと向き合いながら治療を行います。
適切な生活習慣指導、休息療養、必要最低限な薬物治療等も含めて治療を提案させて頂きます。皆様の人生の健康を取り戻すべく治療に当たりたいと考えております。
皆様の人生における、もう一つの居場所となり、こころの拠り所となるクリニックを目指します。

経歴

元新潟市民病院精神科部長、緩和ケアチーム専任精神科医
1984年、新潟大学医学部医学科卒業
医学博士 (新潟大学)
厚生労働省精神保健指定医
日本医師会認定産業医
日本精神神経学会精神科専門医
日本総合病院精神医学会一般病院連携精神医学専門医(精神科リエゾン専門医)/指導医/評議員
日本緩和医療学会会員

home基本情報

施設名 新潟メンタルクリニック
診療科目
  • 心療内科
対応疾患
  • うつ病
  • 双極性障害(躁うつ病)
  • 統合失調症
  • 適応障害
  • 強迫性障害
  • パニック障害・不安障害
  • 発達障害
アピール
  • 土曜診療
  • 祝日診療
  • 完全予約制
  • カウンセリング
  • 駅徒歩5分圏内
  • 駐車場有
  • エレベーター有
電話番号 025-255-1556
住所 〒950-091
新潟市中央区米山1-24
新潟駅南センタービル1F
HP https://www.niigata-mc.org/
ブログ 無し
SNS 無し

questionよくある質問

  • 治療費は処方の有無と年齢や各種公費制度の有無により異なります。初診時はおおむね700〜3,300円、再診時は400〜2,500円と幅があります。

  • 初診時には最低30分程度、2回目以降の受診のときは5〜10分程度である場合が多いです。時間的に余裕のある時間帯ではもっと時間をお取りすることも可能です。診察が長引くなどのことにより予定の診察時間よりも遅れてしまうことがありますので、時間には余裕を持っていらっしゃっていただければと思います。

  • 特別な事情がある場合にはご家族様だけでいらっしゃっていただくこともあります。受付に電話で問い合わせてください。

  • 患者さんご本人の同意があれば、診察に同席していただくことは可能です。
    特別にご相談なさりたいことがある場合はあらかじめその旨受付にお知らせください。ある程度時間がかかると予想される場合は十分な時間が取れる時間帯に予約を変更することも可能です。

  • その方にとって必要な診察時間を十分に確保するために予約制にしています。

  • 疾患の種類にもよりますが、継続的な治療を行わないと効果が不十分であることが多いので、お仕事をお持ちの方は土曜日等その方のお仕事のお休みの日に受診していただき、極力通院を継続することをお勧めいたします。

  • 当クリニックは精神疾患を中心に診療しており、適応障害、不安症(パニック症、広場恐怖症、社交不安症など)、強迫症、うつ病、双極性障害、統合失調症が主な疾患です。発達障害はパーソナリティ障害の方も受診される場合があります。

  • 自宅療養の期間にもよりますが、前半は安静に休息して症状を改善させることが大事です。後半になってある程度症状が改善した段階では、規則的な生活に戻したり、体力を回復させたり、以前していたことにまた取り組んだりして復帰を目指してゆきます。ご家族様には患者様が焦らないでゆっくり根気よく療養できるための理解と協力が必要です。

  • 最も大きな違いは重症度の違いです。何らかのストレスが原因でうつ病よりも軽い症状が現れた場合に適応障害と診断されます。原因となってるストレスがなくなれば症状も軽快します。しかし、ストレス自体がなかなか解消しなかったり、長期慢性的に継続するようなものであった場合はそれに応じて症状も持続します。そのため長期間治療を行わなければならないこともあります。

  • 分の落ち込みや憂うつな気分は、うつ病ではない方でもどなたにでも現れることがあります。最も大きな違いは症状の重症度です。気分の落ち込みや憂うつな気分がほとんど毎日1日中続くことが2週間以上ある場合は、うつ病である恐れが高いので受診をお勧めします。それより軽症でも自覚的苦痛が強いときは治療を受けたほうがいい場合があります。

  • うつ病は比較的再発しやすい疾患といえます。症状が改善した直後は薬を減らしたりやめたりすることで再発することがありますので、十分な期間服用してからゆっくりと薬を減らしてゆきます。長期的にはストレスがかかると再発の危険を高めますので、なるべくストレスを軽減できればいいと思います。ストレスを軽減させる対処法を身に着けることは有用です。受け止め方や考え方を切り替えてゆくことも必要です。

  • 一般的には会社と健康保険機関は別組織ですので受診したことが会社に知られることはありません。しかし、健康保険組合が会社の一部門になっているような特殊な場合は知られてしまうことがあるかもしれません。

keyboard_arrow_up