松浜病院
主な特徴
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医療相談室のご紹介
当院には精神保健福祉士(ケースワーカー)がおり、患者様やご家族からの相談をお受けしております。さまざまな心配事や悩みごとについて共に考えお手伝いいたします。
《ご相談内容》
医療費に関すること:自立支援医療という制度があります。精神科外来(薬代含)の自己負担が1割となる制度です。
職場復帰支援に関すること:当院にはうつ病の方などを対象としたリワークプログラム(職場復帰支援)があります。
福祉制度に関すること:精神保健福祉手帳や障害年金等の紹介をしています。
この他にも、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。個人情報は守られますのでご安心ください。ご相談は無料です。
《お問い合わせ》
松浜病院 医療相談室
TEL:025-259-3241(代表)
相談時間:9:00~17:00(月~金)
※来院の場合は医事課受付へお申し出下さい。
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外来作業療法のご案内
外来作業療法とは、自宅や他施設から通いながら利用いただける作業療法です。活動内容は院内の作業療法と同じで、創作活動・日常生活活動・レクリエーション・機能トレーニングなどを通じて心身のリハビリテーションを行います。
詳細は「外来作業療法について」でご紹介しています。 -
カウンセリングのご案内
臨床心理士によるカウンセリングを月曜日~金曜日の9:00~17:00まで行なっております。
患者さまの抱えている悩みや問題を解決に向けてサポートいたします。
ご希望の方は、精神科医の診察時にご相談ください
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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8:50-11:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
初診者受付は11:00まで |
住所・アクセス
住所 |
〒950-3121 新潟市北区松浜町3396 |
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アクセス・行き方 | 電車:JR白新線新崎駅から4.7㎞ バス:松浜・太郎代浜線、新潟市役所前発「新潟医療福祉大学」「太郎代浜」行きにて「松浜病院前」下車 車:北陸道豊栄スマートICより車約15分、新々バイパス濁川ICを下り大正橋脇交番の手前を右折し直進480m |
院長紹介
院長:小熊 隆夫
松浜病院は昭和33年に創立し、以来半世紀以上に亘り東新潟及び阿賀北地域の精神医療に貢献してまいりました。
精神科を含め医療を取り巻く環境は大きく変化しております。入院中心の医療から早期の在宅・社会復帰を目指すという流れの中で、当院も地域との連携をさらに深めるとともに、医師や看護師をはじめとする様々な職種によるチーム医療を通じて、より一層質の高い医療の提供に努めていく所存でございます。
基本情報
施設名 | 松浜病院 |
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診療科目 |
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対応疾患 |
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アピール |
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電話番号 | 025-259-3241 |
住所 |
〒950-3121 新潟市北区松浜町3396 |
HP | https://matsuhama-hp.or.jp/ |
ブログ | 無し |
SNS | 無し |
よくある質問
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カウンセリングを希望される方は、まず外来で医師の診察を受けていただき、医師と相談の上、カウンセリングを行うかどうか決まります。
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精神科初診の方は事前予約が必要です。医事課または医療相談室にお問い合わせください。外来受付時間は月曜から金曜の午前8時50分~11時30分 です。
※初めて当院に来院される方の受付は午前11時までとなっております。
TEL:025-259-3241(代表)
医事課または医療相談室 -
状が良くなれば、様子を見ながら徐々に薬を減らしていくことも可能です。ご自分だけの判断で調節したり、やめたりせずに、医師の指示通りにきちんと服用し、きちんと服薬した上での自分の状態を正確に伝え、治療していきましょう。
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のみ忘れたことに気がついた時点で、1回分だけ服用してください。決して2回分まとめて服用してはいけません。しかし、次の服用時間が近い場合には、次回の服用を遅らせてください。
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かかりつけ病院がある場合はまずかかりつけ病院を受診して下さい。万一かかりつけ病院で対応できない場合に限り、精神科救急当番病院を利用することができます。
当番病院の案内テレホンサービス
休日昼間 TEL:025-227-5399
夜間(午後5時以降) TEL:025-280-0111 -
ソーシャルスキル(社会生活技能)とは自分の気持ちや考えをうまく人に伝える能力のことです。もう少し詳しく言えば、生活技能は下記の三つに分けられます。
1.場面や相手の言葉を正確に理解する「受信技能」
2.受け止めた情報を自分の中で処理して問題を解決するための選択肢を考え、解決策を考える「処理技能」
3.相手に、いつ、どのような言葉で、どう伝えるかという「送信技能」
コミュニケーションがうまく行なわれるためには、これらの三つの技能を上手に使えることが必要になります。
SSTでは、うまく行動できたりできなかったりする原因を追究するのでなく、人づき合いやコミュニケーションを技能(スキル)としてとらえ、今ある技能を生かし、不足な技能を伸ばすための技能練習を行ないます。
SSTはもともとは、精神障害を持つ人に限らず、対人関係が苦手で引きこもりがちな人など、対人関係やコミュニケーションを良くしたいと希望する幅広い人に用いられてきました。わが国ではデイケアや入院施設で、慢性の精神障害を持つ人々を対象に普及してきましたが、最近では地域の作業所や生活支援センターなどの社会復帰施設で用いられることが増えました。
松浜病院では、作業療法士・看護師・精神保健福祉士等の多職種で、外来および入院患者様対象でおこなっています。 -
職員は、在職中はもとより退職後も仕事で知りえた情報は決して外部に漏らさないという規則を遵守します。
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うつ病については下記をご覧ください。
○うつ病とは?
うつ病とは、憂うつな気分や意欲のでない状態が、長い期間回復せず、生活に支障をきたす病気です。
○どんな症状ですか?
大きく分けると、気分の障害と、身体症状に分けられます。
Ⅰ.気分の障害 ゆううつだ/集中できない/やる気がでない/何にも興味がなくなった/何でも自分が悪いと思ってしまう
Ⅱ.身体症状 不眠/食欲不振/だるい/頭が痛い/頭が重い/便秘
○原因は何ですか?
今のところ脳の中のアミンという神経伝達する物質が、うまく働かなくて起こると考えられています。
○治療法は?
うつ病の治療の基本は休養と薬物療法です。うつ病とは、いわばこころ(脳)のエネルギーが低下した状態なので、休養することでエネルギーを充電し、薬物療法を行えば、回復する病気です。薬物療法には以下のものがあります。
(ア)三環系抗うつ薬(アナフラニール、トリプタノール、トラフニールなど)
(イ)四環系抗うつ薬(ルジオミール、テトラミドなど)
(ウ)SSRI(選択的セロトニン再取りこみ阻害剤)/ルボックス、パキシル
(エ)SNRI(セロトニン、ノルアドレナリン再取りこみ阻害剤)/トレドミン (オ)その他(ドグマチールなど)
※(ア)は効果も強いですが副作用も強く、最近では(ウ)(エ)の薬物を使うことが多くなってきています。
○最後に
うつ病は早めに治療すれば、治りやすい病気です。専門のお医者さんに気軽に相談して下さい。