公益財団法人復康会 鷹岡病院
edit最終更新日:2023.02.27
主な特徴
-
最適な医療の提供
鷹岡病院は静岡県の富士・富士宮地区の精神科病院として地域に根差した医療を行っています。
精神科救急病棟、認知症疾患医療センターを運営し、"必要な人に、必要な時に、最適な医療の提供″ができるよう心がけています。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
受付時間:午前8:30~午後5:00(日・祝祭日はお休みです) ※当院は完全予約制となっております。初診の方は電話で予約をお取りの上、ご来院ください。 |
住所・アクセス
住所 |
〒419-020 静岡県富士市天間1585 |
---|
院長紹介

院長:髙木 啓
鷹岡病院のホームページを訪ねていただき、ありがとうございます。
私どもが治療にあたる精神の病気には、気分障害(うつ病、躁うつ病)、不安障害、パニック障害、適応障害、統合失調症、摂食障害、発達障害、認知症等々、さまざまな病気があります。
我が国では1998年に自殺者が3万人を超え、以降、3万人(交通事故死の6倍)を越える状況がずっと続いています。自殺した人の大多数が生前何らかの精神疾患に罹っていたとのデータがあります。
また我が国では、65歳以上の高齢者が年々増加の一途をたどり、1950年には国民の20人に1人の割合であったのが、現在では4人に1人が高齢者となっています。2055年には、2.5人に1人が高齢者になると推計されています。それにつれて認知症を発症する人も激増しています。認知症高齢者は2005年の時点で169万人で、2025年には323万人に倍増すると推測されています。
精神疾患も、糖尿病や高血圧症といった身体疾患と同様に、早期発見・早期治療が非常に重要です。認知症も然りです。
鷹岡病院では“必要な人に、必要な時に、適切な医療の提供”をモットーに、精神科医療に取り組んでいます。
富士圏域の精神科救急の基幹病院として、1年365日、日・祝日の終日及び平日夜間の救急を担当し、早期治療を実践しています。2009年には全国でもまだ数少ない精神科救急入院料病棟(いわゆるスーパー救急病棟)の認可を取得しています。
また当院では、早くから認知症をはじめとする老年期の精神疾患に取り組んできており、徘徊、妄想といった、自宅や施設で対応困難な人を速やかに受け入れ、集中的な治療とリハビリテーションを実施し、短期に症状の改善を図る努力をしています。
2013年には認知症疾患医療センター(地域型)の指定を受けています。
当院には、スーパー救急病棟と精神科療養病棟があります。病棟機能を最大限に活かし、精神科外来、訪問看護、デイケアの機能の充実を図り、専門的精神科医療を提供することを目指しています。
「開かれた選ばれる医療機関」として職員一同、日々、元気よく奮闘しています。
まずはご相談を。
基本情報
施設名 | 公益財団法人復康会 鷹岡病院 |
---|---|
診療科目 |
|
対応疾患 |
|
アピール |
|
電話番号 | 0545713370 |
住所 |
〒419-020 静岡県富士市天間1585 |
HP | https://www.fukkou-kai.jp/takaoka/index.html |
ブログ | 無し |
SNS | 無し |
よくある質問
-
当院では脳波検査、頭部CT検査、心理検査、血液検査、レントゲン、尿検査、心電図検査を行います。
ある種の代謝内分泌疾患や頭蓋内疾患に罹患すると精神症状を呈することもあり、これらの疾患が疑われれば血液検査や頭部CT検査を実施します。 また向精神薬を使用するにあたって、代謝排泄に重要な肝機能や腎機能の評価をする目的で血液検査を実施することがあります。
向精神薬の種類によっては糖尿病や不整脈等の副作用がまれに起こるので定期的に血液検査や心電図検査を実施する必要があります。 また精神疾患に加えてもともと身体疾患を合併されている方にも必要に応じて血液検査、レントゲン、尿検査、心電図検査を実施します。 精神科特有の検査として脳波検査、心理検査があります。
脳波検査では、てんかんと診断されている方、もしくは症状からてんかんが疑われる場合に実施します。
意識障害の有無やその他脳疾患の評価にも有用です。睡眠時に異常波形が出現する事が多いので、入眠して頂くために検査実施前に睡眠薬を内服して頂く事もあります。 心理検査には種々の検査があり、知能検査や文章の続きを描いてもらったり、絵を描いてもらったりする検査があります。
インクの染みのような模様を見てもらい、どのように見えるか答えてもらう検査もあります。
これらの心理検査を組み合わせて実施することで、個々人の性格特性や人格上の偏り、欲求や心理的葛藤の有無、態度や適性等を評価し、精神療法や臨床心理的援助を行う上での参考とします。 また認知症が疑われる方には記憶力の検査を実施することもあります。 -
精神科の薬は、精神状態を楽にしてくれます。神経に作用して、あせり、不安などを少なくし、考え方にも柔軟性をもたらせてくれます。性格や、人間性を変えるものではありません。
-
精神科でも補助的に漢方薬を使うことはあります。
女性の更年期や生理前などの精神不安や身体症状に対して、または認知症の方の不安、興奮や易怒性(いどせい)に使ったりすることがあります。
また、便秘、風邪、アレルギー性鼻炎等の症状がある方にも、それぞれに応じた漢方薬を出すことがあります。いずれも保険適用されます。 -
当院は保険医療機関ですので健康保険は使えます。受診される際は保険証を忘れずにお持ち下さい。
-
できます。ただし治療の安全性・継続性のために、現在通院している精神科からの紹介状をお持ち下さい。紹介状をお持ちできない場合にはご相談に応じます。
-
家族・職場に知られずに受診することは可能です。ただ病気の治療は短期間で済むことばかりではなく、継続した受診が必要になることもあります。継続した治療を続けるためには家族・職場の理解や協力が必要になってくることもあります。
-
相談は直接来て頂いての面談でも、電話でも、どちらも可能です。面談をご希望の場合は事前に面談の予約を入れて下さい。また費用はどちらもかかりません。
-
日常生活の中で困っている事を相談して下さい。必要に応じて受診の予約を取ったり、専門の機関をご紹介します。
-
面会(お見舞い)は原則として、ご家族のみとさせて頂いております。
-
精神科の病気には身体の病気と同様色々なものがあります。
その病気の違いにより治るもの、良くなるが再発防止のために長期間治療が必要になるものがあります。 例えば、治るものの一例として不幸事に遭遇した場合の反応性のストレス障害やうつ状態が上げられます。
人によって治療期間に差はありますが、安静休養と対症療法的な薬物治療により大部分の方は治療終結が可能です。 治療が長期的に必要ななものとしては、ウィルスや細菌感染によって、また脳梗塞や脳出血等によって脳神経細胞へ直接損傷を生じ、そのために脳機能に障害が出たもの(器質性精神障害)があります。
あるいは統合失調症や躁うつ病のように脳機能自体に脆弱性があり、薬で症状は改善するが、良くなってからも再発防止のために治療継続が必要なものがあります。 自分が何の病気であるのかを患者さま自身が把握し、何の治療が自分に必要なのかを理解しておくことが大切です。