医療法人社団 辰五会 ふれあい南伊豆ホスピタル

star主な特徴

1. ご家族も視野に入れた精神科医療

   精神科における医療は、ご本人の治療のみならず患者様を抱えるご家族の悩みなども含まれていると考えております。 広く心に悩みを持つ患者様に対応しつつ、ご家族も視野に入れた精神科医療の一端を担っていきたいと考えております。 これらに加え、温暖で風光明媚な自然環境をも治療に取り組み、職員の熱意と努力によってふれあいグループの「人を尊び、命を尊び、個を敬愛す」の基本理念を実践し、「脳と心の安らぎと癒し」の空間を創造していきたいと考えています。

2. 環境等から診断や治療を

   医師の診察前に相談員（精神保健福祉士）がお伺いする問診です。発症までの経緯、生い立ち、学歴、 職歴、ご家族状況等をお伺いします。予診が終わり次第、医師の診察です。症状だけでなく、環境等から 診断や治療をすすめていきます。ご理解・ご協力をお願い致します。

3. 精神科デイケアの導入

   精神科の通院治療を受けている方が日中病院に通い、グループや個人での活動を通じてリハビリテーションを行う、外来治療のひとつです。
   対象年齢は20代からで「人付き合いが苦手で家に閉じこもってしまう」「何かしたいけれど、きっかけがつかめない」「働く自信がない」という方等が、社会復帰のための準備を行うところです。
   
   介護保険ではなく、病院にかかる時と同じ健康保険の適用となります。 対象は２０代からで、精神科外来へ通院されている方となります。 他院へ通院されている方も、通所が可能です。
   
   外来通院されていて、障害者自立支援医療を利用している方は昼食も含めて６６０円です。

4. 認知症に対する作業療法

   認知症の方がその人らしく暮らせるように（＝パーソン センタード ケア）という考えのもとに日々リハビリテーションを行っています。
   
   認知症の方への基本的な関わり方は「ほめる、認める」です。笑顔を引き出せる関わりを心掛けましょう。ほめられたり、認められることで認知症方の笑顔を引き出し、行動心理症状を軽減させます。「怒る・しかる」などの不快な刺激は行動心理症状を悪化させてしまいます。
   
   認知症の方が大声を出していたり、徘徊している状態をみて、作業療法士は「なぜ、この人はこう行動するのか？」を考えます。
   
   本人なりの理由を考えて、治療目標を設定し、「介護上の問題点」、「本人にとっての問題点」といった課題を抽出してアプローチしていきます。

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questionよくある質問

• Ｑ．どのような事を聞かれるのでしょうか？

  精神症状について
  ・発症～現在までの経過
  ・周囲の方が感じる症状や問題行動 等
  
  ご本人様自身が困っている症状やご家族の意向など
  ・治療に対するご本人様の意向
  ・症のきっかけになり得ることなど
  ・治療に対するご家族様の意向（皆様でお考えになった結果）
  
  ご本人自身の生活歴、置かれている環境について
  ・出生時や幼少期のこと
  ・学歴や学生時代の印象的なこと
  ・職歴とお仕事の内容 等
  
  （必要時）ご家族やご家庭について
  ・幼少期から現在までのご家庭の環境（生活の様子や経済的状況等）
  
  身体について
  ・現在治療している病気と症状
  ・服薬しているお薬
  ・既往歴
  ・アレルギー
  
  精神症状について
  ・発症～現在までの経過
  ・周囲の方が感じる症状や問題行動 等