国府台病院

star主な特徴

  1. 心療内科のご紹介

    心療内科では、臨床各科の身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的ストレスが関与しており、一般的な治療では治りにくくなっているケース(心身症)を主に診ています。たとえば、頭痛、斜頚、書痙、本能性高血圧、消化性潰瘍、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、慢性疼痛、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、糖尿病、肥満、自律神経失調症、更年期障害、摂食障害などです。心療内科では以下のような治療を行っています。
    ストレッサーを明らかにしてその対処法の指示と学習
    健康の維持・増進を可能にする生活習慣や行動様式の習得
    日常のストレス状態からの解放をはかるリラックス法の習得
    家族や職場の人々の理解と支援が得られるように援助
    これらの治療を可能にするために、各種集団療法、自律訓練法、行動療法、バイオフィードバック法、交流分析療法、家族療法、芸術療法などを組み合わせて用います。心身症は臨床各科で診られるので、各科と連携をとりながら治療を行っています。

    *不安症、パニック発作、睡眠障害、解離性同一性障害、PTSD、うつ病は精神疾患の範疇に入ります。これらの疾患が患者様の中心的な病態となっている場合は、それらの専門である精神科での治療をお願いすることがあります。
    当科は摂食障害患者の入院治療に力をいれております。ただし、一般内科病棟への入院となりますので、自殺念慮や、自傷行為などのいわゆる行動化が表面化している場合は、状況に応じて精神科病院へご紹介させていただきます。

  2. 児童精神科のご紹介(完全予約制・対象は中学生まで)

    当院児童精神科は、昭和23年に開設され長い歴史を持つ、幼児から中学生までのお子さんの心の疾患に対する精神科の特殊部門です。

    児童精神科は外来部門と、45床の専用病床(精神科開放病棟)を持つ入院部門から成り立っており、さらに入院児童を対象とする市川市立小中学校の院内学級が病棟近くに併設されています。 主な治療対象は、不安障害、うつ病、摂食障害、注意欠陥/多動症(ADHD)、自閉スペクトラム症、強迫性障害、転換性障害、解離性障害、心的外傷後ストレス障害、児童期の統合失調症などです。最近は様々な疾患を背景に不登校となり、ひきこもっている児童、摂食障害、発達障害の児童の受診が目立っています。

    児童精神科における治療は、外来治療が中心ですが、ひきこもりが長期に及んだ小中学生や、症状が深刻化して家庭生活が困難になった児童などでは、必要ならば入院治療を導入し、精神医学的専門治療に加え、院内学級と協力した家庭復帰・学校復帰のための援助にあたります。特に社会参加の経験を増やしていくことを目的とした活動的集団療法(遠足やキャンプなど)に力を入れて運営しております。

    〔初診について〕
    翌月の初診予約を、第一週水曜日10時から12時の間に電話にて受け付けます。
    代表番号 047-372-3501
    (児童精神科初診予約とお伝えください。その他の番号では予約はお取りできません。)

    ・当科は完全予約制、原則紹介制です。
    ・対象は中学生までです。
    ・医療機関からの紹介がない場合は別途7,700円がかかります。
    ・翌月の初診予約を電話にて受け付けます。
    ・申し込みは保護者の方からのみ受け付けます。
    ・予約が埋まり次第終了になります。
    ・全国的に児童精神科が少なく電話が大変混み合い、つながりづらくなっております。 迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。
    ・就学前の幼児も受け付けますが、当科では療育を行なっておりません。療育等をご希望の際は、まず市区町村の発達センターにご相談ください。
    ・家族相談(ご本人が診察に来られない)は保険外診療(自費診療)になります。

  3. 精神科のご紹介

    総合的な精神科診療を目指しており、特色としては24時間体制の精神科救急診療、ACT(包括型地域生活支援プログラム)や地域生活支援事業所などとの連携による地域医療、および身体疾患と精神疾患を合併した患者さんを身体科の医師と共同して診療していることが挙げられます。

    千葉県精神科救急医療システムの基幹病院に指定されており、千葉県精神科救急情報センターからの夜間・休日の診療依頼についても対応しています。入院治療については、精神科救急病棟を有しており、医師、看護師、ソーシャルワーカーなどが集中的に関わり、早期に退院できるように治療と援助を行っています。また、統合失調症の患者さんの心理教育、睡眠障害の専門診療(日本睡眠学会認定医療機関)、新規の向精神薬の治験にも力を入れています。今後とも地域医療に貢献できるよう、頑張って参りますので、よろしくお願いいたします。

location_on住所・アクセス

住所 〒272-516
千葉県市川市国府台1丁目7−1
アクセス・行き方 (交通機関)」
・JR常磐線松戸駅から京成バス市川行15分、国府台病院下車
・北総鉄道矢切駅から徒歩18分、または京成バス市川駅行5分、国府台病院下車
・JR総武線市川駅から京成バス松戸駅行または松戸営業所行15分、国府台病院下車
・京成電鉄京成国府台駅から徒歩20分、または京成バス松戸駅行または松戸営業所行5分、国府台病院下車
(車)
市川北ICから10分
※三郷・川口方面からの出口のみのためご注意ください

school院長紹介

院長:青柳 信嘉

国府台病院は明治初期の教導団兵学寮病室に礎石の端を発し、いくつかの変遷を経て平成20年4月に国立国際医療センターに組織編入されました。その後の法改正に伴い平成27年4月から国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院と名称変更し今日に至っております。国立国際医療研究センター(NCGM)は本邦に6つある国立高度専門医療研究センターの1つであり、国立研究開発法人として最大限の研究開発成果の達成というミッションを課せられております。私ども国府台病院はNCGMに所属する総合診療機能を有する病院の1つとして、通常の診療と同時にこのミッションの遂行も求められています。当院の敷地内には肝炎・免疫研究センターが併設されており、NCGMの重要な使命の1つである感染症研究の一環としてウイルス性肝炎の研究を行っております。同研究センターは数々の高い研究実績を有しており、ウイルス性肝炎の診療で世界のトップランナーとしての地位を確立しております。そして、その研究成果を臨床の場で最先端の肝炎診療として皆様に還元させていただいております。これは私ども国府台病院の基本方針の1つである診療と研究を統合した医療の実践の好事例であると考えております。

 当院は総合病院として36の診療科を標榜し、各診療科が有機的に連携協力してシームレスで質の高い総合診療を提供してまいりました。また、昨年度は日本医療機能評価機構の審査を受け、病院機能評価:一般病院2の認定を取得することができました。当院のこれまでの診療への真摯な取り組み姿勢が、中立的・公正な第3者機関からも評価されたものと考えております。今後は地域医療支援病院として病診連携、病病連携のさらなる拡充にも努め、この地域の健康福祉の増進に向けて職員一同が一丸となって取り組んでまいる所存であります。

 国府台病院の目指すゴールは、患者さんを中心にしたチーム医療を高い水準で実現することです。すべての診療科において各専門医と病院スタッフが相互に有機的に連携して、患者さんを第一に考えた良質で安全な医療を提供するようこれからも努めてまいりますので、今後とも引き続き皆様方のご支援ならびにご理解のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

home基本情報

施設名 国府台病院
診療科目
  • 心療内科
  • 精神科
  • 児童思春期精神科
アピール
  • 完全予約制
  • 駐車場有
  • クレジットカード決済
電話番号 0473723501
住所 〒272-516
千葉県市川市国府台1丁目7−1
HP https://www.ncgmkohnodai.go.jp/index.html
ブログ 無し
SNS 無し
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