医療法人社団まごころ会 町田まごころクリニック
edit最終更新日:2023.03.26
主な特徴
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改善へのさまざまなアプローチ、生活改善と環境調整
治療にあたってはさまざまアプローチを心がけています。精神疾患にはいろいろな側面があり、いろいろな見地から働きかけることが治療上有益だからです。薬物療法のほか、診察では、言葉の力を活用した治療法、森田療法、瞑想などのさまざまな治療方法を取り入れており、さらにデイケアやカウンセリングもご利用できます。患者さんのそれぞれのご状況や症状などを踏まえ、患者さんに合った方法をご提案しています。
精神疾患の治療は、患者さんの生活を改善したり、環境を調整したりすることで回復の助けとなります。具体的には、栄養バランスの整った食事や適度な運動、規則正しい生活を心がけたり、人付き合いや就業環境を変化させることも検討します。
患者さんがより楽になるためにはどうすれば良いかを常に最優先で考え、患者さんのほか、ご家族にもアドバイスします。 -
多職種のスタッフ体制、複数の意欲的な医師による診療体制
当院には9名の医師をはじめとして、カウンセラー、臨床心理士、作業療法士、看護師、精神保健福祉士、事務員といったさまざまな職種のスタッフが総勢45名在籍しています。スタッフ一同、患者さんを手厚くサポートいたします。
当院には男性医師と女性医師が共に勤務しています。スタッフは皆、薬物療法のみに偏らず、幅広い視点から改善を試みるという当院の診療モットーを十分に理解しております。 -
薬は必要最小限に抑えて処方
当院では患者さんと十分に話し合い、なるべく薬の量を減らすように取り組んでいます。
患者さんの症状や状態によっては薬を減らすことができる
精神疾患は一般的に、具合の悪い急性期と状態が安定している維持期に分けられます。急性期には多くの薬が必要になることがある一方、維持期には薬を減らすことができます。
長期にわたる服用を必要とする薬がある一方、維持期までの短期間の服用で済む薬、薬の副作用が収まれば飲まずに済む薬など、患者さんの症状や状態によって減らすことのできる薬もあります。
また、患者さんが不安や落ち込みなどとうまく付き合えるようになることで、それらの症状を抑えるための薬を減らしたり、中止したりすることもできます。
もちろん、急に減らしたり止めたりするのは具合を悪くする可能性があるため危険です。
そのため、当院ではその時々の患者さんの状態に応じて、必要な薬を見極めながら処方しています。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:30~12:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
14:00~18:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
休診:第二・第四日曜日及び祝日 日曜:17:00まで |
住所・アクセス
住所 |
〒194-0022 東京都町田市森野2-8-15 AWA渋谷ビル1F |
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アクセス・行き方 | 小田急線町田駅/ JR線町田駅 徒歩10分 バス停「町田市役所 市民ホール前」徒歩2分 駐車場12台完備 |
院長紹介

院長:鹿島 直之
町田まごころクリニック院長の鹿島 直之と申します。
現代の日本ではうつ病の増加や自殺が問題となっています。特に日本の自殺者数は先進国の中でも群を抜いているといえます。その一方で、自殺やうつ病の問題に向かいあう精神医療といえば、薬の大量投与や、薬物療法に偏った治療が社会問題化しているのです。
私は大学を卒業後、もちろん薬物療法も学びましたが、それ以外に患者様を適切に言葉で元気づける方法や、日本独自のカウンセリングである森田療法、瞑想などを学んでいます。薬物療法もとても有意義ですが、それ以外の治療法も重要で、患者様をいろいろな視点から治療することは不可欠だと感じています。
薬物療法の歴史はたかだか60年程度、現代精神医学そのものの歴史も150年程度に過ぎません。当然のことですが、歴史をひもといてみれば、人間はそれよりはるかに前からいろいろなことで悩み苦しんでいました。しかし、精神医学がない時代に、人間はそれに頼らずとも精神的な問題を乗り越え、生き抜いてきたのです。
たしかに、精神医学は人間の精神的な不調を、精神的な「病」ととらえ、原因を分類して研究や治療の方法をある程度確立しました。とくに、うつ病や統合失調症、てんかんといった以前であれば治療で不可能であった病に対して、精神医学の薬物療法は福音をもたらしたといえます。しかし、人間のあらゆる悩みに対して薬物療法が万能というわけではもちろんありません。
薬物療法以外の治療法としては、森田療法などの患者さんとの言葉のやりとりによる治療法であるカウンセリングも有効ですが、精神的な問題を乗り越える方法は古来よりいろいろな方法がありました。たとえば、落ち込んだ人を言葉で元気づけること、いろいろな心の葛藤を和らげるために瞑想を行うこと、これらの方法は精神医学よりはるかに歴史が古く、現在にあってその有効性は見直されてきています。
精神医学は確かに日進月歩で、その可能性は計り知れないものがあります。私も医師として精神医学による薬物療法、脳画像検査などの進歩の恩恵にあずかっているし、その進歩を日々学び続けなければならないと感じています。しかし、この精神という神秘を前に、古代からの人々の叡知や患者様自身が持っておられる御知恵にも同時に耳を傾ける必要があるとも思っています。
精神医学を熟知しつつも、その限界をわきまえ、皆さまとともに、悩みの解決をいろいろな視点から探り当てていきたいと念願しております。
経歴
1995年 東京慈恵会医科大学卒業
1995年 国立精神・神経医療研究センター武蔵病院で研修
1997年 東京慈恵会医科大学附属病院本院精神科 勤務
1998年 東京慈恵会医科大学附属第三病院精神科 勤務
1999年 横手興生病院 勤務
2002年 東京慈恵会医科大学附属第三病院精神科 勤務
2006年 町田市民病院精神科 勤務(医長)
2007年 成城大学非常勤講師 兼務
2009年 平川病院 勤務
2011年 町田まごころクリニックを開業
2022年 日本大学心理学科非常勤講師 兼務
基本情報
施設名 | 医療法人社団まごころ会 町田まごころクリニック |
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診療科目 |
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対応疾患 |
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アピール |
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電話番号 | 0428517824 |
メールアドレス | info@magokoro-clinic.info |
住所 |
〒194-0022 東京都町田市森野2-8-15 AWA渋谷ビル1F |
HP | https://www.magokoro-clinic.info/ |
ブログ | http://blog.livedoor.jp/magokoroclinic/ |
SNS | 無し |