ケレケレの日記『灰色のエンジェルラダー』
visibility368 edit2023.10.16
灰色のエンジェルラダーを見た
エンジェルラダーを見た時が前兆だよと言われていた
実際に観たエンジェルラダーは灰色だった
どうなのだろうかと思いながらも期待して
そしてその夜
夢を見た
それは即興劇だった
劇の参加者の振りをしながら
少し遠巻きに他の人の演技を観察をしていた
途中、他の観察者に出会う
彼のノートには自分とは違う視点で人を大きく褒めて書いてあった
自分のノートはあまり書いていなかった
演技している人の良い所を探しては書き連ねた
そうこうしていると演技に巻き込まれた
でも上手く役者を演じられない
言葉も上手くわからずに何処かズレながら
周りの人達の雰囲気に何となく合わせていった
でもしたくないものはしたくないと断った
すると別の部屋に案内された
場面が変わる
プールで事件が起こった
それを目の前で目撃して
女性の嘘を指摘した
そして裁判が始まった
女性の手に導かれて高い場所にある裁判員の席に座る
切り立った崖の段差に出来た席
席は高く
座る場所はお尻がはみ出てしまうくらいに狭く
今にも滑り落ちそうだった
落ちたら怪我をしてしまいそうだ
眼下には劇に参加している大勢の人達が集まっていた
良く分からない言葉で裁判が始まる
何か分からない言葉
雰囲気だけ察して何となく合わせながら
どうやったら席から降りられるのかを考えていた
落下してしまいそうな席で動くことすら不安を感じていると
右隣の裁判官の男性に定型動作で良いのだと言われた
でもそれは心が無いと思った
不安定な状態でぎこちなく動いて何となく話を合わせる
ふと遠くに
老人と幼い少女が手を繋ぎ
背を向けながら林道を歩いている姿が見えた
あそこの方が良いなと思った
裁判は進む
被告席に立つ女性
自分の番が来た時に何を言うのかを考えた
もう無罪で終わらせよう
そんなことを言ったら皆はどう思うのだろうか
演劇をぶち壊してしまうのであれば興醒めだろうか
でも話を合わせるにしても周りに何となく合わせているだけ
そんなので果たして良いのだろうか
被告の女性は辛そうにも見えた
左隣の裁判官の女性
手を握ってここに座らせた女性の番が終わった
もう自分の番がくる
何をするのか決めないといけない
そして目が覚めた
今日できたこと♪
お寝坊したけどいつもの海岸掃除をしてきました
読んでくれた人へのメッセージ
心は決まっていても過程をどうするかは別
辿り着く場所が同じでも過程次第では気持ちは真逆にもなる
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