すずらんの日記『祖父母との思い出【Part4】』
visibility131 edit2023.08.16
あっという間にお盆も今日で終わりなのですね。 何だか早いです。
早速明日からお仕事の方も多いのではないでしょうか…?(今日からだ、という方もいらっしゃるかもしれませんが…。)
暑い中お疲れさまです。 まだまだ厳しい暑さは続くみたいですので、無理せずにお過ごしくださいね。
…挨拶はこの辺にして。 「祖父母との思い出Part4」を綴っていきたいと思います。
祖母も祖父も亡くなってしまった。 手を握っても握り返してくれることはないし、
ましてや肉体がなくなったから私にも2度と会いに来ることはない。
そう思っていたのですが…、2人は最期、私に会いに来てくれました。
祖父の葬儀を日中に控えていた真夜中のこと。バタン!という大きな音で目が覚めました。物音の正体はタンスだったのですが、私はその時眠っていたので、何かしら部屋のものを使った記憶がありません。
身体は眠気を訴えてはいましたが、目だけは覚めていたので…、ほぼ直観的に「あの物音の正体は祖父かもしれない」と思いました。
とはいっても、時刻は午前2時。 「草木も眠る丑三つ時」です。
祖父が私のことをおどかしにくる訳がない、と頭ではわかってはいたのですが…、
時間も時間だったので、怖くて仕方ありませんでした。
その時、誰かが階段をあがってくる音が聞こえたのです。
家には親戚も泊まりに来てはいましたが、特段上にあがってくるような用事もなかったので…、 一体誰なのだろうかと疑問に思っていました。
足音は私の部屋の前でぱたりと止まり、若い女性の声で私の名前を呼びました。
すると…、あれほどバタバタとなっていた物音がパタリと止んだのです。
物音がパタリと止まってしまった様子を見て、「物音の正体は祖父、そして階段をあがってくる音の正体は祖母だ」という疑惑が確信へと変わりました。
物音が止んだ後の2人の様子は、正直に言うと覚えていません。
多分夫婦2人にしか通じない話をしていたのだと思います。
翌朝、というよりお昼ですが…。 棺の中で眠っている祖父を見ました。
最愛の祖母と再会することができたのが本当に嬉しかったのだと思います。心做しか口元が綻んでいるように見えました。
穏やかな顔で眠っている祖父の様子を見て、私もやっと涙を抑えることができたのでした。
…真夜中の不思議な体験により、(霊感があるという訳でもないのに、何故2人の声等を聞くことができたのかを考えていたので)孫である私は一睡もできずに、
葬儀直前まで親戚の家で仮眠をとらせてもらいましたが、それもいい思い出となったのでした。
これで、お盆特別編「祖父母との思い出」は完結です。
今年で祖母を亡くしてから10年も経つ、ということを思い出したので、交換日記の中で「祖父母との思い出」として綴らせていただきました。
もう少し心の動きを取り入れるべきだった、とか。祖父の出番が祖母と比べて少なくなってしまい申し訳ない、とか。 表現の仕方がまだまだ甘い。等々……
改善点はたくさん見つかりましたが、とりあえずは無事に最後まで書くことができてほっとしています。
読んでくださった方、リアクションをしてくださった方、コメントをしてくださった方。
本当にありがとうございました!
今日よかったこと♪
・今日もココトモで日記を書いた!
読んでくれた人へのメッセージ
今日も読んでくださってありがとうございます♪
明日がみなさんにとって素敵な1日となりますように✨
(まだお昼ですが…。)
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