メロの日記『分からないけどピンとくる』

分かったとか、分からないとかそういうことではなくて、何となくピンとくるものがある。

そういう感じ。

そういう感じを大切にして僕は今までやってきたように思う。

だから、分かってはいるんだけどという言い訳を持たずに今までこれたように思う。だから、分かろうとすることや分からないということを置き去りにしながら今までこれたように思う。

でも、同じようなところで同じような生活を続けていると、ついつい考え方が固定されていき、自分でも気づかないうちに分かったつもりになってくる。そうして、その何となくピンとくる感じもパターン化してしまう感じになる。ピンときたとしても、その感覚の捉え方が固定化されてくるようになる。

今日、ある人とやり取りをすることがあった。やりとりの終わりに、その人が「何か少しピンときました」と伝えてくれた。

僕はその返事を受けた時、心に風が吹き込んでくる感じになった。

その風が僕の心の中の余計なものをサーっと吹き払っていってくれたように思えた。

自分でも意識できずになかなか手が届かなかった部分があって、そこにいろいろなものがこびりついていたのだろう。

この人と関わりを持ててよかったなと思った。助けられたなと思った。

今日の一番の思い出。それはそのように気持ちが新たになったこと。そしてそれは初心を思い出せたこと。関われてよかった。嬉しかった。ありがたかった。

今日は、昨日コンビニで買ったスパゲッティがまだ冷蔵庫にあるから、それを食べようと思っています。そして、貝のやつもあるんだけど、それは昨日食べかけてやっぱりやめたやつ。昨日食べようとした時に、なぜか今じゃない感があったからまた冷蔵庫に戻したやつ。

そして今日、食べようと思って、端っこの方をちょっと空けてレンジでチンしようと思ったのだけれども、何故かそうしてはいけないような気持になり、何でかなぁ?と思って、しばらくそのパックを眺めて過ごした。

しばらくたって、その理由を理解した。ああ、これレンジでチンするやつじゃない。いつも似たようなパックのやつをレンチンしていたから、これはそうするやつっていう固定観念が働いていたようだ。

恐ろしや固定観念。そして、よく気づいてくれた。こういう時って、自分で気づいた気がしないよね。自分でも何で気づいたのか分からない。分からないけど、分からないなりに正解に手を伸ばす力は持っている。人間ってそういうところ、あるよねぇ。

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