ちーの日記『親のギャンブル。』
visibility319 edit2024.01.31
おはようございます。
夢の中でガチャガチャ引いたら、どう収納されてたのか原寸大の黒田官兵衛の兜(茶碗乗ってるやつ)が入ってて母に迷惑がられる(父は他界後な設定)という夢を見ました🤣
最近はめっきりガチャも引かないし、グッズでも『ランダム』となってる物はメルカリに出品されるのを待つ私です。
ギャンブル的な事しないのは、両親の背中を見て育ってきたから。
うちの両親はギャンブル、特に競馬が大好きな人たちでした。結婚前に競馬場デートしてる写真が残ってます。50年前です。母が憮然とした表情で写ってるので、外れたんでしょう。父曰く母は「年に1回当たる」程度の的中率。父はちょいちょい当たる人。
小学生の頃は日曜になるとよく錦糸町に連れていかれました。今ではちょっと考えられないかもですが、父は私に千円札一枚渡して「これあげるから丸井の一階で遊んでな」と言って場外馬券売り場に行くのです。
その千円札で私はリボンやハンカチを買って父の迎えを待ってました。馬券が当たればその足で駅ビルのおもちゃ屋さんでファミコンソフト買ってもらってました。お馬さん有難う🤣
浅草の花やしきで一人で遊んで待ってたこともありました笑
その後父は中山競馬場や渋谷WINSで警備員をしてた時期もありました(Wワークどころかトリプルワーク)。
母は赤マジック片手に競馬新聞を難しい顔で睨んでました。競馬新聞を踏もうものなら張り倒されました。『アヤ(傷というかケチというか)が付く』と。
「お前を産んでから競馬が当たらなくなった。競馬は大人の趣味だから子供がいると当たらない」なんて言いがかりもつけられました。
これじゃギャンブルなんてやる気にならないよ子供は。
亡くなる直前の父はちょいちょい家を抜け出しては中山競馬場まで歩いていこうとして行方不明に。入浴介助の人に競馬のコツを語って「師匠」と呼ばれご満悦。
両親共に看取った医者が著書に父の事を書いてくださったのですが、その医師に父は「命なんかより競馬の方が大事だ」と語ったそう。
命より大切なものを見つけられた人生は素敵ですがそれが競馬かよ。
父の棺にはお気に入りの馬の刺繡の入った帽子(激ダサ)とマークシート用紙なんかを入れましたっけ。
父はまぁ当てるので、倒れる直前は私が渡した千円を三千円くらいに増やして食材を買ってきたりしました。
「馬に育てられた」(パークマンサー)のか❓私は🤣
母は馬券買いに行ったその足で『当たったつもり』で食材(刺身とか)買い込んで後で「一万円(よこせ)」と私に言うので(専業主婦で収入ないのに)、医者に相談したら「絶対貸しちゃダメ!」と言われました。ドクターストップ笑 ちょいちょい恨み言言われましたよ。「あたしの兄妹にお前の事言ってやる」「赤っ恥かかせてやる」とか。親戚は私の味方でしたけどね笑
そんな環境で育てばガチャとかランダムとか手を出しませんよ。反面教師です。占いについてはまた今度。1万円はそれ以上でも以下でもなく1万円なんです。
二人ともパチンコやらなかったのはまだよかったかな(母は「うるさいから嫌」と言ってた)。競馬は開催日決まってるけどパチンコは毎日開いてるからねぇ。でも近所のパチ屋結構つぶれてる。斜陽か。
暇な勤務中に時給×勤務時間×今月〇日出勤した~と電卓叩いて(にんまり)。
それでいいんです幸せなんです。
今日よかったこと♪
朝は寒いね~。寝汗冷えて冷たかったけどよく動いた! 偉い。
今日ちょっと久々に包丁握る決意。まな板洗った(そこから)。頑張れ❣
あんな親でも親は親。ちゃんと感謝もしてます。仏壇にチーン。
読んでくれた人へのメッセージ
読んでくださり有難うございました。
趣味とか推し活とかは奨励します私は。心の拠り所を見つけられたのならそれはすごく素敵なこと。
でもそれで周囲の人を傷つけたり巻き込んだりしないように、節度は守りたいところです。
生活に差し障りのない程度に。
上手くいかなかったからって八つ当たりはダメ絶対です。ギャンブルに限らず。
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