ちーの日記『作り手の想い』
visibility294 edit2024.02.22
TVで「めちゃコミックは大量無料」というCMを観るたびにモヤる。モヤってばかりだな。もうTV観るのやめろって感じですが。
数年前、当時TwitterでフォロワーさんがCMについてこう呟いていました。
「あまり無料を強調されると、自分の仕事にお金を払う価値がないと言われているような気になる」
そう、そのフォロワーさんはプロの漫画家さんなのです。
無料で漫画が読めるのは読者にとって大変有難い。私自身、買おうかどうか迷ってた漫画をネットで『無料立ち読み』して、『買うほどじゃないな』となった漫画も多数…。
でも描いてる方にとっては打撃ですよね。
打撃って、金銭的な面より心理的な面が大きいと思います。
中には創作集団だったりプロダクション制にしてる漫画家さんもいますが、マンガに限らず創作作品って作り手個人の中から生まれる物。よく『自分の子供みたいなもの』とおっしゃる方がいますが、生みの苦しみも伴う愛おしいものだと思うのです。
先日作品のドラマ化に関する悲しい出来事があったのを思い出される方もいらっしゃるでしょう。
自分自身の感情や経験を削り出すように作品を生み出す作家さん多いです。
苦しいんならやめれば、って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、描かずにいられないんです。食事をしたら排泄するように、インプットしたことをアウトプットしなければ済まないのです(私は去年アウトプット過多だ、たまにはインプットしなさいと言われた)。業が深い。
私みたいな同人レベルの人間は、見てもらえるだけで満足です。お金払ってでも見てもらいたい。この想いを見てもらって、あわよくば『いいね』してもらいたい。
(冗談と思われそうだが)ジャイ子が漫画を描いてるのを見て『漫画って自分で描けるんだ‼』と衝撃を受けて自由帳に漫画を描き始めたのがそもそもの始まり。
中学生の時に同人誌即売会の存在を知り、そこで同い年の子が本を出してるのを見て、真似したのが同人活動の始まり。茨城に住んでた彼女は一人本を作り東京まで親に内緒で即売会に出ていた(大概家族に内緒で活動するもんだが、それを『必殺仕事人』になぞらえて『隠密同人』という隠語があった)。初めて作った本は彼女にあげた。
もう随分と長い間『気持ちを右手に込める』活動をしています。
漫画はなんとなく暇つぶしに読む人が多いと思います。そういうもんです。娯楽です。
でもその向こう側に、苦悩しながら自分の気持ちを表現したいと紙に、PCに向かってる人たちがいることを、ちょっと思うのもいいかなと思うのです。
さて、これを投稿したら今朝も朝活。クリップスタジオ(漫画制作ソフト)を起動するのさ。
今日よかったこと♪
2時頃中途覚醒。夢も見た。コンディションあんま良くない。でも動いてる。着替えた。偉い。偉過ぎる。寒いね。暖かくして過ごそうね。明日は柱稽古3回目🤣 楽しんでこようね。その為の今日だ。通過点だ。
読んでくれた人へのメッセージ
昨日結局体調不良を医者に話したら、「症状の割に熱が低いのは自律神経の発作ですね。健康な人でもこの寒暖差じゃなるんで、ゆっくり休んでください」と言われました。
この言葉、そっくりそのままあなたに贈ります。ゆっくり休んでください。休めるならば。休めない方も、なるべくパワーを控えめに。温かいもの飲んで~🍵
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