ないっちの日記『おつかれやま』
visibility75 edit2024.03.10
見ず知らずの人に道を聞かれたりおしゃべりすることが多い気がするけど、
きょうはほんとうに新記録だと思う。
見ず知らずの人と予定にない登山をした。
こんなことになるとは想像してなかった。
先週は外に一歩も出る気になれなくてこころが泥沼だったから、きょうこそはと外に出たら、
いつのまにか植物園に行き、なんとなく散策路を歩き、うっかり登山ルートに入ってしまい、どこまでいく気なのかと休憩しつつ自問自答しているところに、
ステキなご年配スリーアミーゴス現る。
「ヤマドリ見なかったかい?」
「いや見てないですね(なんそれ)」
「この辺に出るんだけどねえ」
↓
(面白そうだからしばしついてってみる)
↓
(先が長そうなのでついてくのやめようかと立ち止まる)
↓
「おーいお姉さん、これから〇〇山(この先1時間弱)まで行くけど、興味あるならついといで」
「えっ、でもわたし飲み物も食べ物も持ってないし体がもつか」
「おれのお茶とカップ麺あげるから大丈夫。山頂で野鳥に会えるよ。」
「えっ」
↓
↓
↓
祝 山頂
めちゃくちゃ天気がよくて空が青くて、遠い山並みがはっきり見えて、白い馬酔木が頭上に咲いてて、野鳥がすぐ近くを飛び回って、ごはんとおやつを分けていただいてすごくおいしくて、
言い表せないくらいほんとうにしあわせだった。
植物園行きのバスに乗る前に母からのメールに気付いて、別にどうという内容でもないのに苦しくなった。
登山したのは半分やけっぱちだったかもしれないけど、ついていってよかった。
自分の身を守るために自分を犠牲にしてひとに尽くそうとしてきたけれど、
自分が満ち足りてはじめてしあわせを分けられるものなのかなと、
スリーアミーゴスを見てあらためて思った。
その後アミーゴスには家の近くまで車で送っていただき、もうほんとうに感謝のしようがないくらい感謝…😭
いつかまた会えたら、ぜったい恩返ししよう。そんでもってわたしもあのひとたちみたいになりたいな、と思った。
今日よかったこと♪
よく登った(筋肉痛が怖い)
読んでくれた人へのメッセージ
読んでくれてありがとうございました。
タイトルは山頂に着いたひとにアミーゴスがかけていた言葉。あったかい。
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