ちーの日記『『101回目の呪い』』

 知らない人には『散々暗い日記投稿しといて何だ今日のタイトル』と思われそうですが、これはゴールデンボンバーの曲のタイトルです。ある音ゲーのテーマ曲になっていて知ったので、他にもご存じの方がいるかもしれません。

 金爆と聞いて想像するような、明るい馬鹿げた歌詞じゃないです(いや他の曲も歌詞は結構切実なんだけど)。

 この曲がここ数日ずっと頭の中をぐるぐる流れていました。

 『わかんないどうすりゃいいなんか だけどどうしても放って置けない』
 『死のうとした過去を棚に上げこの世の生きる価値どう伝えればいい』

 これ実体験なのかなぁ。だったらいいなぁと思っています。

 笑顔で無責任に「頑張れ」とか「明日はいい事ある」とか「未来は明るい」とか「前に進もう」とか歌う人たちが心底嫌いです。カラオケで歌われて部屋を飛び出したこともあります。
 音楽でも漫画でも自分の身を削るようにして作られた作品が好きです。血反吐吐くように作られた作品。作者の『生』が感じられる作品。だから私の本棚は太宰とか中也とか薄暗いんだよ。

 曲は『生きろよと何度でも言ってやる この呪い君を救え』で締めます。
 好きでもない相手から寄せられる好意は呪い以外のなんでもないです。ましてや辛くて苦しくて命を絶ちたい時の『生きろ』なんて拷問です。それを、この曲は知ってる。

 昨日、精神科の通院日でした。医師は「どうする事も出来ない」とはっきり仰いました。「休むと長引くから普段通りの生活を心がけて」そして薬も変わる事なく。

 夕方は泌尿器科で検査。去年の暮れ、腎臓に良性の腫瘍が見つかっていたので。
 エコー検査にすごく時間がかかって、私は、ちょっと期待をしていました。もう、この人生終えられるかもしれない。
 でも医師は「9㎜。変わってないからほっといて大丈夫だね。半年ごとに経過見ていこうか。次9月に来て」
 9月。自分が生きてることが想像できなかった。いや、した。『暑いんだろうな』と思った。長いな。9月。

 友に鬼滅の、なぜかアオイちゃんと珠世さんについて説明する夢を見て、今日も起きました。ネイルを直して、メイクもした。心の中で『ちくしょう』と思いつつ。頭の中はまだ『101回目の呪い』が流れる。

 『たまに見せた醜い心を僕は美しく思う』

 音楽は劇薬だから。そこに救いを求めて、逆に落ちることもある。
 『100通目の手紙が来たら儚い君が消えてしまいそうで 思わず僕は声をあげた 君が気付くように』

 生きる意味なんて自分で答えを出している。でも生きるのが無理なときもある。そんな自分と付き合っていかなきゃいけないんだ。うんざりするけど、結局そういう事なんだ。

star今日できたこと♪

昨日は医者のはしごお疲れ様。思いつきで洗濯もしたね。絵も描いた。届いた本が読みかけだから、出発までパラパラ見ようか。
かなり厄介者な自分と付き合おうとしてる。それだけで偉いよ。貧乏くじ引いちゃったみたいだけど、仕方ない。少しずつ理解していこう。和解しよう。折り合いつけていこう。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

お読みくださり有難うございます。
昨日はTVをほとんど見ず過ごしました。つけてもイライラするだけだろうから。上に書いたような事の合間にうまくリラックスできたかなと思うのです。
今日は仕事なので嫌でも刺激に触れることになりますが、自分をしっかり持ってどうにかやり過ごそうと思います。心の瓦礫の中で。

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