結城の日記『はじまりの詩』

神が、7日で世界を作ったのなら、私は、6日目で作るのやめる。

そのかわり、残りの1日を作れるものを用意し、それに全てを託そう。

神が作った世界であっても、1日あれば全ては壊せる。

そんな世界でも、私は愛そう。

私は、はじまりの鐘を鳴らさない。

なぜなら、君が君自身の永遠を生きるのなら、君が君自身で、鳴らすことが、君のはじまりだから。

さぁ、君の魂よ。私に語りかけたまえ。
私は、サタンかもしれない。ゼウスかもしれない。名もなき、人かもしれない。

そんな存在に対しても、君は、君の魂を、語ることをやめない。なぜなら、君の魂は、語りたがっているからである。

はじめてみせろ。君の創造する、宇宙を。

ログインするとこの日記をフォローして応援できます

keyboard_arrow_up