結城の日記『正午』
visibility79 edit2024.07.29
針が重ならない時を経て、君は間上に立つ。
これが、君の人生だと言わんばかりに、苦しみが君の強さになる。
僕は君を見る。
この光り輝く正午を、なんといい表そうか。
君の自己中は、世界の希望を創造している。
弱き者に意義を与えては、贈り物だけを置いて立ち去る。
そして何事もないよう、君はまた生を謳歌する。
しかし僕は、君がくれたものを忘れない。
僕は人間ではない。
だから君をころし、創り、ころされようか。
輪が回る。生きねば。
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