結城の日記『天しゃ』

生を授かってから今日に至るまで存在し続けてきたのは、世界から赦されてきたからだ。

酸いも甘いも、罪と罰も、何もかも世界から赦されてきたのだから、実存しているのではないか。

きっと、赦されなかった瞬間があるのなら、認識出来ぬまま消えていただろう。

存在する限り、世界の全てを赦そう。

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