結城の日記『本質』
visibility66 edit2024.08.15
賢者は、告げた。
「この世界は、ゼロである。陰と陽、ネガティブとポジティブ、戦争と平和、男と女、昼と夜、文武両道、知行合一、プラスとマイナス、温と冷。様々なものがあるが、本質は、ゼロである」
ーーー
「君が自分の中にものを入れよう。そのものは、どうなるのだ。入れたら、出すのが本質である」
「しかし、君の中にものがない時、出すことはできない。従って、出せない時は、出すのが本質である」
「世界は、このようにできている。良い学び、良い健康、良い生き方は、この“関数式の取り組み方”に倣ってできている。これが出来ないと、不調をきたす。消化不良は、心にも身体にも現れる」
ーーー
賢者は、目を閉じ、背中を向けて座わる。
間が空くと、世界の周波数が変わった。
「“さぁ、世界と一体となれ”」
突然、光に包まれた。
“そうだ。元々、我々は一つであったではないか。思い出すように感じると、気と身の調律が始まった”
目を開け、世界へ語る。
“私が私の世界であり、私の限界が世界の限界である”
僕はこういった。
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