パライソの日記

知人はいつも淡々と仕事をしていて、喜怒哀楽も少なく、共感力もない人に思えた。
誰かを励ますこともないし、文句や愚痴を言うこともない
会話を続けるのも難しく。
つまらないやつにも見えた。

だけど知人の生い立ちを聞いた時、見方が少し変わった。成人するまで苦労して、今やっと安定した平和な日常を手に入れたと知った。

多くの人がいう不平不満。
それは不平不満をいう余裕があるということ。愚痴をいう相手、職場があること。しにたいしにたい言ってる時間があること。

日々をギリギリどうにか生きてる人は愚痴なんかいう余裕もない。
誰かに共感協調を求められても「そんなことしても一円にもならない」「今することは働いて稼ぐこと」

その立場にたてば確かに言葉なんていらない、やることをやるだけだ。

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