まゆの日記『家族の呪縛』

家族による呪縛。
おそらく、誰もが持っている。
でも、それを振り切れる人と、振り切れずに縛られ続ける人がいる。
振り切れない人は、自分の進む道を決められない人が多い。
自分がやりたいことも分からないなんて、とか、
煮え切らない、とか、
どうするつもりなの、とか、
そういった言葉で非難を受けていたりする。

家を出ればいい、とか、
親の言うことをいちいち聞かなきゃいい、とか、
自分の気持ちを大切にするべきだ、とか、
そういったアドバイスをされていたりする。

家族の過干渉に長年晒され、自分の意思を無くしてしまった人がいた。
がんじがらめになっていって、できないことが増えていく。
この人を、どうにか救い出すことはできないだろうか。

私は、悲しいほど無力だ。
私も、母に縛られて、たくさん苦しい思いをした1人なのに、
その経験を、その人たちの役に立てることもできない。

私はもう、この人に、伝える機会も、伝える内容も、ないかもしれない。
今、私は無力だけれど、
家屋の呪縛に苦しむ人たちに、その鎖を解くことができることを知ってもらいたい。
その鎖にほんの少しでも傷をつけることができたら、どれだけよいだろう。
その鎖を完全に解くのは、その人本人にしかできないけれど、
鎖に縛られた人は、解くことができることも知らない場合が多いから。
もっと言えば、縛られていることすら、知らない人もいるのだから。

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カバン買えた!

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