Ioriの日記『どうでもよかったんだな』

電車に乗って景色を眺めていたら、ぼんやりと、インターネット恋愛していたときのことを思い出しました。

仲良かったのに、急に別れを切り出されたのはなぜなんだろう。そう思い、初めてその人の立場になって、当時を振り返ってみました。すると、私のことが大切だったなら、もっとこうしてくれたよなぁと感じるエピソードが、ごろごろ出てくるのです。

ほんとに大切だったなら、体調が悪いと毎日のように言ったりしなかったでしょう。
ほんとに大切だったなら、めんどくさそうに電話しないで、喜んでお話を聞かせてくれたでしょう。
ほんとに大切だったなら、もっとわたしのしたいことを聞いてくれたでしょう。
ほんとに大切だったなら、別れを考える前に、話し合うことを選んでくれたでしょう。

ようやく、周りの人が言っていたことの意味を理解することが出来ました。相手を美化しすぎていると。
その通りでした。その人にとって私は、ただ趣味に付き合ってくれる都合のいい人間でしかなかった。全然私のことなんか好きじゃなかったんです。

今まで、何だったんだろう。同じように大切に思ってくれていたんだって信じていた今まで。

どうでもよかったんだな、ほんと。
しょうもない話です。

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