KOMAの日記『一週間ゼリーを食す。つづき』

この一週間で、どんだけゼリーを食べただろう。

ゼリー以外のものをほとんど食べなかった、いや食べられ なかった。
在庫がなくなったら自分でも作った。

舌先がしびれている。
少し暖かいものを食べても「あちっ」となり
塩気のあるものは全て激辛100くらいの刺激、ヒリヒリして食べられない。
いつもは苦手だった冷たいものを、チビチビ口に入れるのみ。

🍧

月曜 奇妙な頭痛が急に終わり倦怠感押し寄せる。喉がヒリヒリしだす。
発熱。測るたびに熱が出てくる。37.0 37.4 37.6・・・・
平熱が低い自分には37度なだけでクラクラ…♨️
声がかれる。

声は出ないが仕事はできる。鎮痛剤を飲み多少痛みが麻痺したら作業開始。
同時に眠くもなるので😪
仕事&睡魔&痛み・・・・ちょっと休んでむくっと起きて、少しずつ進める。

火曜 つらい。
あの頭痛を忘れるほど喉の腫れとだるさ。のど飴もスプレーも意味がない。
本気で喉の奥が裂けて血が出ているのでは?と思うほどの痛み。

家族がおにぎりやら何やら買ってきてくれたが、白い塊に思え喉を通らない。
ゼリーだけ食す。

水曜 もうこれは無理だ。
フラフラしながら雨の中歩き出し、バスに乗る。近場の耳鼻咽喉科へ。
中はすでに混んでいたが、緊急性を感じたのかすぐに呼ばれる。

声が出ないので紙に書いて渡したが「どうしました?教えてください」
「(あの…声出ないのでその紙に)」「はい声が出ないのね〜」

全然読む気のない医者🙍‍♂️ 結局ガラガラの声を振り絞って喋る。
「じゃ奥を見ますね〜あ、真っ赤!炎症ね〜」喉奥、鼻奥に薬をシュッ
「これくらいの熱なら可能性は低いけど調べてみる?」

もう何でも調べてくれと
テレビで見たことのある、とがったやつを鼻にさされてゲホゲホっ
子供達、よくこれ我慢できるなと感心する。

じゃ10分したらまた来てねと言われ外へ。

その間、変なところにポツンと置いてある丸椅子に座らされる
すぐ呼ばれるからなのか。。
入り口のすぐ前、いろんな人が邪魔そうに通り過ぎていく…
しかしそんなこともどうでもよくなるくらい具合が悪い。

しばらくして名前を呼ばれ椅子に着くと

「はーい、KOMAさんね。コロナでした!😃」

え・・・・

何故か嬉しそうに告げる医師。可能性低いっておまえ言ったよな?

「でもね結局、コロナの薬はありません。風邪と同じなの。だから薬は・・」

説明を聞きながら気が遠くなる。

初めてなった。今ごろ?
いつから、誰から?最近誰とも会ってないよな。
え、犬は大丈夫だろうか。動物にはうつらないよね。

呆然としたまま病院を出ると
出た瞬間にどこからからスタッフの人たちが駆け寄り
私が座ったあの丸椅子めがけて、除菌スプレーをプシュプシュプシュ!!!
すごい勢いで。
ゲーセンで押し寄せるゾンビを倒している人たちのように
高度なシューティングゲーム並みの激しさで。

来た時は「ニンゲン」だったのに、帰る時は「バイキン」になった私。

ばい菌に座るバスは無し。40分歩いて帰る。

自らバイバイキン〜✋と手を振るバイキンマン

その勇気が自分にも欲しい。

star今日よかったこと♪

つづく のかも

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