月の日記『癌』

祖父母が末期ガンで、春までは生きられないらしい。
普通なら悲しいと思うのだろう。でも、私の中にはそう単純な感情は湧いてこない。

幼少期、今思えば虐待だったことを「躾」として受けていた。
心無い言葉を投げられ、母は嫁いびりを受け、姉も私も傷つけられた。
離れて暮らすようになってからは、多少優しい祖父母になったけれど、
母や姉、そして私にしてきたことは消えない。

だから頭の片隅には、
「早くいなくなってくれたらいいのに」
そんな感情が確かにある。

そう思ってしまう自分自身にも嫌気がさす。
でも、これが今の正直な気持ちだ。

あの頃、父は助けてくれなかった。
だからきっと、父に対しても同じような感情を抱いてしまうのだと思う

favorite読んでくれた人へのメッセージ

読んでくれてありがとうございます

ログインするとこの日記をフォローして応援できます

keyboard_arrow_up