医療法人唐虹会 虹と海のホスピタル

star主な特徴

1. 予防・早期診断と治療で回復に力を尽くします

   虹と海のホスピタルは、早期診断と適切な治療により、早期に社会復帰ができる医療を目指しています。MRIや脳機能評価システムをはじめ、最新の検査機器を導入し、実際のデーターに基づいた予防と早期診断が可能です。不安を感じたときにお気軽にご相談いただくことで、回復への道をサポートします。

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school院長紹介

院長：進藤 太郎

平成28年4月より、進藤龍一前院長の後任として、新院長に就任致しました。
生まれ育った唐津の地で、これまで以上に貢献出来るように精神科医療の領域で力を尽くしたいと思っております。

【高齢化社会に対応した、より良いサポート体制を】
現代社会は少子高齢化、ストレス過多の時代となり、精神科医療に求められることも大きく変化してきています。高齢化に伴う認知症の増加に対応して、最新のMRI、脳波などの機器の導入や高度な心理検査を用いることで、早期診断早期治療を行っております。
これらの取り組みは高く評価され、国際共同治験に、国内で10施設ほどに限定された医療機関として参加出来ました。今後も最先端の治療をいち早く導入していきたいと思います。また、地域の中で高齢の方が過ごしていく中で一時的に不安定になられたり、介護する方が不在になる際にも臨機応変に短期間の入院対応も出来るよう、取り組んでいるところです。

【"子供のこころ"への包括的な介入・支援を】
また、先進諸国では、"子供のこころ"の問題が大きな社会問題となってきています。不登校、いじめ、自殺、児童虐待、引きこもりといった問題の相談が唐津地区でも急増しています。これらの問題の背後には、うつ病、不安障害、注意欠如多動性障害、広汎性発達障害など、医学的に治療が必要と考えられるケースも多いにも関わらず、子どものこころの問題への誤解や理解不足によって、本来支援を受けるべき子どもたちが治療を受けることができない状況は、大きな問題です。今後、医療・家庭（社会）・学校・心理・福祉・司法がそれぞれ連携し、子どもへの包括的・有機的な介入・支援が出来るように取り組んでいこうと考えています。また、ADHDを含む発達障害などの治療薬開発にも協力するなど、きちんとした診断に基づく治療が提供出来る体制を更に整えていく予定です。

【ストレス関連疾患への新たな取り組みも】
うつ病などのストレス関連疾患に対しては、作業療法、芸術療法、運動療法、光療法、マインドフルネス、弁証法的行動療法、認知行動療法、栄養療法など、薬物療法に留まらない様々な治療法を組み合わせることで、回復と社会復帰のお手伝いに今後も力を入れていきます。
全国の医療機関から見学に来られる"休職者に対する「リワークプログラム」"も、工夫を凝らしたプログラムとなっていますので、必要な方には是非利用して頂きたいです。アルコール依存症の「入院リハビリプログラム」も昨年度より開始しています。
今後も、地域の皆様方、支援者の方々の後押しを受けながら、地域の医療・介護・福祉との連携を一層進め、今までにも増して地域に密着した精神科医療を推進し、地域医療を担う病院として更に貢献していけるよう、職員一同気持ちも新たに邁進していく決意でおります。皆様の変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

経歴

医学博士

東京医科大学医学部卒業
同大学病院研修後、福岡大学医学部精神医学教室へ入局
福岡県立精神医療センター大宰府病院などで勤務
平成24年　医療法人唐虹会 虹と海のホスピタル 副院長就任
平成28年　同院長就任

home基本情報

questionよくある質問

• Ｑ．診察は保険診療ですか？

  はい。
  保険医療機関ですので、通常の健康保険に基づく医療費となります。

• Ｑ．はじめての受診ですが、診察予約は当日でもとれますか？

  予約制のため、初診ご予約がいっぱいの場合もございます。
  まずは、お電話にてお問い合わせください。
  外来直通 0955-77-5120

• Ｑ．小さな子づれで受診できますか？

  待合室には、小さなお子様が遊べるキッズスペースや授乳室、おむつ替えのできるトイレもございます。

• Ｑ．緊急の場合、真夜中でも受け入れてもらえますか？

  はい。通院中の方で、精神的な症状が急に悪くなった時など、まずはお電話にてご相談ください。状況を伺い、緊急での対応が必要な場合は、昼夜を問わず迅速に対応いたします。

• Ｑ．受診していることを、人に知られたくないのですが…。

  病院には守秘義務がありますので、個人情報が外部へもれることはありません。また、こどもの心外来などでは、正面玄関とは別に、個別エントランスと専用診察室を備えています。ご希望の方は、御予約の際にお知らせください。

• Ｑ．治療費が高くなると心配です。

  下記の福祉制度がご利用いただけます。申請が必要ですので、スタッフまでお問い合わせください。
  
  ■自立支援医療(外来)
  精神科通院が継続して必要な方で、認定を受けた場合1割負担で受診できる制度です。
  
  ■医療費が高額になりそうな時(入院)
  1ヶ月の窓口のお支払いが自己負担限度額になる限度額認定証をご利用ください。

• Ｑ．外来ではじめて受診した場合、どのくらいかかりますか？

  はじめて受診される場合は、血液検査、尿検査の身体検査と心理検査を行っており、必要に応じてその他検査を行うこともございます。
  保険の種類や検査の内容などで異なりますが、初回は約2,000円～8,000円程度です。
  2回目以降の通院では、認定されると1割負担となる制度もございますので詳しくは窓口までお申し出ください。

• Ｑ．入院費は1ヶ月で、どのくらいかかりますか？

  一般的な医療費はひと月約15万～16万(食費等含む)ですが、減額認定の手続きをされた場合は約12万となります。
  また、それ以外に、差額ベッドなどを利用され保険外負担金がかかる場合、例えば差額ベッド3,600円/日（税込）のお部屋を、30日間利用された場合は、12万(減額認定申請された場合の医療費)+3,600円ｘ30日＝22万8千円となり、一日あたり平均約7,600円です。
  あくまでも目安ですので、入院期間やさまざまな条件で異なります。詳しくは、個別にお問い合わせください。

• Ｑ．薬は院内処方ですか？

  外来は、院外処方です。
  「院外処方せん」をお渡ししますので、保険薬局にてお薬をお受け取りください。

• Ｑ．お部屋の見学や入院予約はできますか？

  はじめての方は、原則まずは医師の診察をうけていただくことが必要です。ただし、入院や転院のための環境確認、遠方より入院希望の場合はお問い合わせください。

• Ｑ．敷地内禁煙ですが、電子タバコなどは使用できますか？

  入院時には、タバコのお持込みをお断りしており、禁煙補助薬以外の禁煙グッズ等も使用できません。ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。

• Ｑ．個室はありますか？

  個室、設備などにより、差額ベッドをご用意しております。ご希望される場合は、スタッフへお問い合わせください。