JA静岡厚生連 遠州病院

star主な特徴

  1. 心と心のふれあう医療

    当院は昭和13年10月23日、現在地に「保障責任医療利用組合連合会遠州病院」の名称で、県西部の近代的組合病院として診療を開始しました。
    昭和23年8月、厚生連が設立され、その直属病院として、開設の精神に基づき一貫した地域医療の向上に努め、地域の基幹病院として発展してきました。
    今後とも先駆者の開設の精神に則り、病める人々の立場に立って暖かみのある、より高度の病院を目指して努力していきます。

event_note診療時間

時間
8:30~17:00
8:30~12:30
外来診察受付時間 8:30~11:00
土曜日は第1・第3土曜日のみ(原則、予約の方と紹介状をお持ちの方のみの受付となります)
※令和3年4月から小児科のみとなります

※初診の受診予約は受け付けておりません。

location_on住所・アクセス

住所 〒430-0929
静岡県浜松市中区中央1丁目1-1
アクセス・行き方 【徒歩】
JR浜松駅より15分

【バス】
浜松バスターミナル10番乗り場から乗車、「遠州病院」下車

【電車】
東京方面から:JR新幹線下り、浜松駅下車
大阪方面から:JR新幹線上り、浜松駅下車



遠鉄電車新浜松駅から乗車、遠州病院駅下車(4分)

【車】
浜松ICより浜松市街方面へ20分

駐車場は、病院駐車場「遠州セントラルパーキング」、市営駐車場をご利用ください。
遠州セントラルパーキングをご利用の外来患者さんは割引がございます。1階・総合受付までお問い合わせ下さい。

school院長紹介

院長:大石 強

日頃より多大なるご支援をいただき誠にありがとうございます。JA静岡厚生連遠州病院院長の大石強です。新年2023年を迎え心機一転、地域の皆様の健康を保健・医療・介護を通して支えていく所存であります。2022年は世界に目を向けますと2月にはロシアのウクライナ侵攻が始まり、既に1年近く戦争が続いております。日々、メディアに戦争の状況が取り上げられ、ウクライナ市民や戦争に駆り出される兵士の心境を考えますと非常に心が傷みます。7月には安倍晋三元総理の銃撃事件があり、政治と宗教、お金といった問題に発展し、まだ根本的な解決には至っておりません。ただ11月にはサッカーワールドカップがカタールで開催され、日本がドイツとスペインといった強豪国を破る快挙を成し遂げました。サウジアラビアがアルゼンチンに勝った翌日は「サウジアラビアは休日になったが、日本人は休みをとるどころか益々働くでしょう」といった海外からのコメントがあり、日本人として誇りを持ったのは自分だけでしょうか?更に言わずもがな2019年から始まった新型コロナウイルス感染症は2023年1月現在でも第8波が続いております。浜松市では2020年7月にクラスターなる言葉とともに新型コロナウイルス感染症との闘いが始まったわけですが、当時、誰がこれほど長引くと予測したでしょうか?幸い、ウイルスの弱毒化とワクチン接種の普及により、当初と比べると重症化する患者さんは少なくはなってはおりますが、感染力は強くなっており、感染者は多く、その分連日新規死亡者数の増加が報告されております。今後、第5類指定感染症に引き下げるとの案が政府から出されておりますが、対応体制が緩和という方向に変わるだけでウイルス自体の感染力は変わるわけではありません。おそらくマスクが不要となり、濃厚接触者という概念もなくなることと思いますが、感染者は今よりも増加すると予測されます。当院といたしましては「withコロナ時代」に柔軟に対応し、当院をご利用されます患者様の安全と健康の確保に努めます。また日々、新型コロナウイルス感染症の動向を見据えて、できる限り早期の患者様への面会制限を解除したいと考えております。
 さて、当院の医療の柱は浜松市中区と南区を中心とした地域の皆様の健康を守ることと市内の救急医療への貢献です。当院は二次救急を担当する市内7病院の中で最も南に位置しております。南区の総合病院の先生方と協力させていただきながら開業されております先生方、介護施設の皆様そして地域包括支援センターの皆様と密に情報を交換し、地域住民の皆様方を医療を通して包括的に支援させていただきます。当院12階が60床の回復期リハビリテーション病棟となっておりますし、退院後の「住まい」についても入退院支援室、病診連携室を通して、できる限り患者様およびご家族さまの要望に応じた場所のご提供に尽力いたします。救急医療に関しましては、一昨年4月から発足いたしました救急科の運用も軌道に乗ってまいりました。2025年問題といわれておりますが、今後は日本の人口が減少し、相対的に75歳以上の高齢者の比率が高まります。高度外傷、脳血管系などの3次救急相応の高度緊急疾患よりも高齢者の汎用緊急疾患(肺炎、骨折、急性腹症など)、つまり2次救急相当の疾患がますます増えるとことが予測されます。「普段は自宅あるいは施設、時々入院」というパターンが増えることでしょう。人口の高齢化を見据えて、今後は開業医の先生方とはもとより市内の諸施設との連携を図り施設からの紹介患者様を積極的に受け入れさせていただく方針です。
 ここで当院で特に力を入れております医療についてご紹介いたします。昨年、産婦人科では日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医を2名取得し、新たに「思春期外来」を開設いたしました。小・中・高校生(女子)が対象で思春期の特有な症状に対応しております。おかげさまで今までどの科にかかったら良いか迷われていた患者様やご開業医の先生も多かったようで思春期外来受診患者も増えております。また手術の傷も小さく入院期間も短縮できる「腹腔鏡手術」も順調に増え、昨年は180件程度施行させていただきました。更に当院産婦人科は昨年11月24日、「産科医療功労者厚生労働大臣賞」を受賞いたしました。これは長年にわたり地域の救急医療、産科医療に貢献してきた個人や団体にその功績をたたえ厚生労働省から授与される賞です。産婦人科病棟では一部の病室を分娩後ご家族とより快適に過ごせる個室に改装いたしました。是非、ご利用下さい。腎臓内科では「腹膜透析」も勧めております。コロナ禍で受診を控える患者様も増えております。腹膜透析はそのような場合でも患者さん自身で施行可能であり近年、改めて注目され始めました。現在まで2例の腹膜透析を実施しております。外科では「腹腔鏡下手術」を積極的に行っております。開腹手術後再手術症例についても適応を拡大しております。消化器内科では「内視鏡下粘膜下層内膜剥離術」に力を入れております。低侵襲で入院期間も短期です。また浜松でも耳の手術ができる施設は限られております。当院耳鼻科では特に「中耳炎への鼓室形成術」など耳の手術に力を入れております。リハビリテーション科では心臓血管外科術後の患者さんをはじめとした循環器疾患の患者さんに対して「心臓リハビリテーション」を行っております。以上、一部ではございますが、ご紹介させていただきました。是非、ご利用いただければと思います。
 正面玄関には「よろず相談窓口」という患者様からのお問い合わせの窓口があり、毎日ご意見をいただき対応させていただいております。すべてのご意見は1か月に一度、院内全職員に閲覧させております。「お叱りのお言葉」には患者様の視点でとらえた我々の気がつかなかった盲点が多分に含まれており、改善につなげております。患者様が気持ちよく当院をご利用できますように今後とも貴重なご意見をいただければと思います。
 最後になりますが、医療機関としては今後、名実ともに「withコロナ医療」に突入することでしょう。冒頭でも述べました通り、決してコロナ感染症が終息するわけではありません。重症患者さんを収容する医療機関にとっては更なる徹底した感染対策が求められます。まさに病院の質、サービスが問われる時代です。地域住民の皆様から一層信頼される病院となれるよう職員一同努力を重ねてまいります。何卒、今後ともJA静岡厚生連遠州病院をよろしくお願い申し上げます。

home基本情報

施設名 JA静岡厚生連 遠州病院
診療科目
  • 心療内科
アピール
  • 土曜診療
  • 駐車場有
電話番号 0534531111
住所 〒430-0929
静岡県浜松市中区中央1丁目1-1
HP https://k-enshu.ja-shizuoka.or.jp/
ブログ https://k-enshu.ja-shizuoka.or.jp/nursing_department
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