ゆうきあさな こころのクリニック

edit最終更新日：2023.03.02

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school院長紹介

院長：結城 麻奈

私は、大学病院、市民病院、精神科病院など様々なところで約25年間、精神科臨床を続けてきました。女性医師ということもあり、思春期、青年期の問題、PTSD、発達障害に主にかかわってきました。
　力動的精神療法、プロセス指向心理学、EMDR、マインドフルネス心理療法、弁証法的行動療法、アクセプタンスコミットメントセラピーなど様々な精神療法、心理療法、漢方、発達障害のためのソーシャルスキルトレーニング、家族教室、居場所づくりを行ってきました。
　それでも、なかなかニーズに十分に応えられていない状況で、もっと心理療法、精神療法や発達障害支援に力をいれた診療をするのが自分の役割なのではないかと思い、2014年に開業しました。
　ホログラフィートークなどの催眠療法、EMDRの変法であるブレインスポッティング、ボディコネクティブセラピーなどのトラウマ技法、分子整合医学に基づく栄養療法も取り入れています。
　いろんな状況の中で深い部分での関わりが持てず孤独と孤立感にさいなまれている方、自分だけで持ちきれないものを抱えながらどうしようもない方、難しい子育てで困っているお母さん、いつも同じパターンから抜け出ることが出来ず苦しんでいる方など、どうにかしたいけれどどうしていいかわからず、孤軍奮闘している方の力に少しでもなれればと思っています。

　治療理念として大切にしているのは、その人の「いのちの力」です。傷を受けて傷が治ろうとするのも春になって芽吹くのもいのちの力です。私たちはこのいのちの一部なのです。
　けれども、感情や不安に振り回されたり、つらい経験や思い込み、習慣などの影響で私たちはいのちの力とのつながりを見失ってしまいます。この生命力、自然治癒力を最大限に引き出すことを考え治療していきます。
　本来の自分をブロックしている物事の捉え方を含む心理的問題、無自覚な生来の気質、生活習慣、栄養、化学物質などの影響を踏まえ、精神的不調の診断、原因、改善策を考えます。

　その中で、変えられることと変えられないことを分けることを大切にします。私たちは、えてして変えられないことを変えようとし、自分が出来ることは忘れてしまいがちです。
　変えられることは具体的にどう変えていけるか考え、受け止め方を考えたり動けるサポートをして、今ある状況を最大限生かすことを考えていきます。
　また、変えられないことは、簡単に評価判断せず、人生そのものの不思議さに敬意を払い、生きている事の神秘に対してこころを開いて受けとめる力を一緒に支え、作っていければと思います。
　その時々の様々な自分の気持ちや感情、考え、身体感覚に振り回されることなく、一歩引いてそれぞれの体験を抱きかかえ、より深いところから本当に納得できる判断が出来、それに基づいて生きていけるよう支援します。
　あらゆる体験と共に存分に生き、人生と人生の提供するものを抱擁し、本来の力や自分自身、世界とつながり直すことができればと願っています。

経歴

福岡市出身。平成７年宮崎医科大学（現宮崎大学医学部）卒業。同年東京医科大学精神神経科入局。救命部、内科の研修を経て、平成9年7月東京医科大学精神神経科助手。茨城県霞ケ浦病院、船橋市立医療センター、新潟県柏崎厚生病院勤務を経て、平成24年4月より雁ノ巣病院勤務。平成26年4月クリニック開院。

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