日域医院

star主な特徴

  1. 院外処方です

    〇院外処方のメリット
     院内処方ではクリニックに在庫のある薬のみしか処方できませんでした。医
    薬分業(院外処方)により、基本的にどのような薬剤の処方も可能となりま
    す。また、当院での待ち時間が大幅に短縮できる可能性があります。当院で薬
    を調剤するよりも、専門的な薬局で調剤していただく方が調剤にかかる時間は
    短いため、診察受付から薬を受け取るまでの時間が短縮されることが期待でき
    ます。すでにかかりつけ薬局をお持ちの方は、他院と当院の薬の飲み合わせ等
    について薬剤師がチェックする体制が整います。

    〇院外処方のデメリット
     診察終了後調剤薬局に行っていただく必要があります。また、院内処方に比
    べ患者さんの経済的ご負担が若干増えます。

  2. 看護師、事務員も充実しています

    常に看護師2名、事務員2〜3名が対応しております。精神科看護、医療事務
    のエキスパートが、患者さんに「受診してよかった」と感じていただけるよう
    サポートしております。

  3. 受診しやすい環境です

    〇アクセス
    当院のある西区己斐は広島市西部の交通の要所の一つです。JR西広島駅は快
    速等も停まる主要ステーションの一つです。また、広電西広島(己斐駅)は広
    島駅、宇品(広島港)、宮島等と結ぶ広島電鉄の主要ステーションの一つで
    す。当院はそれらJR西広島駅、広電西広島駅(己斐)の目の前にございま
    す。バスも広島市中心部等と結ぶ路線がいくつもございます。お車でお越しの
    方には、当院の駐車場もご用意しております。決して広々としたものではござ
    いませんが、どうぞご利用ください。

    〇ビルの5階にあります
    ストレス社会という言葉が定着し、心のケアという言葉も毎日のようにマスコ
    ミで取り上げられています。それとともに「精神科」という科への偏見も薄ら
    いでいます。とはいえ、いざ受診するとなると周囲の目が気になる方もいらっ
    しゃると思います。当院は7階建てという西広島においては比較的大きなビル
    の中にございます。診療所の玄関をくぐるというより、ビルの中に入っていく
    感覚で受診することができます。

    〇バリアフリー
    ビルの5階ではありますが、ビルの玄関から診察室までバリアフリーとなって
    おります。車いすの方、足腰の弱い方も十分受診していただくことが可能で
    す。

event_note診療時間

時間
9:00~12:00
15:30~17:30
9:00~12:30
【休診日】木曜日・日曜日・祝祭日

location_on住所・アクセス

住所 〒733-0812
広島県広島市西区己斐本町1丁目14-14
アクセス・行き方 +-----------------------------------------
JRでお越しの方へ
+-----------------------------------------
 JR山陽本線 西広島駅下車 徒歩1分

+-----------------------------------------
広島電鉄(路面電車)でお越しの方へ
+-----------------------------------------
 己斐(広電西広島)下車 徒歩1分

+-----------------------------------------
お車でお越しの方へ
+-----------------------------------------
 駐車場は西広島駅前などにご用意しております
 付近は一方通行路が多くなっております。
 ご注意ください
★目印
 西広島駅バスロータリー正面
 広島総合開発本社ビル(7階建て)の5階

school院長紹介

院長:日域 広昭

このたび院長に就任いたしました日域広昭と申します。

平成24年に当院の副院長に就任した際には、下記のようなご挨拶を
このホームページに掲載いたしました。

以下抜粋

 略歴にございます通り、これまで総合病院である広島市民病院、精神科病院
である三原病院、総合病院であるとともに教育研究機関である広島大学病院で
精神科医として勤務、勉強して参りました。老若男女問わず、認知症、統合失
調症、気分障害、不安障害、適応障害、睡眠障害など幅広く精神科・心療内科
領域の診療にあたってきました。その他にも、総合病院では内科や外科など他
科入院中の患者さんの心のケア、精神疾患の治療や対応(コンサルテーション
リエゾン精神医学といいます)も行ってきました。この領域では、せん妄と呼
ばれる病状やアルコール関連障害、自殺企図直後の患者さんへの対応などもし
ておりました。

 大学病院では発達障害やパーソナリティディスオーダーの疑われる患者さん
の診療にもあたっておりました。このように幅広く診療にあたって参りました
が、大学院で双極性障害(躁うつ病)の治療薬である炭酸リチウムの薬理作用
の研究を行っていたこと、その後の臨床経験で印象に残る双極性障害の患者さ
んに数多く出会ってことなどから、気分障害、中でも双極性障害に関心を持っ
ておりました。

 その双極性障害の薬物療法の指針はここ数年で大きく変化しております。こ
の一例にみるように、精神科領域の薬物治療は日進月歩で進化しております。
数年後にはまたさらに変化していても不思議はありません。われわれには、常
に精神医学、精神薬理学の知識を最新のものにアップデートしていく必要があ
ります。また、上述したような幅広い患者さんに限られた時間の中で適切な診
療を行っていくには、基本的な精神療法の完成度を高め、診療の中で実践して
いくことがとても重要だと実感しております。それは1)患者さんの話を聞き
気持ちを受け止める(受容)、2)患者さんの立場になってその気持ちを理解
する(共感)、3)患者さんの主体性を尊重し患者さんを支えていく(支持的
精神療法)、4)患者さんの状態のみならず、自分自身や患者さんと自分の関
係性についても客観的に観察する、という基本的なものです。

 地域において精神科、心療内科の診療所、クリニックが適切な医療を提供す
ることで、患者さんの健康のみならず、生活の質 Quality of Life (QOL)を改善
していくことが可能であると確信しております。これまでの経験を生かし、
常に精神医学・精神薬理学の知識を最新のものにアップデートするように心がけ、
地元、地域に貢献できるよう努力していきたいと考えております。
よろしくお願いします。

抜粋終わり

 この中で述べさせていただいた見解は基本的に現在も変わっておりません。
しかし、当院で2年間診療して2年前の私とは少々変化しているように思いま
す。2年間で多くの新たな患者さんとお会いしました。治療がうまくいった
ケースもあれば残念ながらうまくいかなかったケースもあり、感謝されたケー
スもあればその逆のケースもあったと思います。われわれはうまくいかなかっ
たケースから何かを学び、向上していかなければなりません。診断や治療、判
断に悩むことも決して少なくありませんが、

まずは、精神医療の大原則である「患者さんの話を聞き気持ちを受け止める
(受容)」ことに全力を尽くそうと考えております。未熟な面もあり、常に実
践できていないかもしれませんが、そうなれるよう精進してまいります。

経歴

平成6年3月 広島大学医学部卒業
平成6年5月 広島大学医学部附属病院研修医
平成7年4月 国立呉病院研修医
平成12年3月 広島大学医学部医学系研究科博士課程修了
平成12年4月 広島大学医学部附属病院医員
平成13年4月 医療法人大慈会三原病院医師
平成15年4月 広島市民病院精神科医師
平成16年4月 広島市民病院精神科副部長
平成18年8月 広島大学病院助教
平成21年12月 広島大学病院診療講師
平成24年4月 現職

home基本情報

施設名 日域医院
診療科目
  • 心療内科
  • 精神科
対応疾患
  • うつ病
  • 統合失調症
  • 睡眠障害
  • 適応障害
  • 不安障害
  • 認知症(物忘れ)
アピール
  • 土曜診療
  • 駅徒歩5分圏内
  • 駐車場有
  • バリアフリー
電話番号 0822721731
住所 〒733-0812
広島県広島市西区己斐本町1丁目14-14
HP http://jitsuiki-clinic.net/
ブログ 無し
SNS 無し
備考 ◆初診の予約を考えておられる方へ
〇現在心療内科、精神科に通院中の方
 必ず紹介状をお持ちください
 紹介状をお持ちでない場合、診察させていただいても治
 療を開始できない場合がございますことをあらかじめご
 了承ください

〇未成年の方
 高校生未満の方は十分な診療が行えない可能性がありま
 すことをあらかじめご了承ください
 その場合、より適切な医療機関をご紹介申し上げます
 初診時は原則として保護者の方同伴での受診をお願いし
 ております。保護者同伴が難しい場合は電話にてご相談
 ください

〇ご夫婦の二人ともがそれぞれ受診を考えておられる方
 ご夫婦二人を一人の医師が主治医として引き受けること
 が適切でない場合もあります。 配偶者が既に当院に
 通院中の場合、まずは担当医にご相談ください。
 ご夫婦二人共が初めての受診を希望する場合、まずはど
 ちらかお一人が受診するようにしてください。その場合
 配偶者の方に付き添いで来院いただくことは問題ありま
 せん。

〇初診される方へのお願い
 診察前に問診票の記入などがございますので、 予約時
 間の10分前までに来院いただきます様お願い申し上げ
 ます。
 ◇持ってくるもの
  保険証 / 紹介状(あれば)/ 薬手帳(あれば)
  現金(当院は現金のみとなっております)

万一予約時間に遅れておいでになられた場合、診察がで
きませんことをご了承ください。
予約制ではございますが、再診患者さんの診察状況に
よっては 時間通り診察が開始できないこともございま
すことを、あらかじめご了承くださいます様お願い申し
上げます。

キャンセルされる場合はできるだけ早めに
ご連絡いただきます様お願い申し上げます。

questionよくある質問

  • 予約が必要です。
    予約制をとらず、困っている人をすぐに診ることをモットーとしておりました
    が、残念ながら診療体制の事情から、2022年1月より初診患者さんのみ予約制
    をとらせていただくこととなりました。すぐに診察することができないケース
    も生じるかも知れず大変心苦しいのですが、ご理解の程何卒よろしくお願い
    申し上げます。

  • 健康保険証をお持ちください。また、自立支援保険証をお持ちの方はご持参く
    ださい。また、他医療機関で現在自立支援公費負担制度をご利用の方で、当院
    へ転院される方は、事前に役場にて指定医療機関を変更しておいて頂きます
    と、初診時よりこの制度が利用できます。変更して頂くまでは、当院において
    この制度が利用できませんので、あらかじめご了承ください。 詳しくは各市
    町村長役場の保健福祉課へお尋ねください。また、有効期限切れ後の受診は自
    己負担金が発生いたしますので、必ず有効期限をご確認ください。有効期限の
    3ヶ月前より更新手続きが可能です。自立支援公費負担制度などについては、
    パレアモア広島のホームページもご参照ください。▼
    https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/pareamoa/

  • より専門的な医療機関への受診をおすすめしております

    子供を診てもらえますか?というお問い合わせの電話が増えています。小学生
    から高校生まで様々です。もちろん患者さんによって症状は違います。実際の
    ところは、当院を受診する患者さんのほとんどは成人患者さんです。児童思春
    期にはその時期特有の心の問題があります。

    児童思春期の精神医療について十分トレーニングを積んだ医師が、年齢に応じ
    た心理検査を行いつつ、ある程度しっかり時間をとって診療することが望まし
    いと考えます。残念ながら当院の医師は児童思春期の専門的な精神医療につい
    て十分なトレーニングを受けてはおりません。また、当院では上述したような
    児童思春期の患者さん向けの理想的な検査や診療を行うことが難しい現実があ
    ります。このような事情により、特に小学生、中学生の方の診療はより専門的
    な医療機関への受診をお勧めしています。

    しかしながら児童思春期の患者さんが増えているにも関わらず、その専門の医
    師や医療機関が少ない現実もあります。そのため、当院でなんとか診療できる
    病状の方の場合は、当院で診療を行うこともございます。実高校生の患者さん
    など未成年の方も当院を受診しておられる方もいらっしゃいます。

  • 病状にあわせて適切な医療機関と連携をとります。
    病状によっては入院が必要となることがあります。目的は治療であったり、検
    査であったり様々です。患者さんの病状も様々です。患者さん自身が入院を望
    まれることもあれば、入院が必要にもかかわらず固辞される方もいらっしゃい
    ます。患者さんの病状、入院の目的などから総合的に適切と考えられる入院医
    療機関と連携をとって対応いたします。退院後の通院治療が必要な場合、入院
    した医療機関で外来治療を継続するか、当院で治療継続するか、その他の選択
    肢をとるか、これらについては入院した医療機関、当院、患者さんの三者で相
    談し決定いたします。場合によっては、入院が逆効果になる場合もございます。
    そのような場合は入院をお勧めしません。

  • 非常に繊細な問題です。精神科の領域では、周囲には専門家への相談や受診が
    必要だと感じられても、患者さん自身がその必要性を感じず、なかなか受診し
    てもらえないことも珍しくありません。なんとか説得していただき、患者さん
    とご家族がご一緒に受診していただくことが望ましいことはいうまでもありま
    せん。しかしながらどんなに説得してもそれが不可能な場合、ご家族のみで来
    院ください。先ずは受付でそのような事情をお話しください。その後相談に
    乗っていきたいと考えております。その場合にもできれば患者さん自身に「あ
    なたのことが心配だから、私だけでもちょっと相談に行ってくるね」とお伝え
    いただいた上で来院されることをお勧めいたします。

  • 病状にあわせて心理検査、血液検査をおこないます。
    患者さんの病状にあわせて、必要と思われる各種心理検査、血液検査、心電図
    検査などを行います。ただし患者さんに検査を受けるご希望がない場合にはこ
    の限りではありません。精神症状の中には原因が精神疾患やストレスではな
    く、体の病気であったということもあります。例えば甲状腺機能亢進症という
    病気では、ストレスも何もないのに、なぜかイライラや不眠がひどいといった
    状態になることもあります。このイライラや不眠の解決のためには甲状腺機能
    亢進症の治療が不可欠です。このように精神症状の背景に隠れている体の病気
    を見逃さないために、特に初診の患者さんには心理検査や血液検査をお勧めす
    ることがございます。

  • できませんが、適切な医療機関と連携をとります。
    認知症の診断のために脳画像検査を行うことが望ましいと考えられることもあ
    ります。そのような場合、当院では検査を行うことができませんが、適切な医
    療機関と連携(病院によっては当院から予約をおとりします)をとり、検査を
    受けていただくように手配いたします。一つ前の項目(どのような検査をしま
    すか?)でも申し上げましたように、精神症状の原因が体の病気であることが
    あります。脳の病気は、精神症状の原因になったり、原因ではないにしても影
    響を与えたりする可能性が高くなります。そのため認知症の診断以外の場合に
    も、脳画像検査をお勧めすることがあります。

  • 病状に応じて適切な治療を選択します。
    当院では主に薬物療法、精神療法、可能な範囲での身体管理を行っておりま
    す。患者さんの意向をお聞きし、医学的にその意向に添える限り意向にそって
    治療方針を提案させていただきます。ただし医学的にみてそのご意向に添うこ
    とが危険な場合はその限りではありません。

    一例を挙げます。気分の落ち込み、意欲や集中力、興味や関心の低下などを生
    じている状態を「うつ状態」といいます。うつ状態の原因の一つが「うつ病」
    です。あくまで原因の一つであり、「うつ状態」がすべて「うつ病」という訳
    ではありません。「うつ病」であれば治療の主体は抗うつ薬を中心とした薬物
    療法、休養、環境調整となります。

    精神療法として、うつ病についての教育、家族への教育、会社との相談などの
    環境調整などを行います。ところが「うつ病」ではない場合、治療方針は変
    わってきます。場合によっては抗うつ薬が逆効果となることもあります。休養
    が逆効果となることがあります。同じ「うつ状態」でも病態によって治療方針
    が変わってきます。病状、病態によって適切な治療方針を考え提案していきた
    いと考えております。

  • 病状にもよりますが、初診時は15分〜30分程度、再診時は5分程度です。
    患者さんの病状や病態を的確に把握し診立てていくために、また患者さんとの
    治療関係を構築するために、初診が非常に重要であると考えています。そのた
    めには初診時には患者さん自身についての理解を深めることも重要であり、病
    状以外にも様々なことをお聞きすることがあります。もちろん患者さんがお話
    しできる範囲内で結構です。このような事情から本来初診時の診察には30分
    程度かけて丁寧に行いたいと考えております。

    しかしながら患者さんが増加しており、十分に時間をかけることが難しくなり
    つつある現実もございます。一方で、より多くの患者さんにより適切な診療を
    行っていくことも使命と考えております。現実的に再診での診察時間は5分程
    度となっております。ただし病状などによりこの限りではないことはいうまで
    もありません。

  • カウンセラーによる心理療法は行っておりません。

    皆さんはカウンセリングというと何を想像されますか?どのようなものカウン
    セリング、精神療法、心理療法など様々な呼び方があり、様々な定義付けがあ
    りますが、ここではこのコーナーが持つ意味を鑑みてカウンセリングという言
    葉をカウンセリングには様々な種類のものがあります。臨床心理士が30分な
    いしは1時間時間をとってお話をお聞きするもの、グループで行うものなど
    様々です。また、精神分析的精神療法、認知行動療法、森田療法、内観療法、
    など多くの技法もあります。

    当院ではカウンセラー、臨床心理士などカウンセリングを専門に行うスタッフ
    は現時点ではおりません。精神科医が1)患者さんの話を聞き気持ちを受け止
    める(受容)、2)患者さんの立場になってその気持ちを理解する(共感)、
    3)患者さんの主体性を尊重し患者さんを支えていく(支持的精神療法)とい
    う基本的な精神療法をベースに、認知行動療法、行動療法、森田療法、交流分
    析などの心理学・心理療法のエッセンスを必要に応じて取り入れて精神療法を
    行っております。さらに、病状や疾患について説明する心理教育を行ったり、
    家族や上司などとの面接を行ったりしております。

  • お聞きした方が良いことが多いです。

    当院に受診、相談においでになる患者さんの症状は、まわりの環境などから影
    響を受けて生じていることもあります。患者さんの困っていることについて診
    断したり、適切な治療方針を決めるためには、症状だけではなく、患者さん自
    身のことを十分に理解する必要があります。そのためには患者さんのまわりの
    環境について、過去から現在まで、必要に応じてお聞きすることもあります。
    つまりプライバシーに関連したお話も含まれることになることをご理解くださ
    い。

  • 医師以外のスタッフが心理検査や簡単な問診をすることがございます。
    当院では医師以外のスタッフも患者さんからお話をお聞きしたり、心理検査を
    行ったりすることがあることをご了承ください。ただし、患者さんがそれを受
    けたくない場合は申し出ていただければ適切に対応します。お気軽にご相談く
    ださい。

  • 言うまでもないことですが、医師はもちろん、看護師、事務員も当院での職務
    中に知り得た内容について秘密を守る義務があります。お聞きした内容はカル
    テに記載します。医師、看護師、事務員はそのカルテの内容を目にする可能性
    はありますが、目にする者は必ず秘密を守る義務があります。どうぞご安心く
    ださい。病名、各種検査検査所見、治療経過などを、医学会や学術誌などに発
    表することがあります。プライバシー保護のため、個人を同定できる氏名や生
    年月日、その他のプロフィールを公表することは絶対にありませんので、ご安
    心ください。

  • 例外もあります。
    患者さんの病状等への問い合わせについては、仮に相手がご家族であっても、
    患者さん自身の同意了解なしにお返事することはありません。当然会社の上
    司、学校の先生、役場、警察などの第三者からの問い合わせについても同様で
    す。患者さん自身の同意があれば、どのようなお話をするかを患者さんと相談
    した上で、ただし、例外があります。裁判所命令など法律上守秘義務を超えて
    説明をしなければならない場合、幼児虐待など通報義務が課せられる内容の場
    合その他の例外として、患者さんの生命に影響のあるような内容の場合、患者
    さん自身が著しく判断能力を欠いている場合などでは、患者さんの生命、健以
    上については法律の改正などに伴い適切に方針を修正いたします。

  • もし万一そのような質問をしたとしても、お話しされなくても大丈夫です。
    いかに秘密が守られるとしても、人間にはだれにも言いたくない秘密があるこ
    ともあります。万一そのような内容についてわれわれが質問することがあれ
    ば、「それについては言いたくありません」とお返事いただいて構いません。
    そのようなお返事をすることで患者さんが不利になることも、われわれが不快
    な気持ちになることもありませんのでご安心ください。「いいたくない」と
    思って事実や思いと違う内容をお答えになることもあるかもしれません。それ
    について批判したりすることはありません。ただし、現実と異なる内容のお返
    事が多くなるほど、我々の診断や判断に好ましくない影響が増えることもご理
    解ください。

  • 受診した理由やお気持ちをお聞きした上で、病状にそって適切な判断を行いご
    説明します。
    くわしくお話をお聞きしますが、診察の結果、必ずしも患者さんの意向に沿っ
    た結果になるとは限らないことも予めご了承ください。「くわしく話をしたの
    に、期待した通りの治療方針にならなかった」という気持ちになられることも
    あるかもしれませんが、患者さんにとってどのような治療を行うことが適切か
    を判断したいと思っておりますし、適切な判断をするためにお話をお聞きしま
    すのでご了承ください。よい解決方法が見つかるようできる限りサポートした
    いと思っております。

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