医療法人社団杏野会 各務原病院
主な特徴
-
質の高い、心温まる医療を提供します
当院は岐阜県各務原市に立地する精神科・心療内科・内科の病院です。
アルコール依存症をはじめとした依存症に対する専門的診療とともに、うつ病、総合失調症、認知症、不安障害など幅広い精神疾患の治療に取り組んでおり、また、地域の精神保健相談にも従事しております。
当院は「共に感じ、共に生きる」を理念として、常に病に苦しむ人の傍らに寄り添い一緒になって悩み、考えながら、病に立ち向かい、今後も皆さんに信頼され、必要とされる病院として発展してまいりたいと思います。 -
アルコール依存治療
当院のアルコール依存症の入院治療
特徴
・岐阜県最大のアルコール依存症入院治療施設
・昭和55年に開院以来、アルコール依存症治療を専門に治療をしています。
・ARP(アルコール・リハビリテーション・プログラム)が充実しています。
・内科的検査・治療から教育治療まで治療を受けることができる
・入院期間は2か月〜3か月
当院のアルコール依存症の外来治療
特徴
・依存症の診療は、休診日を除き随時診療しています。
・初診時は、看護師等により病歴や家族構成など詳細な面接や、多職種による関わり
・内科医、精神科医による診察
・初診も紹介状なしでも受診可能。予約も不要。
・年間約700人 近い症例数と約40年の実績 -
薬物依存治療
当院では、岐阜県で初となる、薬物依存症専門外来を平成28年10月から設置しました。薬物依存症治療は、外来治療が基本です。一時的に薬物が手に入らない環境をつくる必要がある場合には、入院も必要になります。薬物使用に関係していた状況(人間関係、場所、お金、感情、ストレスなど)を整理・清算し、薬物を使わない生活を持続させることが必要です。
しかし、一人での決意はほとんど持続しません。持続させるためには、これらの整理・清算を認知行動療法で体系的に習得させてくれる医療施設や相談所に通い続けるか、ダルクやNAなどの自助活動に参加し続けながら、薬物を使わない生活と新しい仲間をつくることが大切です。 -
ギャンブル依存治療
当院では、ギャンブル依存症の相談・治療をおこなっています。ギャンブルに異常な興味と快感をおぼえ、コントロールがきかなくなり「やめようと思っていてもやめられない、その結果、借金や家庭崩壊や犯罪行為などの重大な被害が発生し、被害があるにもかかわらずくりかえす病気(再発しやすい病気)です。
ギャンブル依存症の正式病名は国際保健機構WHOの国際疾病分類ICD-10では「病的賭博」いわゆるギャンブリング障害です。アメリカの診断基準DSM-Ⅳによる病的賭博の診断を示します。ギャンブルというプロセスにはまり、自分ではコントロールできない状態に陥り、消費者金融、サラ金、ヤミ金などからの借金、失職、家族不和、うつなどの弊害を伴うことが多くあります。 -
デイケア
心の病から、まだ就労には無理がある方、病状は落ち着いているものの人付き合いが苦手な方、家に閉じこもりがちな生活を送っている方などに対して、居場所の提供、生活指導、個人活動・グループ活動を行います。
自立や社会復帰など、個々のニーズに合わせてケアを提供していきます。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
9:00~12:30 | 〇 | |||||||
13:00~17:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
休診日: 日、祝 備考:平日受付16:00まで、土曜受付12:00まで |
住所・アクセス
住所 |
〒504-0861 岐阜県各務原市東山1丁目60 |
---|---|
アクセス・行き方 | HPをご確認ください。 |
院長紹介
院長:天野 宏一
当院は1980年4月に自分の理想とする精神科医療、とりわけ、他県に比べて立ち遅れていたアルコール依存症治療に関して、全国水準の医療を受けられる施設を岐阜に作りたいという願いを抱いて、当地に67床の小さな病院を開業したのが始まりです。
徒手空拳の状態で始まり、何もわからないまま、無我夢中でやっているうちに、いつしか30余年の月日が経過しましたが、その間、常に患者さんの傍らで同じ目線で共に考え、寄り添っていくという理念を大切にして日々の診療を続けてまいりました。
その結果、依存症治療で中心的役割を果たす自助グループに関しては近隣で有数の規模となり当院から多くの方が回復し、社会生活に戻っていかれました。
また、依存症治療薬の治験や20年にわたる地域における継続的アルコール教育などの社会活動の実践にも取り組み、2013年には当院主幹で第35回日本アルコール関連問題学会の開催を迎えるに至り、まだまだ完全とは言えないものの、前述の開院当初の目標はある程度は達成できたのではないかと考えております。
また、うつ病、総合失調症、認知症など、他の精神疾患に関しても各務原市で唯一の有床精神科医療機関として、近隣の総合病院、クリニックと連携して、多くの症例の治療にあたっており、また、精神科臨床研修施設として研修・教育も行っております。このたび、2012年3月をもって、老朽化した旧病棟を新築し、新病棟での診療を開始することになりましたが、新しくなった病棟を見ていると、私自身、開業当初の志に立ち返り、再び新たな挑戦を始めようという気持ちがふつふつと沸いてきて、あらためて身の引き締まる思いです。
これからも、当院の基本理念である「共に感じ、共に生きる」を胸に、より一層、質の高い、患者さんの助けになる医療を提供できるよう、職員一同、全力をもって邁進したいと思います。
最後に、我々と皆さんの出会いで、一人でも多くの人が生きる喜びを取り戻し、笑顔で過ごせる明日が来ることを願って挨拶の末尾とさせていただきたいと思います。
経歴
岐阜県立医科大学(現 岐阜大学)卒
基本情報
施設名 | 医療法人社団杏野会 各務原病院 |
---|---|
診療科目 |
|
対応疾患 |
|
アピール |
|
電話番号 | 0583892228 |
住所 |
〒504-0861 岐阜県各務原市東山1丁目60 |
HP | http://kakamigahara-hosp.jp/ |
ブログ | http://www.kakamigahara-hosp.jp/blog/ |
SNS | 無し |