湘南東部総合病院

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school院長紹介

院長：大川 伸一

みなさまこんにちは。湘南東部総合病院院長の大川です。私が当院院長に就任してから丸3年が経ちました。この3年間はすべての方にとってコロナウイルスとの闘いの日々であったと思います。私たち多くの医療者にとっても今まで経験したことのない試練の年月でありました。この間で多くの人々の社会様式や、感染症に対する警戒と備えの意識が変化しました。しかし3年の期間を経てマスクの着用については、この3月から個人の判断となりました。また5月には感染症法上の位置づけで二類から五類になる予定であり、そうなるとコロナウイルスはインフルエンザと同じように日常に普通に存在する常在ウイルスとして扱われるようになると思われます。今まで患者さん、ご家族には大きなご負担をおかけしてきましたが、我々の病院もすでにこの3月末から入院の方のご家族の面会を時間制限はありますが開始しております。

わが国ではコロナ禍の初年度に健診受診率の低下現象が起こりました。昨年度には回復傾向はみられるようですが、まだまだコロナ禍前までの状況ではない可能性があります。またこの3年間で活動量の低下により運動不足の方が多くなったため、高脂血症、糖尿病などのいわゆる成人病の増加も危惧されております。日本は世界でもトップクラスの長寿国ですが、それは普段の健康管理への意識と制度、すなわち健康診断の普及を始め、クリニックや病院受診へのアクセスが進んでいる事が大きな要因と思われます。

徳川家康公は健康維持のために大変勉強されて気を付けたためもあり、亡くなる直前までほぼ現役で仕事をされました。健康管理は健康長寿への大事な基盤であります。当院は各診療科において経験豊富な医師をそろえておりますので、みなさまの不安を解消し、健康維持、回復に向けての期待にお応えできるようにいつも準備をおこたりなく努めてまいります。

経歴

1983年　横浜市立大学医学部卒
1987年　同大学院修了後藤沢市民病院勤務
1989年　神奈川県立がんセンター勤務
2016年　神奈川県立がんセンター病院長
2020年　湘南東部総合病院病院長

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