毎日「明日」が来るのがこわい

相手の気を損ねないように言葉を慎重に選んで返さなきゃいけないのかとか、強くもないのに強いフリをして生きなきゃいけないのかなって思うと、明日なんて来なければいいのにって思う。小学生は先輩にうざいとか、こっち見るな、消えろっていわれたり、小学生のメンバーのまま中学に上がるから、結局いじめられるのは終わらなくて孤立して、高校では私のこと知ってる人が、私がいじめられてた噂を広めて、私が三年のとき、最後の部活の大会の前の日は、ホームルームでクラス中のみんなが一人一人名前呼んで頑張ってねって応援したのに、私の名前だけ呼ばれなくて、あぁ、私はいない方がいいんだって、私っていう存在はみんなの目にはうつってないんだって思った。専門学校では担任の先生から普通に外見のこととかバカにされたり、性格も否定されて、でも学校をやめる勇気や覚悟がなかったから、これ以上嫌われないように、先生の理想に近づくために作り上げた偽りの自分のせいで、私っていう本当の自分が居なくなった。
やりたくて就いた仕事も、先輩から煙たがられて。選ぶ道を間違えたかなって思っちゃう。
昔から本当の自分を出せないまま今日まできて、本当の私じゃないのに、何のためにこの世界にいるのかなって思う。