傾聴ボランティアの始め方!仕事内容は?資格はいる?
edit2022.05.10 1,690
ボランティアをしたいと思ってもスキルがない。そんな時にお勧めしたいのが、傾聴ボランティアです。傾聴ボランティアとは、漢字の通り、話を聞くのが仕事のボランティア。ご老人だったり、普段人と接点が持てないという方のお話を聴いてもらう活動です。
傾聴ボランティアをしたいと思っていても、何か心理系の資格が必要なんじゃないの?といった疑問やどのように始めればいいのか疑問に思っている方も多いはず。そこで今日は傾聴ボランティアの始め方から仕事内容、必要な資格まで、徹底解説します。
傾聴ボランティアの活動とは
傾聴ボランティアの活動は、老人ホームだったり、傾聴を必要する方のところにいって話を聞くのがメインの活動となります。特に、現在は孤独死などが問題となっているように、独居老人の方などへのニーズがあり、またシルバー世代の方のボランティアとしても人気があります。また、東日本大震災発生時も、被災者の方の不安を取り除くために傾聴ボランティアが派遣されたことがありました。
コロナ過の現代では、オンラインで参加することもできます。傾聴ボランティアは、話を聞くのがメインの活動となるので、特別なスキルなどがなくても、誰でも気軽に参加可能です。
傾聴と普段の会話の違いとは?
傾聴ボランティアをやりたいと思った時に気になるのが、傾聴と普段の会話の違いですよね。同じ話を聞くという行為でも、普段の会話と傾聴ではどう違うのでしょうか。傾聴を辞書で調べると、以下のように説明されいます。
傾聴とは、相手のいうことを否定せず、耳も心も傾けて、相手の話を「聴く」会話の技術を指します。
コトバンク
つまり、傾聴とは相手を否定せずに、全身でその話を聞くということになります。カウンセリングなどを習いにいくと、話を傾聴してください、と言われることがありますが、まさしく心を傾けて聞くということですね。
傾聴ボランティアは資格がなくてもできる?
傾聴と普段の会話の違いはなんとなく分かったと思います。では、結局のところ傾聴ボランティアは資格がなくてもできるのか、結論からいうと資格がなくても傾聴ボランティアは出来ます。これは団体次第にはなるのですが、資格や経験がなくても、傾聴ボランティアを募集している団体は多くあります。
傾聴において一番大事なことは、スキルよりまず心構えです。相手の話をしっかり聞くこと、そして相手を尊重する気持ちがあれば、人は自然に傾聴することになります。傾聴とは、より意識的にそういった状況を作り出す方法に過ぎません。ですから、例えボランティアで資格や経験がなくても、相手の話を心から聴こうという気持ちがあれば、傾聴することは可能です。
みなさん、ごきげんよう♪
— akimyon (@a_akimyon) April 16, 2022
今日はお年寄りのお話しに
傾聴するボランティア活動。
悲喜交々を乗り越えて来た
諸先輩の口調は、穏やかな
中に力強さを感じました。
自分の至らなさを痛感する
一日になりました。
素敵な夕べを☆☆☆
akimyon pic.twitter.com/Fa3WuPxDxX
養成講座を活用しよう!
資格が必要ないといわれても、やっぱりいきなりじゃ不安という方は、ぜひ傾聴養成講座を活用しましょう。傾聴ボランティア養成講座は、市役所や地域のボランティアセンターや社会福祉協議会、民間の資格学校などで実施しています。公的機関で開催されるものであれば、無料で受けられるものも多くあります。
傾聴ボランティア養成講座が
— 白石邦明@信頼関係 (@wa9works) June 20, 2019
今日から始まります(^^)/
三浦市にお住まいの人なら、
受講料は無料!
受講のみでも大丈夫です。
詳しくは、三浦市役所まで。#傾聴ボランティア #高齢者 #孤独対策 #認知症 #三浦市
古い案内文ですが画像添付しておきます。 pic.twitter.com/up1d2kbYcW
傾聴ボランティアの始め方
では、傾聴ボランティアを始めるにはどうすればいいのでしょうか。今ではネットなどで傾聴ボランティアを募集している団体を探し、応募してみるのがいいでしょう。一口に傾聴ボランティアといっても様々な団体が活動しているので、自分に合いそうな団体を見つけたらまずは応募してみることをお勧めします。
傾聴ボランティア体験談
それでもちょっとまだ不安という方のために、傾聴ボランティアの体験談を集めてみました。
その日は、家が全焼してしまった方、福島から避難してきたけれどもう帰らねばならない方、今しがた退職してきた方、まだお若いのにパートナーに先立たれてばかりの方という4人の方の傾聴をしました。
https://mikakos.hatenablog.com/entry/keicho
傾聴ボランティアをしたみかこさんの話です。傾聴ボランティアといっても、利用する方は真剣に想いをぶつけてくる、そんな場面が垣間みえます。
「そろそろお時間ですが、また来ますね」
と言った時に、涙目で引き留める人もいれば、満面の笑みで手を振って投げキッスまでしてくれる人もいました。今、どうしているかしら、と気になるところです。
https://note.com/hanaemi_jewel/n/na535c80536cb
はなえみさんの体験談です。とても素敵な体験をされたようですね!
まとめ
傾聴ボランティアは、人の心に触れるだけに、大変な面もあれば、やりがいも凄くあるものです。ぜひ興味があればチャレンジしてみてくださいね!
- 0
- 0
- 0
- 0
- 0
- 「友達として相談にのる」無料相談サイトのボランティアメンバー募集中!
-
年間10,000件以上の相談が寄せられる当サイト「ココトモ」で『相談ボランティア』をしてみませんか?
ボランティア募集の詳細はこちら
年齢・性別・資格&経験は一切不問。webサイト内の活動なので全国どこにお住まいの方でもOK。自宅から活動可能です。