プロボノ仲介団体・プラットフォーム比較ガイド|サービスグラント・二枚目の名刺・Code for Japan徹底解説

プロボノ仲介団体・プラットフォーム比較ガイド|サービスグラント・二枚目の名刺・Code for Japan徹底解説

「プロボノに興味はあるけれど、どのサービスから始めればいいのか分からない」
「サービスグラントと二枚目の名刺、何が違うの?」
「Code for Japan は ITスキルがないと参加できない?」
「会社のCSR担当として、社員プロボノ派遣を検討している」

プロボノ(pro bono publico=公共善のために)は、自分の専門スキルを活かして社会課題に取り組むボランティアの形として、日本でも2010年前後から急速に広がってきました。NPOやソーシャルビジネスの現場で、Webサイト改修・マーケティング戦略・ファンドレイジング・財務分析・人事制度設計など、「お金では雇えないプロの力」を必要とする団体は数多く存在します。

そのご縁を仲介する役割を担うのがプロボノ仲介団体・プラットフォームです。日本国内には現在、特色の異なる複数のプラットフォームがあり、運営主体・対象スキル・案件の期間・参加費・コミュニティの色合いが大きく異なります。「どこに登録するか」で、得られる経験はまったく違うものになります

この記事では、ココトモが取材・参加してきた経験をもとに、日本の主要6プラットフォーム(サービスグラント/二枚目の名刺/Code for Japan/GRANT/ふるさとプロボノ/LinkedInローカルボランティア)を一覧で比較し、目的別の選び方・始め方5ステップ・体験談・よくある失敗まで、迷わず一歩を踏み出すための情報をまとめました。

📌 この記事でわかること

  • 日本の主要プロボノ仲介団体・プラットフォーム6つの運営主体・案件期間・参加費・強みを一覧比較
  • 本格チームプロジェクト/自治体課題/IT・シビックテック/地方創生/隙間時間/企業派遣など目的別の選び方
  • 登録から案件キックオフまでの始め方5ステップと、選ぶ前に確認すべき5つのチェック項目
  • プラットフォーム経由 vs 直接NPOへ申込の違いと、メリット・デメリット
  • 企業のCSR担当向け法人プロボノ派遣プログラムの主要オプション
  • 体験談3パターン/ありがちな失敗5選/海外プロボノプラットフォーム概観/よくある質問10問

プロボノ仲介団体とは|個人と社会課題団体をつなぐ「ハブ」

プロボノ仲介団体とは、「専門スキルを持つ個人(プロボノワーカー)」と「外部の力を必要とするNPO・ソーシャルビジネス・自治体・地域団体」をつなぐ橋渡し役を担う組織です。単に案件を紹介するだけでなく、支援団体側のニーズの言語化・チーム編成・スコープ設計・進行マネジメント・成果物のレビューまで一貫してサポートする、いわば「社会課題向けプロジェクトの受発注プラットフォーム」です。

なぜ仲介団体が必要なのか

NPOやソーシャルビジネスの多くは、人材も予算も限られています。「Webサイトを改修したい」「ファンドレイジングを強化したい」と思っても、外部の専門家に依頼する余裕も、要件定義の言語化スキルも、プロジェクト進行のノウハウも持っていない団体が大半です。
一方、企業で働くビジネスパーソンの側にも「自分のスキルを社会のために使いたい」という想いがありながら、「どこの団体が、どんなスキルを、いつまでに必要としているか」を個人で見つけるのは至難の業です。この需要と供給を構造化し、案件の質を担保するのが仲介団体の役割です。

日本のプロボノ市場の広がり

日本でプロボノが広がり始めたのは2010年前後で、サービスグラント(2009年設立)が先駆者として知られます。その後、二枚目の名刺・Code for Japan・GRANTなど特色ある団体が登場し、現在では累計参加者は数万人規模に達しているとされています(団体・年度により集計差あり)。コロナ禍以降はオンラインで完結する案件が増え、地方在住者・育児中の方・副業中のフリーランスも参加しやすい環境が整いました。

出典:認定特定非営利活動法人サービスグラント 公開情報/NPO法人二枚目の名刺 公開情報/一般社団法人Code for Japan 公開情報/日本ファンドレイジング協会 公開資料(いずれも2026年4月時点)

主要6プラットフォーム一覧比較|運営・対象スキル・期間・費用・強み

まずは全体像を一望できる比較表をご覧ください。各プラットフォームの運営主体・対象スキル・案件期間・参加費・強みを並べて整理しています。スマートフォンの方は横スクロールでご確認ください。

団体名 運営主体 対象スキル 案件期間 参加費 強み
サービスグラント 認定NPO法人 マーケ・IT・デザイン・財務・人事など幅広い 約6か月のチームプロジェクト 無料(プロボノワーカー) 本格的なチーム型プロジェクト。日本のプロボノの草分け
二枚目の名刺 NPO法人 ビジネス全般(戦略・企画・組織開発) 約3か月の集中型プロジェクト 無料 「社外の名刺を持つ」ライフスタイル提案。多様な業種が集まる
Code for Japan 一般社団法人 IT・データ分析・デザイン・市民参加 継続型コミュニティ/単発イベント 無料 シビックテック分野の中核。自治体・行政との協働実績多数
GRANT サービスグラント運営 個人プロボノ向けの幅広い案件 短期〜中期(個人案件中心) 無料 個人で隙間時間に関われる案件マッチング型
ふるさとプロボノ サービスグラント運営 マーケ・観光・地域ブランディング 数か月(オンライン+現地訪問) 無料(交通費は自治体補助あり) 地方自治体・地域団体と都市部人材をつなぐ地方創生型
LinkedInローカルボランティア LinkedIn上のコミュニティ 幅広い(国際案件含む) 案件により様々 無料 SNS型・国際プロボノ案件にもアクセス可能

ご覧の通り、「期間」「対象スキル」「コミュニティの色合い」が団体ごとに大きく違います。次の章では、各プラットフォームを個別にレビューしていきます。

主要6プラットフォーム個別レビュー|公式サイトリンク付き

ここからは、それぞれのプラットフォームがどんな雰囲気・案件・コミュニティを持っているかを、個別にレビューします。各カードは公式サイトへの外部リンクになっていますので、気になった団体は実際のページもあわせてご覧ください。

🛠️

① サービスグラント

2009年設立、日本のプロボノの草分け。約6か月のチームプロジェクトでNPO等にWebサイト・事業計画・マーケ戦略などを提供。累計プロジェクト数は国内最多級で、本格派が集まる

📇

② 二枚目の名刺

「本業の名刺」のほかに「社外の名刺」を持つことで人生を豊かにという哲学。約3か月の集中プロジェクトが基本で、20〜40代のビジネスパーソンが多数。終了後の同窓会的なつながりも魅力

💻

③ Code for Japan

「ともに考え、ともにつくる」を掲げるシビックテックの中核団体。全国に「Code for ◯◯」のブリゲード(地域支部)があり、自治体オープンデータ・行政DX・防災アプリなどに関わる

🌱

④ GRANT

サービスグラントが運営する社会参加プラットフォーム。チーム参加が難しい個人向けに、短期・単発・スポット型の案件を多数掲載。隙間時間でプロボノを始めたい方に最適

🏡

⑤ ふるさとプロボノ

サービスグラント運営の地方創生型プログラム。都市部のビジネスパーソンが地方自治体・地域団体の課題(観光・特産品・移住促進など)にチームで取り組む。現地訪問あり

🌏

⑥ LinkedInローカルボランティア

LinkedIn上のグループやボランティア機能を活用した、ゆるやかなプロボノコミュニティ。海外NPOからの英語案件や、業界横断のスキルマッチング案件にもアクセス可能

目的別の選び方|あなたに合うプラットフォームはどれ?

プラットフォームは「どれが優れているか」ではなく「自分の目的に合うか」で選びます。代表的な6つの目的シーンに沿って、おすすめの選び方を整理しました。

🛠️

① 本格チームプロジェクトをしたい

サービスグラント。約6か月かけて4〜6名のチームでNPOの戦略・Web・マーケ・財務に取り組む。会社の仕事と並ぶ重みの「もう一つのプロジェクト」を経験できる

🏛️

② 自治体課題に関わりたい

Code for Japanまたはふるさとプロボノ。前者はオープンデータ・行政DX、後者は地方自治体の観光・特産品ブランディングと、関わり方の角度が違う

💻

③ IT・シビックテックに特化したい

Code for Japan。エンジニア・デザイナー・データサイエンティスト・PMが集まり、市民・行政・企業を巻き込むイベント(Code for Japan Summit等)も活発

🌾

④ 地方創生・地域に貢献したい

ふるさとプロボノ。都市部に住みながら地方の自治体・団体の課題にチームで取り組める。現地訪問の交通費は自治体補助があるケースが多い

⏱️

⑤ 隙間時間で個人案件をしたい

GRANT。チーム参加が難しい個人向けに短期・スポット案件が並ぶ。「数時間で完結する翻訳」「1か月のロゴデザイン」などからスタートできる

🏢

⑥ 企業派遣型プロボノを検討

サービスグラント/二枚目の名刺の法人プログラム。CSR・人材育成の一環として社員チームを派遣するスキームがあり、研修効果と社会貢献を両立できる

始め方5ステップ|登録から案件キックオフまで

どのプラットフォームでも、流れはおおむね共通です。プロフィール登録から実際のプロジェクト開始まで、5ステップで整理しました。多くの方が登録から1〜2か月以内に最初の案件にたどり着けます。

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    ① プラットフォームに登録・プロフィール作成

    利用したいプラットフォームの公式サイトから無料登録します。職歴・スキル・興味分野・稼働可能時間(週◯時間)などを記入。プロフィールの解像度がマッチング精度を左右するため、本業の実績を3〜5行でまとめておくとスムーズです。

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    ② 公開中の案件を閲覧する

    登録後、公開中のプロジェクト一覧を閲覧。サービスグラントなら半年型のチーム案件、GRANTなら短期スポット案件、Code for Japanなら継続コミュニティと、性質の違う案件が並びます。「期間・スキル・テーマ」の3軸で絞り込み、気になる案件をいくつかブックマークしましょう。

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    ③ 応募・エントリー

    気になる案件に応募。志望動機・自分のスキルがどう貢献できるか・稼働可能時間を簡潔にまとめて送信します。チーム型案件は「役割(PM・マーケ・デザイン・エンジニアなど)」を選んで応募する形式が一般的です。

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    ④ マッチング・キャスティング面談

    運営事務局がスキル・志向・チームバランスを見ながらマッチング。簡単な面談(オンライン15〜30分)を経て、参加メンバーが決定します。「希望案件に必ず入れるとは限らない」のがプラットフォームの特性で、第一希望が満員なら第二・第三希望にスライドします。

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    ⑤ キックオフ→プロジェクト開始

    支援先団体・チームメンバー・運営事務局が集まり、キックオフミーティング。スコープ・スケジュール・役割分担を確定して、いよいよ実プロジェクトが始まります。週1回のオンライン定例+平日夜・週末に作業、というペースが一般的です。

プラットフォーム選びのチェック5項目|登録前に確認したいこと

複数のプラットフォームを比較する際、漠然と「良さそう」で選ぶのではなく、以下の5項目をチェックすると失敗が減ります。特に1つ目の「運営の信頼性」は最重要です。

✅ プラットフォーム選びのチェック5項目

  • 運営の信頼性——法人格(NPO・一般社団・認定NPOなど)、設立年数、過去の実績、メディア掲載、年次報告書の公開有無を確認します。怪しいサイトはまず存在しませんが、念のため公式サイトの組織情報ページに目を通しましょう。
  • 案件量・分野——常時掲載されている案件数と、自分の興味分野(教育・国際・環境・福祉・地方創生など)の案件比率を確認します。掲載案件が10件未満の小規模プラットフォームだと選択肢が限られます。
  • 参加費・利用料——プロボノワーカー側は原則無料のプラットフォームが大半です(運営費は支援団体・寄付・助成金で賄う仕組み)。有料の場合は「なぜ有料か」「対価として何が得られるか」を必ず確認します。
  • 契約形態・成果物の権利——成果物の著作権はどちらに帰属するか、機密保持契約(NDA)の有無、トラブル時の対応窓口など、規約に明記されているかを確認します。
  • コミュニティの活発さ——プロジェクト終了後の同窓会・継続的なオンラインコミュニティ・スキルアップ勉強会など、「終わったら終わり」ではない関係性があるかは満足度を大きく左右します。

プラットフォーム経由 vs 直接NPOへ申込|どちらを選ぶべき?

「特定のNPOを応援したい」と決まっている場合、わざわざプラットフォームを経由せず、直接NPOに連絡する選択肢もあります。両者のメリット・デメリットを表にまとめました。

項目 プラットフォーム経由 直接NPOへ申込
マッチング精度 ○ 運営事務局が調整。スキル・性格を考慮 △ NPO側にマッチング経験がないことも
プロジェクト設計 ○ スコープ・スケジュールを事前に整理 △ 要件があいまいなまま始まることも
進行サポート ○ 中立な事務局が定期的に伴走 △ 個人とNPOの直接交渉になる
支援先の選択肢 ○ 公開中の複数案件から選べる △ 特定の1団体に限定される
柔軟性 △ 応募〜キックオフまで時間がかかる ○ 話が合えばすぐ動ける
関係性の深さ △ プロジェクト単位で完結しやすい ○ 長期的なパートナー関係になりやすい
初心者の安心感 ○ 進行ノウハウが共有されている △ 経験者向け

結論として、初めてのプロボノならプラットフォーム経由を強くおすすめします。プロジェクト設計・進行のノウハウを学んでから、特定のNPOと直接の関係性を深めていくのが王道ルートです。

法人プロボノ派遣|企業のCSR担当向けプログラム

プロボノは個人参加だけでなく、企業が社員チームを派遣する「法人プロボノ」も大きな潮流です。CSR・SDGs推進・人材育成・エンゲージメント向上の一環として、年々導入企業が増えています。

主要な法人プロボノプログラム

  • サービスグラントの法人プログラム——企業から複数名の社員チームを派遣し、約6か月でNPOの課題解決に取り組むスキーム。研修効果と社会貢献を両立。大手金融・IT・メーカーなど多数の導入実績
  • 二枚目の名刺の法人協働——企業の社員研修・キャリア研修と組み合わせた「越境学習」型プロボノ。個人の主体性とチームビルディングを重視
  • ふるさとプロボノの企業連携——社員を地方自治体に派遣し、地域課題に取り組む。地方創生・関係人口づくりに関心のある企業向け
  • Code for Japanの企業協賛——シビックテック分野での企業スポンサーシップや、社員エンジニアの派遣スキーム

導入企業が得られる効果

  • 人材育成——本業と異なる環境でリーダーシップ・チーム力・課題解決力を磨く「越境学習」効果。研修費用対効果が高いと評価される
  • エンゲージメント向上——「社会に貢献する自社」への誇りが育ち、離職率低下にも寄与
  • SDGs/ESG報告——具体的な社会貢献プロジェクトとして統合報告書・サステナビリティ報告書に記載できる
  • 採用力強化——若手・中途採用市場で「社会貢献に積極的な企業」というブランドが評価される

詳しくは企業ボランティアプログラムもあわせてお読みください。CSR担当者・人事担当者の検討にお役立ていただけます。

体験談|3つのプラットフォームを経験した人々の声

💬 サービスグラントで6か月、NPOのWebサイトをチームで構築(35歳・男性/IT企業勤務)

「同僚に誘われてサービスグラントに登録しました。マッチングされたのは、不登校支援NPOのWebサイト全面リニューアル案件。PM1名・デザイナー2名・エンジニア2名・マーケ1名の計6名のチームで、約6か月かけて完成させました。本業ではなかなか経験できない『最初から最後まで自分たちで設計する』感覚が新鮮で、チームメンバーとは今も交流があります。何より、リリース後にNPOの代表から『問い合わせが3倍に増えた』と聞いた瞬間の達成感は、忘れられません」(180字)

💬 二枚目の名刺で3か月集中、組織開発のプロジェクトに(42歳・女性/コンサル会社勤務)

「『社外の名刺がほしい』というキャッチコピーに惹かれて参加。マッチングされたのは、女性のキャリア支援NPOの組織再編プロジェクトでした。参加者は金融・メーカー・広告など多様な業種の8名。本業のコンサルとは違い、決まった答えがない中で『この団体らしさ』を全員で言語化していく過程が、まさに越境学習でした。プロジェクト後、参加者で別のNPO案件に再合流するなど、関係性が続いています」(180字)

💬 Code for Japanで自治体オープンデータ活用、シビックテックに目覚めた(28歳・女性/フリーランスエンジニア)

「コロナ禍で在宅勤務が増えたタイミングで、Code for Japanのオンラインイベントに参加。地元の『Code for ◯◯』ブリゲードに加わり、自治体のオープンデータを活用した防災マップアプリの開発に関わるようになりました。月1回のオフラインミートアップでは行政職員・大学生・地元企業の方と一緒に手を動かし、技術が地域にどう還元されるかを肌で感じています。フリーランスとしての実績にもなりました」(180字)

ありがちな失敗5選|プロボノで挫折しないために

プロボノは無償で社会に貢献できるすばらしい仕組みですが、入り口を間違えると挫折・トラブルの原因にもなります。経験者がよく陥る5つの失敗パターンを共有します。

⚠️ ありがちな失敗5選

  • 稼働時間を多く見積もりすぎる——「週10時間できる」と申告したものの、本業が忙しくなり半分も出せない、というケースが頻発。最初は週3〜5時間で見積もるのが安全です。途中離脱はチーム全体に迷惑がかかります。
  • 本業のスキルをそのまま押し付ける——大企業の流儀をNPOにそのまま持ち込むと、人手・予算・文化のギャップで頓挫します。「相手の前提に合わせる」謙虚さが成功の鍵です。
  • 支援先のニーズを聞かずに提案する——「自分が得意なこと」をやろうとして、本当に必要とされていることがズレるパターン。最初の1か月はヒアリングと観察に徹するのが基本です。
  • 無償だからと納期に甘える——「お金もらってないし、遅れてもいいよね」は厳禁。無償だからこそプロとしての責任感が問われます。納期を守れない場合は早めに相談・調整を。
  • SNSで成果物を勝手に投稿——支援先団体の許可なく成果物・プロセスをSNSに投稿するとトラブルの元。発信したい場合は必ず事前に運営事務局・支援先団体に確認を取りましょう。

海外のプロボノプラットフォーム概観|英語ができる方へ

視野を広げると、海外には日本以上に成熟したプロボノプラットフォームが存在します。英語が使える方は、こちらにもアクセス可能です。

  • Catchafire(米国発)——世界最大級のスキルベースのボランティアマッチングプラットフォーム。世界中のNPOと専門家をつなぎ、短期完結型の案件が豊富。日本からもオンライン参加可能
  • Taproot Plus(米国発)——Taproot Foundationが運営。プロボノ案件のマーケットプレイスとして長い歴史を持ち、国際NGO・ソーシャルビジネスの案件が多数掲載
  • UN Volunteers(国連ボランティア)——国連機関主導のオンラインボランティアプラットフォーム。翻訳・調査・データ分析・Web開発などスキル別に案件を検索できる
  • Volunteer Match(米国発)——プロボノ専門ではないが、スキルベース案件も多数。米国の地域NPOとつながりやすい

海外案件はオンラインで完結できるものも多く、「日本のプロボノ+海外のプロボノ」を並行する方も増えています。詳しくはオンラインボランティアガイドもご参照ください。

よくある質問|プロボノプラットフォームQ&A 10問

Q1. 複数のプラットフォームに登録してもいいですか?

はい、複数登録は問題ありません。それぞれ性質の違う案件があるため、サービスグラントで本格チーム案件+GRANTで隙間時間の個人案件、というように使い分けている方も多いです。ただし同時に複数のプロジェクトを抱え込むと稼働がパンクするので、まずは1つから始めるのをおすすめします。

Q2. スキルや実績がなくても参加できますか?

プラットフォームによります。サービスグラント・二枚目の名刺の本格プロジェクトは3〜5年以上の実務経験が前提となる案件が多いです。一方、Code for Japanのコミュニティイベントや、GRANTの一部案件は初心者歓迎のものもあります。まずは経験者と一緒に動く案件から始めるとスキルも自然に身につきます。

Q3. 副業禁止の会社でもプロボノはOKですか?

原則OKですが、就業規則の確認は必須です。プロボノは無償活動なので「副業」には該当しないと判断する会社が多数派ですが、グレーな場合は人事に確認を。詳しくはプロボノと副業の違いガイドで詳しく解説しています。

Q4. プロボノで報酬・謝礼はもらえる?

プロボノの定義上、報酬は原則ありません。「pro bono publico=公共善のために」という言葉どおり、無償の活動です。ただし、現地訪問の交通費は支援先団体や自治体が補助するケースがあります(ふるさとプロボノなど)。報酬を得たい場合は副業・業務委託を検討してください。

Q5. プロボノ参加が転職・キャリアに有利になることはありますか?

間接的にですがあります。異業種・異職種の人脈が広がること、本業では経験できないPM・チームビルディングの経験を積めることが、結果として転職時のアピールや独立時の信用につながった事例は多くあります。ただし「転職目的」が前面に出ると本末転倒なので、あくまで結果として、と捉えるのが健全です。

Q6. 途中で離脱したくなったらどうすればいい?

まず運営事務局に正直に相談してください。本業の繁忙・体調不良・家庭の事情など、やむを得ない離脱は誰にでも起こり得ます。早めに相談すれば、役割の縮小・他メンバーへの引き継ぎ・チーム再編で対応してもらえます。無断離脱が最悪のパターンなので、必ず連絡を。

Q7. 学生でもプロボノに参加できますか?

プラットフォームによりますが、原則として社会人経験を前提としたものが多いです。ただしCode for Japanの一部イベントや大学生向けプロボノプログラムは学生歓迎です。学生の方は、まず大学生のボランティアガイドを参考に、プロボノに近いインターン・ボランティアから始めるのがおすすめです。

Q8. オンライン完結のプロボノはありますか?

はい、コロナ禍以降オンライン完結型の案件は大幅に増えました。サービスグラント・二枚目の名刺・GRANTのいずれも、リモートのみで完結する案件が多数あります。地方在住者・育児中の方・夜型の方にも参加しやすい環境が整いつつあります。

Q9. プロボノで作った成果物の著作権はどちらに帰属しますか?

プラットフォーム・案件によりますが、原則として支援先団体に帰属するのが一般的です。応募前に規約・契約書を確認してください。ポートフォリオとして自分の制作実績に掲載する場合は、必ず支援先団体・運営事務局に許可を取りましょう。

Q10. プロボノを始める前に読んでおくと良い記事は?

まずはプロボノとは?完全ガイドで全体像を押さえ、次にプロボノで活かせるスキル別ガイドでご自分の強みを棚卸し、副業との違いが気になる方はプロボノと副業の違いもあわせてご覧ください。本記事と合わせ読むことで、プラットフォーム選びの解像度がぐっと上がります。

あわせて読みたい|プロボノを深く理解するための記事

参照元:認定特定非営利活動法人サービスグラント(https://www.servicegrant.or.jp/)/NPO法人二枚目の名刺(https://nimaime.or.jp/)/一般社団法人Code for Japan(https://www.code4japan.org/)/GRANT(https://grant.community/)/ふるさとプロボノ(https://furusato-probono.jp/)/日本ファンドレイジング協会(https://jfra.jp/)/海外プラットフォームは各団体公式サイトを参照(いずれも2026年4月時点。各プラットフォームの案件数・参加費・プログラム内容は変更される可能性があるため、最新情報は各公式サイトで必ずご確認ください)

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