みみの日記『ヒトノココロ?』

忘れる前に上げておく、
先手先手の先手管理の精神
ジョークが分かる人だけ最後までお読みください。
ヨイカッ ヨシッ! ご安全に。

登場人物
姉・姉ズ:現場ラインの女性スタッフ(妙齢のお姉さま方)
リ:現場リーダー 全体の配置・調整で時間内の製造責任者
み:みみ 元リーダー 大量生産時の応援要員(通常、事務)

ここまでのあらすじ
全員が現場で生産体制に入ってラインから動けないはずなのに
白い人影が冷蔵庫へ入っていった!
……だれ?

姉「……幽霊よ」

リ「……」

姉A「前から言ってるじゃない!この時間は出るの!」
姉B「私も見たことある!」
姉C「私も!」
姉D「私もある!」
姉E「……この工場は精肉工場の居抜きだったのも関係あるかも」
姉F「いやー!」
姉G「怖い!」

勿論、プロなので皆は口を動かしながら手も動かす。
その生産量に『減産』は存在しない。

ただ、日頃より倍ほど多い生産が連日続いたこともあり、
皆のストレスもマックス、SAN値もどん底
welcome to this crazy time イカレタ時代へようこそ

お姉さんズは次々と悲鳴を上げ、
現場は今や阿鼻叫喚
自分も昼は事務、夜は現場の応援とストレスはマッハ

その時、天?からひらめきが、みみに降りてくる!

み「そうだ! 幽霊も使おう!」

リ・姉ズ「!!? どういう事!?」

み「幽霊は足が無いけど、手はあるじゃないですか?
  つまり盛付か梱包ができるはずです!」

姉ズ「でも、やっぱり怖
み「幽霊が一匹(?)でも手伝えば、皆が早く帰れると思いませんか?」
姉ズ「!! いやでも手伝ってくれるかどうか」
み「奴は工場にタダで住んでるんですよ?
 この工場だって家賃を払ってるんです、
 家賃の代わりに労働力ぐらい幽霊も払うべきです!
み「今は猫の手を借りたいほどキツイ状況、
 猫は衛生的に無理でも……幽霊なら!」
リ「捕まえるとか…できるのか?」
み「どうせ相手は〇んでるんです、〇してでも捕まえましょう!
 〇んでるから人権もないでしょう、24時間365日使い倒しましょう!」 

リ「みみさん……人の心とか無いんですか……」

み「みんな(自分も)が早く帰るためなら、そんなもんクソ食らえです!

 リーダーもよく考えてみてください。
 今を生きる我々と、過去の遺物と、どちらを取るべきかを……」

姉ズ「みみさん……」

リ「よし、ちょうど休憩時間(午前2時半)だし!
 リーダーとみみさんと正社員は幽霊を捕まえてこき使いましょう
 姉ズは休憩へ行ってください」

~~休憩~~

み「……みなさん、すみませんでした。逃げられました」

姉ズ「やっぱり無理か~」

リ「はい、諦めて仕事しましょう」

み「皆さんも見かけたら教えてください。
  捕まえ次第、幽霊とやらを
  計量しかできない体にしてやりますよ」
姉ズ「それは仕事が捗るわね」

その日以来、自分が工場の幽霊らしきものを見れた日は無かった……

あの幽霊(仮)は今でも家賃未払いです。
許されざる、決して許されない存在ですよね。

star今日よかったこと♪

・危険予知で早めの投稿
・左右よし! 前後ろよし! 笑顔よし!
・左目ヨシ! 右目ヨシ! 心眼ヨシ!の 一人トリプルチェック 

favorite読んでくれた人へのメッセージ

あなたの家にもタダで居る幽霊(仮)がいるかもしれません、
許せますか?
許せねぇよなぁ?
地の果てまで追いかけて償わせるよなぁ?

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