テケトの日記『森と魔女』
visibility77 edit2023.12.18

昨日は2つの丘を越えて久し振りに森へ行きましたの。
冬ですからお花も殆ど咲いておりませんし、虫の姿も無くて草陰から獣の気配がするだけ。
少し物足りなさを感じつつ、森から比較的近い場所にドイツパンのお店があるようでしたのでそちらを尋ねたりしてから帰りましたの。
帰った後も頭に浮かんだ曲に導かれるようにして外出。その寄り道で夜の公園へ赴いて装飾光に照らされる薔薇を眺めたりした一日でしたわ。
結局、7時間近くは動き続けたのではないかしら?
軽い運動ですわね。
でも何かを森から吸収出来たのかしら。
それとも外に出る度に幾度なく零れ落ちていく涙が雲のように覆い隠された気持ちを少しづつ洗い流していたのかしら。
緑色に染めた湯船に浸かりながら、始めたい気持ちが強く湧き上がってきましたの。
だから「ご免なさい、ありがとう」の続きを言わなければいけませんわね。
さようなら。
またね。
それは素敵な出会いでしたの。
でも待つのはもう飽きてしまいましたわ。
*smile*
わたくし少し我儘ですのよ。許して下さいませ?
貴方の歩む道に幸せの宝石箱があそこにもそちらにも転がっている事を心からお祈り致しますわ。
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