ちーの日記『流される人』
visibility63 edit2024.05.04
先月、江ノ電を使って通勤しているネッ友が『外国人観光客が多くて電車に乗れない』と嘆いていた。オーバーツーリズムというヤツだ。
鎌倉はいい所です。中学生の時『ここで老後を過ごしたい』と思ったほど。今いろいろな事を身をもって知ってからは『あんな坂だらけの街で老後はきつい』と思うけれど。緑多くて閑静で海が見える素敵な街並み。
が、今や観光客でごった返してるらしい。大変ねぇ、なんて思ってたら、昨日のTVの情報番組はこぞってその件を伝えていた(遅いわ)。
移転前の会社もそうだった。雷門の近くだったから。さすがに電車は乗れたけど、そこら中ひしめく巨大なトランクで身動き取れない。会社への道すがら聴こえてくるのは異国の言葉。コンビニの店員さんも外国人。ここはどこの国❓ と思ったものだ。
たとえそこに住む人が『GWは自宅でのんびり』とささやかに思っていても、これではちょっと休まらない。気の毒だ(日本と中国以外はGW関係ないと思うのだがまぁ欧米人はラフに休暇取って遊ぶしな(偏見))。
そう。『流されてしまう』のだ。また、巨大な時代の波にささやかな日常が。
円高の頃、日本人はこぞって海外に出掛けた(私は行った事ないけど)。ハワイでは日本語が通じるとさえ聞いた。正月のワイドショーはハワイの空港で休暇に訪れる芸能人にマイクを向けていた。海外でブランド品を買いあさる日本人。あの頃の自分と今の外国人観光客を重ねて頭かきむしってる人もいると思う。まぁ50代以上になってると思うけど。
『回転寿司で目の前に来た好きなネタを取るように生きたい』と思ってた時期があった。でも、食べたいお皿を先に別の客に取られることも、いきなり逆回転になったりすることもあるのが実際の人生だなぁと思うのだ。レーンは世界の流れ。聞き流してたニュース番組の為替相場も、全然生活に無関係じゃない(だからってどうする事も出来ない)。そして前に書いたけど人間は水じゃないからそう簡単に形を変えられない。水に流される側なのだ。
「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」どっちも高いわ。オレンジジュースも円高で品薄だと聞く。外国頼りの日本だから。いやでも流される日常を、せめて『流れるプール』みたいに楽しめないかなぁ。今を生きてるなりに。
前述のネッ友とは夏にCLAMP展に行きます。それは、楽しみ。10代の時に接した作品群に『今』出会える。『世紀末』から『2024年』に。うん。灼熱の太陽に照らされて、行こう。…と思ってたら地下鉄の駅から会場まで地下通路直通だって。やっぱり時代…。
今日よかったこと♪
燃えるゴミ捨ててきたぁ! 重かったぁ! 昨日、靴下の断捨離して、夏物のバッグも出した(その時右手に擦り傷いくつか)。お疲れ様。気分はもう夏。今日は友とコメダ行ってガーナミルクチョコのシロノワール食います。ささやかなGW。帰って部屋で一緒に鬼滅観ます。玄弥ちゃんワクワク。自分なりの休日のやり過ごし方、今のところ上手くいってる。よし。
読んでくれた人へのメッセージ
お読みくださり有難うございます。連休に打ちひしがれてる方、いると思います。私も心は崖っぷちです。やるべき事、やりたい事、出来たらいいな、そんな事を適当な紙に書き出してみたらどうでしょう。私は先日発売された鬼滅の塗絵帳を少し進めました。色鉛筆(なぜか4本消えてた)で。動きたくなければ無理に動かなくてOK。だって休みだもん(あ、お仕事の方有難うございます)。いっそ自分から流れてみるのいいかもです。
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