ちーの日記『花束を君に』

 今日6月10日は母の一周忌
 お墓が間に合わなくて一周忌法要も納骨もまだだけど…

 できる限りの供養をしようと昨日花屋へ出かけました💐 母の日にカーネーションの花束を買ったお安い花屋さん…は休みだったので、その先にある花屋さんに行った
 ミニブーケ、可愛くて迷う🌸 ピンクの花束と写真のとで迷って(この時思い出していたのは『世界に一つだけの花』どれもみんなきれいだね、だ)、母は「赤い花がいいわぁ」というだろうけど、なんか気分で水色のにした…飾るのは私の部屋だもん

 今日の日記のタイトルにつけた『花束を君に』は宇多田ヒカルが亡くなったお母様のために書いた曲
 自分の母親に自殺されるってどんな気持ちだろうか…きっと胸をえぐられるような痛みを、軽やかで前向きな曲に仕上げたのはやはり天才だ…

 この曲が主題歌だった朝ドラを母と観ていた 母の好きだったもの、口癖、こだわり、覚えてる、忘れてない いい事ばかりじゃないのに母に会いたい、愛おしい

 母は膵臓を傷め、難しい手術をして要介護5になっていた 新型コロナの感染を防ぐため、ケアマネの勧めるままに老人ホームに預けた

 母から届いた手紙
 「ここはあまりよくないよ ちーちゃんとくらしたい みじめだね」
 私は主治医に相談して、NPO法人を通して母への面会を依頼した 返事はNOだった

 1年前の6月10日、コロナも5類に移行して、再び頼めば母に面会できるだろうと考えていた 母と同じ乳がんと診断されて不安な気持ちを打ち明けたかった 6月13日は母の誕生日 手土産持って会いに行こうと、思っていた、そんな日
 何が欲しいわけでもなくふらふらしてたしまむらでスマホが鳴った 発信元は父を看取った医者… 嫌な予感しかしなかった

 「娘さん❓ お母さんねぇ、旅立っちゃったよ」
 久しぶりに聞く懐かしい声が告げた呆気ない言葉

 私はそのままタクシーで施設に向かった 同じ団体が障害者用のグループホームもしていて、そっちに着いてしまった なんとか母と面会した…こんなはずじゃなかったのに もう「ちーちゃん」と呼んでくれない

 後悔なんてこの1年で山ほどしてきた どんな道を進んでも後悔は残ることを身に沁みて知った コロナさえなければ最期まで一緒に過ごせたかな 介護は大変だっただろうけど 悔やんでもやり直せない

 だから花を買った 母のため、自分のため
 いろんな目に遭ったけど大好きだよ 寂しいよ

 大人になってから私は母に甘えられるようになった
 ハグした時のあのずっしり身の詰まった感触、ちっちゃな手の柔らかさ、憎まれ口、ぬくもり、もう得ることはできない、失った

 でもあなたが生んだ私だから、生きてく これからも いつか迎えに来てね「ちー! こっち!」って

 余談:めちゃ遠回りして花買って帰った帰り道…家のすぐそばに花屋がある事に気付いた…えぇ…徒歩1分じゃんよ…こんな所に花屋なんてあったのかよ…普段どんだけ花に興味ないかわかるな…💦

star今日よかったこと♪

鬼滅は計画的に(何) いや、不死川兄弟推しとしてはしんどいとわかってる放送を観ながら(録画)日焼け止め塗ったり下地塗ったりと観終わったらメイク始められるように準備してた自分すごい🤣 あ、体重! 久々に40キロ台!(暑くて汗だくだったからだろうか) 良かったねぇ 油断するなよ あとハンディファン充電した✨ 涼しいねぇ💖 活用しよう

favorite読んでくれた人へのメッセージ

お読みくださり有難うございます
いや鬼滅、今週ほぼアニオリなしでどうした❓!って感じですわ…(その話かい) これまた後悔の話になるんだろうなぁ不死川兄弟は… いつも書いてるけど生きることは選択の連続で戻って選び直すことも先に答えを見ることもできない 間違っても生きなきゃいけない しんどいです でも生きます🍀 自分の物語を📚

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