ぼたもちの日記『つらつら草(東野圭吾風)』

東野圭吾風の文体で書いた日記です。
ハロウィン→ホラー→事件という謎の連想によって東野圭吾をチョイスしました。
が、日常を事件っぽく仕立て上げるというゴリ押し感が強い日記になってしまいました。
※生成AIにて編集
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10月31日。世間はハロウィンという浮ついたカボチャの祭りに興じているらしい。だが、それは俺の知る現実ではない。

今日一日、在宅ワークという名の「密室」に閉じ込められていた。飽き飽きだ。 行きつけのスターバックスに行き、熱いコーヒーで頭をリセットしたい。それが俺のささやかな「動機」だった。 だが、窓の外の強い雨が、完璧なアリバイのように俺の外出を阻んでいる。

俺には「通信制大学」という、もう一つの顔がある。 普段は連中の課題を片付けるため、早朝に起きる生活を続けていた。 しかし、今週末は事情が違う。朝から夕方までオンライン授業という名の「尋問」が待っている。 そこで俺は合理的な作戦変更を決断した。早起きはせず、体力を温存する、と。

過去のデータ分析によれば、理由は明白だ。 例えば4時などに早起きすると、9時の時点ですでに結構な「疲弊」という証拠が残る。これでは週末の長期戦は乗り切れない。

誤算だったのは、今日だ。 今朝、俺は4時半に起きてしまった。その代償は大きく、19時現在の俺は、かなり疲れている。

ここで一つの仮説を立ててみよう。 もし明日、仮に7時に起きるとする。そこから逆算すると、就寝は24時。 つまり、あと5時間も、この消耗した状態で起きていなければならない……?

億劫で仕方ない。 やるべき「タスク」は、まるで事件現場の証拠のように山積している。 だが、それを片付ける元気(リソース)が、俺には残されていない。 これが、今の俺が置かれた悩ましい状況だ。

この疲れ具合では、結末は目に見えている。 俺はきっと、SNSという虚ろな画面を、無意味に眺め続けることになるだろう。 それが、この密室で俺を待つ、唯一の「結末」なのだ。

アンハッピーハロウィン? ……冗談じゃない。これはもはや、事件だぞ。

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