ゆめの日記『会社で出会った鬱病持ちの人』

会社で研修の為のバスで移動中にあまり話したことがない同僚にこっそり声をかけられた

「もしかしてメンタルの方やってる?」

私は日々歩けなくなっていく中でもちろんメンタルもやられてきつつあった
だからそうなのかもしれないし、それが原因かもしれない。もしかしたら検査しても分からないようなガンとか大きいものかもしれない

咄嗟になんと言えばいいのか分からず「違うよ」と言った

同僚は「ごめんね、俺もこうだからさ、」と自分の右手首を出して左手で何か動作をした(あえて伏せてる)

私は「違うよ」と咄嗟に言ったことを何か誤魔化してしまった、自分は嘘をついてしまったと自責の念に襲われた
今思うとそんなこと気にしないのだが、当時は身体も不自由だったし頭の中がパニック状態だった

私は同僚に真面目に自分の身体の状態についてもうしかしたら嘘をついてしまったかもしれない、正確には、とメールした

同僚からの返事はなかった
そして私が会社を辞めるまでそこから彼と1度も話さなかった
彼は何を思ったのか、分からないけど真面目にメールされて困ってしまったり私に声をかけたのを後悔していたりしないか、何だか申し訳なく思う後悔になってる

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