かなたの日記『「お休み」が、心に刺さった』

成人している私は、学生でも社会人でもない。
その日によって、昼に起きたり朝から起きたり。できる限りの家事をして、ゲームをして、スマホをいじる。

ある日、母が「今はお休みのときなんだよね」と言った。
きっと母は、「社会活動のお休み」という意味で、「お休み」と言ったのだろう。

私はひねくれてると思う。それが「あなたはなにもやってない」と、責めるように聞こえてしまった。

胸がちくりと痛む。私は心でつぶやいた。

至らないところだらけでも、家事をしているのに。料理や洗い物に、家のことだって。

それに、それ抜きにしても…、私は生きている。

自分への期待と絶望を繰り返し、周りとの比較でまた苦しみ、眠れない夜に枕を濡らし、ずっと、もがきづけている。

お休みか…。

かつて不登校だった私。もちろん、家族はいい顔をしなかった。
「なんで行かないんだ」「ずる休み」「不登校できる子はずるい」

生きてる、なんて胸をはって言えるものではない。そんなのみんなやってるし、もっと上手く、もっと努力してる人もいる。

それでも、私は休んでるわけではない。今を、私なりに、懸命に生きている。

そう信じたい心に、「お休み」が静かに刺さった。

star今日よかったこと♪

日記を書いた。

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読んでくださりありがとうございました。今夜も眠りにつけますように。

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