nazの日記『傷つくことから逃げていました』
visibility15 edit2026.03.01
最近は、昔のことをよく思い出す。
幼い頃の私は、現在の私よりもずっと、人懐こくて朗らかだった。
でも、人の気持ちのわからないところがあって、平気で失礼なことを言うことも多かったと思う。
同年代の子よりも大人のほうが話しやすかったけど、それは大人が私に合わせてくれていたからだ。
小学生のころ、私はいじめられた。
わかりやすい暴力にさらされることはなかったけど、いつもどこか軽んじられ、笑われる対象だった。
「あの子みたいになりたくない」と、はっきり言われたこともある。
その頃は「私だってみんなみたいになりたくない」なんて思っていたけど、それは強がりだった。
傷つきたくなかった。
嫌われたり、馬鹿にされたりしている自分を直視すれば、とても傷ついてしまうから、少し遠くにいることが好きなんだと思い込もうとした。
両親にも隠した。
なぜ学校に行きたくないのかを知られてしまうのは嫌だったし、たとえ父に打ち明けたところで、望むような解決策は得られないことを知っていた。
父は家族に暴力を振るう人だった。
母も、私も、父を恐れていた。
だから、内心を誰にも明かさず、平気なふりをすることを覚えた。
同時に、私は人をとても恨んでいたと思う。
私はこれだけつらいのだから、楽になってもいいはずだという思いがなかったとは思わない。
そのために、すべき苦労から避け続けた。
どこかで傷に向き合うことができていれば、長く家に閉じこもることもなかったかもしれない。
もっと挑戦していれば、今頃になって慌てることもなかったかもしれない。
私はずっと逃げていた。
現在の苦境は、現実に追いつかれただけのことだと思う。
自分の傷と向き合うことと同じように、自分のずるさや図々しさにも向き合わなければならなくなった。
私は卑小な人間で、とても臆病で、傷ついている。
覚悟がつかない。
私は決意をしたことがない。
今日よかったこと♪
・陽射しが出てきた
・静かである
・まだ、いられる場所はある
読んでくれた人へのメッセージ
優しい日でありますように。
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