にじの空クリニック

star主な特徴

  1. 治療についてー問診を大切に

    治療というと、すぐに薬を飲まされるのではなどとお思いになるかもしれませんが、その前に大事なことがあります。ここでの治療の流れを説明します。

    1) 問診
    メンタルのご相談では、問診がとても重要だと思っています。
    まず、来院されたきっかけになった症状について話していただくのはもちろんですが、そうなるに至るまでの状況について、できるかぎり具体的に伺います。ときには、育った家庭環境などについてもうかがうことがあるかもしれません。
    もちろん「あまり昔のことは話したくない」という方もいらっしゃるので、無理にはお聞きしません。ケースバイケースです。

    2) 身体や心の仕組みについて知ること
    人の身体や心について、基本的な仕組みについてお話します。
    たとえば睡眠時間が毎日4時間で、それが3か月以上も続いたら、それは誰でも体調が崩れるでしょう。毎日365日カップラーメンしか食べない人がいます。食生活が悪いと、それは身体の病気だけでなく、うつ病や不安障害になるともいわれています。でも、睡眠や食事の大切さを知らない方もいます。また、自分が疲れていることに気づかない人もいます。病気を治す前に、最低限健康を保つ生活について知ることはとても大切です。睡眠や食事を整えるだけで、くすりをのまなくてもよくなることは珍しくありません。
    また、自律神経についての知識も必要です。なぜ内科にいっても「問題ありませんよ」といわれるのに、身体の症状がよくならないのか。それは自律神経について知る必要があります。自律神経のバランスが崩れると、どういうことが起こるのか、どうしたら崩れにくくなるのか、それを知っておくことが大切です。
    ホームページ上の「自律神経を知ろう!」をご参照ください。

  2. 治療について(続き)ー休息と薬物

    3)休息をとる方法を考える
     病いを癒す基本は、やはり「休息」です。休息といってもただ横になるだけでなく、心身が回復する「休息」でなければいけません。
    仕事が大きなストレスだとしたら、仕事を休職したほうがよいかもしれませんし、それが難しければ、「残業制限」あるいは「通院の必要性がある」という内容の診断書を職場に提出することが必要かもしれません。
     また主婦だと、家事のやり方を検討して、休む時間をつくることを一緒に考え、お子さんがいるときは、診断書を提出して一時的に保育園に入れてもらうこともできます。家族に同伴していただき、協力をお願いすることもあります。場合によってはヘルパーさんに来ていただくことも検討してみましょう。

    4)薬物療法
    3)まででも、かなり回復します。よほどの病態でなければ、もともとその人が持っている回復力というのがありますから、できるだけその力を発揮していただくように考えています。
    しかし症状が強く、できるだけ早く症状を軽減する必要があるとき、悠長に回復をまっている余裕がないときは、初診時から薬物療法を開始することがあります。初診のときは薬を出さないで、休息をとってどのくらい回復するか確認し、2回目以降に必要な分処方することもあります。
    処方するときは、どうしてこの薬か、飲むとどういう効果があるか、副作用があるかは必ずお話しいたします。もししなかったら聞いて下さい。また、もし処方されたけれど、いざ飲むことになったら不安になって、飲むことができなかったら、次回そのことを教えてください。どうしたらよいか、一緒に考えましょう。

event_note診療時間

時間
10:00-12:30
14:30-18:00
第4月曜日は休診

location_on住所・アクセス

住所 〒273-0005
千葉県船橋市本町6丁目2-20
ゼブラ船橋6F
アクセス・行き方 JR総武線船橋駅北口から徒歩3分
京成船橋駅から徒歩5分

school院長紹介

院長:大塚 佳子

こんにちは。にじの空クリニック、院長大塚佳子です。
 精神科、心療内科をお探しでしょうか。まずは当院の紹介をいたしますね。船橋駅北口から徒歩2,3分、ビル6階にある小さなクリニックです。医師はわたくし一人。女性です。
 専門はこれ、といった特別な治療はしていませんが、ちょっとした心身の不調から、ご家族や夫婦の悩み、子育ての悩み、仕事上での人間関係の悩み、そしてご自身についての悩みなど、幅広く請け負っております。「こんなことでいっていいのかな」と迷われず、まずはお気軽にご相談ください。20代前後のお若い方から、90代の方まで拝見しております。
 通院は1回で済んでしまう時もあれば、年単位で通院することになるかもしれません。ときたま困ったときだけいらっしゃる方もおられます。もちろん、より専門的な施設が適切であれば、紹介させていただくこともあります。問題がすっかり解決しなくても、付き合い方がわかり、気持ちが楽になることもあります。絶望しないで、一緒にできる限りの方法を考えていきましょう。このクリニックが、マラソンの伴走者のような、登山のガイドのような存在になればいいなと思っています。医療という「治療」の場であるとともに、皆さんが持っている、自分自身を治す力を引き出せるような「癒し」の場所でもありたいと願っています。ちょっと立ち寄ってみる気持ちでご予約ください。
 では、診察室でお待ちしていますね。

 2021年7月旧北林医院分院から移転し、医院名も変わりました。ひきつづき地域の精神保健に、ささやかながら力になりたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

経歴

岡山県出身 平成4年東京女子医大卒業
同病院精神神経科入局、武蔵野赤十字病院精神科、みやざきホスピタル、宮本病院 東京都女性相談センターを経て、平成13年より当医院勤務
現在都内児童相談所「児童虐待カウンセリグ強化事業」嘱託医

《所属学会》
日本精神神経学会
日本トラウマティック・ストレス学会
日本子ども虐待防止学会

《扱える疾患》
気分障害・不安障害・睡眠障害・統合失調症・大人の発達障害・身体症状など
・依存症の診察はいたしますが、より専門性の高い施設をご紹介することがあります。
・自殺念慮の高い方は、大変残念ながら当院ではお引き受けかねます。入院設備のある精神科の受診をお勧めいたします。
・18歳以下の方の診察は他の児童精神科施設をお勧めいたします。どうしてもお困りの時はご相談ください。
・認知症が疑われる方は、CTやMRIなどの検査ができる「物忘れ外来」のある病院の受診をお勧めいたします

home基本情報

施設名 にじの空クリニック
診療科目
  • 心療内科
  • 精神科
対応疾患
  • うつ病
  • 双極性障害(躁うつ病)
  • 統合失調症
  • 不安障害
  • 発達障害
アピール
  • 土曜診療
  • オンライン予約(初診&再診)
  • 完全予約制
  • 女性医師在籍
  • 駅徒歩5分圏内
  • クレジットカード決済
電話番号 0474240287
住所 〒273-0005
千葉県船橋市本町6丁目2-20
ゼブラ船橋6F
HP https://nijinosora-clinic.com
ブログ 無し
SNS 無し

questionよくある質問

  • 初診・再診共に予約制となります。当院では時間帯予約制を導入しております。
    インターネット・お電話のどちらでもご予約は可能ですので、受診の際は必ずご予約をお願いいたします。
    なお、初診時のカウンセリングのご予約はお取りできませんので、ご了承ください。
    予約が空いていないけれども緊急でかかりたい場合は、お電話にてお問い合わせください。

  • 初診は30分以上おかけいたします。
    再診はそのときのご相談の内容によって、5分から15分ほどかかることが多いです。

  • 予約制ですが、診療時間内であればお電話でお問い合わせください。
    診療時間外での急な対応は、大変申し訳ないのですができない場合もございます。
    もし、自殺の可能性、他人を傷つけるような可能性が高いときは、措置入院、医療保護入院の対象になりますので、警察に対応していただくことをお勧めいたします。
    できるだけそういうことにならないように、外来であらかじめご相談いただき、落ち着かないとき、不安定なときの対策を話し合っておきましょう。

  • 残念ながら当院では入院施設がないので、ご紹介することになります。急に入院が必要な時は、入院受け入れ可能な病院と交渉して、当日受け入れてくれる病院に紹介させていただきますが、なかなか当日入院が難しいのが現状です。病院が決まるまで数時間かかるときもありますし、大変遠方の病院になることもあります。できるだけ、早めにご相談いただくことが、ご負担にならないと思います。

  • 転居などの理由以外に、他のドクターにかかってみたい、専門治療を受けたいときは、ご遠慮なくおっしゃってください。精神科は他の科に比べて、治療方針や病気の考え方が、医者によってずいぶん異なることもあります。患者さんとの相性なども、よくなるのに大事な要素だと思っております。どんな理由でも紹介状はお書きします。もし他の医院に行っても、のちのち当院にもどっていらっしゃるのも全く構いません。ご自分がいちばん安心できる環境で治療なさることが一番大事なことです。

  • そういうときは「自立支援医療制度」が使えるかどうか、相談してください。精神による疾患で、通院医療が継続的に必要な方の医療費(薬剤費も含みます)の自己負担分を公費で負担する制度です。この制度を利用すると自己負担分は原則1割となります(生活保護の方は、自己負担分はありません)。なお、自己負担額の軽減措置として、所得や疾病の状態に応じて、ひと月あたりの自己負担額に上限が設けられることがあります。

  • 3割負担の保険で通常の診察であれば、初診料、診察料その他含めて、3000円程度です。
    それに採血などが加われば、さらに1500円程度追加になります。合計で5000円程度になります。

  • やっています。ただし、セカンドオピニオンは保険がききませんので、料金は11,000円(税込)となります。

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