依存症について、知ってますか?②

はまる仕組み①

認められる、繋がる、喜びがきっかけとなる

初めてのお酒は、美味しいものじゃなかったなあ

だけど…みんなと話したり騒いだことは楽しかった…寂しさを忘れられた

体験を通して、誰かと一緒に出来事を共有できたこと→仲間意識

仲間として認めてもらえた→居場所が出来た

人に評価され、楽しかった

この時、社会的な報酬を体感します

あの時は楽しかったなあ

もう一度味わいたい

お酒の味は好きではないから、いつでも止められるだろう

もう1回くらいいいだろう…

ここから、社会的な報酬から薬理作用による報酬に変化していきます

楽しかった体験を求めて、アルコールや薬物を繰り返し使用することで

次第に、薬物やアルコールそのものの効果に依存していくようになります

はまる仕組み②

入り口は、人と繋がる喜びであったものも、ずっとその状態を維持することは出来ません

それに、のめり込めば人との繋がりは絶たれやすくなります

これさえあらば、これさえ出来れば…

自分のメリットだけが見えて、デメリットに気がつかなくなっていきます

【それ】が最優先になる

それをすること、それを得ることが優先されていきます

大切なものの順位が変わっていきます

それを何としてでも、手にいれたい…!

それでも「まだ大丈夫」と否認してしまう

やめようと思えばやめられる

ただ、好きなだけ

病的な自覚は、今の時点でありません

2次的な問題の発生

健康状態に影響がでたり

学校生活、仕事に支障を来たし始めます

借金などの大きなトラブルも出始めてきます

「それ」を続けるために嘘をつく

身近な人に嘘をついてでも、それを没頭してしまう

お金をなんとか用意しょうとしてしまう…

周囲の人との関係の悪化

→度重なる嘘、借金に周りは振り回されてしまいます

徐々に孤立していって、「それ」を続けさせてくれる人と付き合うようになっていきます

周りの声が煩わしい

もう繋がりを断ちたい…

より一層「それ」にのめり込んでしまう

支えを失う

また、自分から関係を断ってしまう

ますます「これしかない」「これさえあれば…」深みにハマってしまいます

きっかけは、小さなこと誰にでもありえるということ

もしも依存症を疑ったら

依存症は病気の一つで、適切な支援や治療を受けることが重要です。「(家族や知人、自分が)依存症かもしれない」と思ったら、保健所や精神保健福祉センターに御相談ください。依存症について正しい知識と理解を持つことが、当事者の方を支援や治療につなげる一番の近道です。

 依存症の治療

依存症の治療には個別の精神療法や認知行動療法的な考え方に基づく集団精神療法や自助グループへの参加などがあり、アルコール依存症では薬を使ってアルコールへ対処します。しかし、これらは依存症に対する特効薬となるものではありません。ご本人にあった治療方法で治療を続けることが重要です。

近くの保健所やメンタルクリニックなど相談することも必要です

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