医療法人社団四季の会 さくらの木クリニック秋葉原

star主な特徴

  1. アルコール外来

    アルコール依存症は、「否認の病気」と言われています。
    周囲の目から見ると明らかに飲酒の問題が深刻化しているにも関わらず、当の本人は「自分はアルコール依存症ではない」「ちゃんと仕事はしている」「飲んで暴れるわけではない」「自分よりひどい人はいっぱいいる」「自分の金で飲んで何が悪い」「若い頃に比べれば酒の量はずいぶん減っている」などと反論や言い訳をし、自分がアルコール依存症であることを決して認めようとしません。
    これは「否認」というアルコール依存症の代表的な症状です。アルコール依存症が進行するにつれて、知らず知らずのうちに、アルコールがなくてはならないものになってしまっており(精神依存)、「お酒を止めなければならない」と認めることが怖くなっているのです。

    お酒の問題は、「近所にも親戚にも友達にも恥ずかしくてとても言えない」と思っているご家族は多いです。しかしお酒の問題を身内の中だけで隠蔽し、身内だけで解決しようとすればするほど、本人のアルコール依存症は進行していきますし、家族は崩壊していきます。
    回復するためには、外部の力を借りることが重要です。近隣の精神保健福祉センターや保健所に相談してみることも有効ですし、職場の上司や産業医の先生からの業務命令として、専門医療機関の受診を勧めるようなアプローチもいいでしょう。

    当院では、ご家族に対して、経験豊富な専門スタッフによる「アルコール家族相談」を行っています。本人が受診されなくても、相談可能です。
    また毎月1回(第3土曜日14時~16時)、「アルコール依存症家族会および家族教室」を院内で開催して(無料)、ご家族同士の情報交換や交流の場を作っていく予定です。
    詳しくは、お電話にてご相談ください。

  2. アルコールデイケア

    アルコールデイケアとは、日中の6時間( 月~土、10時~16時 )を、クリニック内で専門スタッフとともに過ごしていただき、レクリエーション療法、作業療法、調理教室、ビデオ学習会、映画鑑賞会、ヨガ・ストレッチなどのスポーツ療法、創作活動、断酒ミーティング、集団心理療法、就労準備トレーニング、社会奉仕活動、医学的講義、などを行う通院治療プログラムのことです。
    クリニックの中に留まらず、適宜、東京都内の名所見物や遠足、近隣体育館を借りてのスポーツ療法なども行います。

    アルコール依存症からの回復過程では、お酒のない日常生活のリズムを作ることが不可欠です。
    自宅に一人でいると、生活が不規則になってしまったり、いろいろと考え込んでしまい、不安感や孤独感が強まることがよくあります。アルコール依存症の場合、このような状態は再飲酒(再発)に直結します。毎日、デイケアに通所することで、日常生活の規則性、体力の向上などが計られ、社会復帰のための準備となります。
    また、利用者同士がともに交流することで、互いに友情が生まれ、社会復帰に必要な協調性や対人関係能力、コミュニケーション能力などを取り戻していくことが可能になります。
    このように当院のアルコール専門デイケアは、アルコール問題にて休職している方に対するリワークデイケア(復職デイケア)としての機能も有していますので、職場への復職を目指す方や再就職を目指す方にも、是非ご利用いただければ幸いです。

    当院では、秋葉原という交通至便な立地を生かし、下記のような方に、当院のアルコールデイケアを利用していただきたいと思っております。
    なお、アルコールデイケアの開設時間は、月曜日~土曜日(10:00~16:00)です。主治医と相談の上、週1日から週5日までの参加が可能です。

event_note診療時間

時間
10:00~16:00
10:00~17:00
10:00~18:00
18:00~20:00

location_on住所・アクセス

住所 〒101-0033
東京都千代田区神田岩本町1番地
清水ビル2F
アクセス・行き方 JR「秋葉原駅」(中央改札口)徒歩5分
つくばエクスプレス「秋葉原駅」(A1出口)
徒歩5分
JR「秋葉原駅」(昭和通り口)徒歩4分
東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」(5番出口)
徒歩3分
都営新宿線「岩本町駅」(A3出口)すぐ
JR「神田駅」(東口)徒歩8分

school院長紹介

院長:倉持 穣

当院は、2014年10月より開院しました心療内科・精神科の外来クリニックです。
うつ病、うつ状態、躁うつ病、不眠症、不安障害、パニック障害、職場不適応、重度ストレス反応、統合失調症など、心の疾患全般を診療いたします。

また当院は、都内でも数少ないアルコール依存症の専門外来・専門デイケアを併設し、アルコール依存症の方々に対する外来診療、断酒継続のための生活援助、社会復帰支援、自助グループへの紹介などにも力を注いでいます。

心療内科・精神科といいますと、いまだ偏見を持たれる方も多いかと思いますが、現代のストレス社会においては、どんな方でも知らず知らずのうちに、心の疾患に陥ってしまう可能性があります。現代の日本で休職される方の約7割が、うつ病を中心とした心の疾患であるとの調査もあります。特に気持ちが優しく几帳面で真面目な人であればあるほど、周囲からの期待に応えようと頑張りすぎてしまい、心の疾患に陥ってしまう傾向が強いように思えます。

当院は、このような心の疾患に対するメンタルクリニックとして、秋葉原駅(各線)徒歩3~5分、岩本町駅(都営新宿線)徒歩1分という、通院しやすい交通至便な地に開院いたします。週2回の夜間外来や、土曜外来も行いますので、働きながら通院することも可能です。

心療内科・精神科への受診に対して、ためらいを感じていたり、迷われていたりする方もいらっしゃるかと思いますが、心の疾患はそのまま放置しておくと、いつの間にか重症化してしまう危険性もあります。どんな小さなことでも構いませんので、ご心配なことやご質問などがありましたら、遠慮なく、お尋ねくだされば、お力になれるかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

経歴

昭和63年 東北大学医学部を卒業。 同年、東京医科歯科大学精神神経科医局に入局し、精神科研修を開始。
平成2年~4年 東京都立広尾病院精神神経科に勤務。精神科外来治療・入院治療に従事。
平成4年~10年 東京都教職員互助会三楽病院精神神経科に勤務。精神科外来治療・入院治療に従事。
精神科医長として、うつ病などの心の疾患で長期間休職している教職員の「復職支援プログラム」の立ち上げに参画。
平成10年~平成26年9月
柏水会初石病院(千葉県柏市)に勤務。 重度のうつ病や躁うつ病、発達障害、統合失調症、認知症など、精神科領域のあらゆる疾患の外来治療・入院治療に従事。また、アルコール依存症診療部長として、アルコール離脱せん妄に対する急性期治療、久里浜方式アルコール依存症教育入院、アルコール専門外来、アルコール家族相談などにあたる。
柏市保健センター「心の健康相談」「アルコール相談」嘱託医(15年間)。
平成20年より医局長。
平成26年 10月より、さくらの木クリニック 秋葉原を開院。

home基本情報

施設名 医療法人社団四季の会 さくらの木クリニック秋葉原
診療科目
  • 心療内科
  • 精神科
対応疾患
  • うつ病
  • 双極性障害(躁うつ病)
  • 睡眠障害
  • 適応障害
  • 不安障害
  • 依存症
アピール
  • 土曜診療
  • 19時以降診療
  • 完全予約制
  • 駅徒歩5分圏内
電話番号 0332553960
住所 〒101-0033
東京都千代田区神田岩本町1番地
清水ビル2F
HP http://sakuranoki-akihabara.com/index.html
ブログ 無し
SNS 無し
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