双極性障害の私の体験談と学びです。
visibility11 edit2025.10.24
突然ですが、私の体験を少しだけお話ししたいと思います。
私は双極性障害を発症してから、うつ状態の波があり、一人で外に出ることが難しい時期が続いていました。
そんな中、10月になってようやく心が安定し、思い切って一人で電車に乗り、映画館へ行くことができました。
その小さな一歩が、とても大きな自信になりました。
そのあと、1か月のあいだに3回も映画館へ行きました。
どれも楽しくて、嬉しくて、心が元気になる時間でした。
でも——その翌日、突然うつ状態になってしまったのです。
今振り返ると、「電車に乗って映画館へ行くこと」自体が、実はストレスになっていたのかもしれません。
嬉しい体験でも、心や体にとっては大きなエネルギーを使っていたんだと思います。
嬉しいことも、時にはストレスになる。
生きていれば、嬉しい出来事はたくさんあります。
妊娠、出産、入学、卒業、結婚……どれも本当に素晴らしいことです。
でも実は、それらが知らないうちにストレスになっていることもあります。
私もそうでした。
嬉しいことがあると、気づかないうちに「休む」ことを忘れてしまうのです。
「せっかくだからもう少し頑張ろう」「今のうちに動こう」——そんなふうに思ってしまって。
「嬉しい時こそ、休む」
ある日、支援してくれている方にこう言われました。
「嬉しいことがあっても、ゆっくり休むことが大事だよ」
その言葉にハッとしました。
嬉しい気持ちは悪いものではないけれど、
そのあとにちゃんと休まないと、心が追いつかなくなることもあるんですよね。
”Happyのあとでも、ひと休みを”
嬉しい、楽しい、Happyなことがあったときでも、
「よく頑張ったね」と自分をいたわる時間を取ってほしいと思います。
私も、今は楽しい日があった翌日は、ゆっくり過ごすようにしています。
それが、次の「Happy」につながる力になるから。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
無理せず、嬉しい気持ちも休む時間も、どちらも大切にできますように。
あなたの毎日が、少しでも穏やかで優しいものでありますように。