だいなそーの日記『高校の卒アルを初めて開いた』
visibility84 edit2023.11.27
懲役3年とでも言うべき高校生活を過ごした私は卒業記念品のマグカップは校門に叩きつけて割り、制服は燃やして捨てた。そんな私だから卒アルは一度も開かなかったし、本当は卒業式の日に教室のゴミ箱に投げつけたかった。持ち帰ったのは、いつかこんな日があったと笑い話をしながら開きたかったからだ。
そんな卒アルを開く瞬間が今日急に訪れた。
彼女とお互いの子どもの頃からの写真を見返すという流れになったからだ。
殆どの生徒から容姿をバカにされていた当時の写真を見るのはとても怖かった。しかし今見ると目は死んでいるがそこまで酷い顔でもない。一緒に見ていた彼女はいじめの主犯格と見比べ「嫉妬されてたんじゃない。」と言ってくれた。気を使っているのだろうが当時の自分が少し救われた気がした。
彼女の写真はどの時代も確固たる芯を持つ人間特有の自信に溢れる表情をしていた。私にはないものだからとても憧れる。
そんな私は小中では生意気そうな田舎の子ども丸出しの顔で大学の頃はDQN丸出しのような表情をしていた。これからどんな顔になるのだろうか。
今日こんな体験をして高校時代の私に伝えたいことが2つほどできた。1つは「自殺を踏みとどまってくれてありがとう。」もう1つは「もう少しだけ耐えれば楽しいことが沢山待っているよ。」だ。
読んでくれた人へのメッセージ
今日も1日お疲れ様でした!
明日もゆるくがんばりましょう!
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