テケトの日記『添加物』

食材を買い出しに出掛けるとわかりますけれども、多くの加工食品に様々な添加物がされていますわね。
中には添加物が無い素朴な商品もあるのですけれど、そちらは多少値が張るように見えますの。添加していない分だけ費用が掛からない筈なのに不思議ですわよね。
ポテトチップスを買って食べると美味しいですわ。ただどうも満たされなくて食べ過ぎたりしてしまいますの。同じ味だと飽きたりもしますわね。
でもじゃがいもを買ってきて切って揚げればポテトチップスになりますの。とても美味しく揚げるには好みの厚みだったり揚げる温度ですとか時間を調整したりお塩の加減を調整したりと試行錯誤が必要ですわ。でも、そんな試行錯誤は楽しいものですし傍からは失敗のように思える物でも満足出来ますのよ。満足できないから食べ過ぎてしまうのですから、身を滅ぼすほどに食べ過ぎたりはしませんし飽きたりもしませんの。

銀色に輝く月の方が言っていましたわね。
人の人生まで味わい尽くしたい、と。

それを真似しますと、人の感情というのは食べたり食べられたりしてお互いに味わっているものだと思いますの。
それは甘かったり辛かったり、酸っぱかったり苦かったり美味かったりもするのでしょう。そして、社会の中で添加された添加物の味もするかもしれませんわね。

添加物が好きな方も居ますわ。
でも素朴なそのままの味が好きな方も多いのではないかしら。
そしてそんな味だからこそずっと飽きないでいられる。
それはいつまでも完成しないからこその味ですわね。
そんな相手の本来の味。感情という素材の味を引き出せて調理できる方は名のある料理人になれるのではないかしら。

料理人と言えば、一説には3つの刃というものがあるそうですの。
理髪業者・料理人・仕立屋の職業は各地で必要とされるそうですわ。
これの真偽はともかくとして、理髪業者・料理人・仕立屋を置き換えますと、

人の感情を整え
本来の感情を引き出し
外からの感情から守る術を与える

そんな人はこれからも世界中で求められるのではないかしら。

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