テケトの日記『君を探す旅 後編』

(今回も物語をイメージしたので口調を変えておりますの)

君は強がってみたね
輝きに圧倒されながら
言葉にならない感嘆を漏らしたのに

世界が鮮やかになったね
道端にある輝ける生命の息吹
夕から夜へと変わる空の色
見えなかったものが見えて
心躍っていたね

真似しようとしたね
遠い場所に感じる輝きに
そうすれば近付けるのかと
勇気を出そうとして
逃げ出していたね

合わなかったね
輝きは輝きだけのもの
君の心は違うとだけ語って
これでは近付けないのだと
怒って目元を拭ったね

君は空を眺めていたね
輝く太陽
輝く月
輝く星々
感謝の祈りを捧げていたね

君は祈りを捧げた後
ずっと手を眺めていたね
手のひらには集めた欠片
幼き日の姿を求めて
淡い記憶を寄せ集めて出来た小さな実

   続く

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