こぶこぶの日記『精神病で昏迷状態になったときの話』

29歳に統合失調症になり、家で全く眠れなくなり頭の中で人の声が鳴り響く毎日。やがて、意識がなくなり、普通がわからなくなった。
意識が病気に飲み込まれて、夢をみた。それは今の人生とは全く違う人生を見ることがあった。私は発達障害がありいじめがあったが、夢では中学生時代に戻っており。いじめを受けることはなく、友だちにも恵まれていたようだった。「先輩」と言われ、一緒に帰ったり部活の帰りに飲み物を買って帰っているようだった。後輩にも慕われており、すごく幸せな時間だった。
「ああ、ここがいいな」と思った。ここですごく過ごしたい。やがて、自分の経験してきたことが夢のように感じて、病気が見せる夢が現実だと感じるようになった。
夢の中で鶏がおり、透き通った声で現実に引き戻す声が聞こえた。「お前の人生はそこじゃない」とその声で我に返った。「そうだ、私はこんな人生じゃなかった」と思うと世界が怨嗟の声で満たされ、その世界は崩壊した。
多分、精神病で昏迷状態になっている人は病気によって幸せな世界を見せられ現実の世界と夢の世界が分からなくなっている人だと私は体験を通して分かった。

star今日よかったこと♪

昏迷状態は病気がそうさせてると思ってほしい

favorite読んでくれた人へのメッセージ

精神病の人はすごく今増えている。中でも統合失調症はうつ病、パニック症などを複合した精神疾患であり、治療が長期にわたる。身の回りで精神病の人がいたら優しく見守ってほしい

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